笹生優花(さそうゆうか)という19歳のゴルフ選手が全米女子オープン選手権で優勝したと大騒ぎ。
別にゴルフに興味はないので、これ一色になるというのは日本社会の「今そこにある危機」から目をそらすためと思われる。
尾身会長が反撃に出た。このまま政府に遠慮しているとすべて自分のせいにされて菅は逃げ切るつもりになっていると気が付いた。
すべては政治のトップである菅の責任だ。その自覚もなく逃げ切ろうなんて浅はかにもほどがある。
コロナは収まらないのにこれ以上人流を増やすことになる「オリンピック」をやろうなんて正気じゃない。
もっと早くにIOCに「できません」と言えばよかったのだ。それでもやると言うなら「どうぞご勝手に。その代わり協力はできません」と申し入れするぐらいでなければ非常時のトップを務める資格はない。
何か70年前の敗戦を決断できなかった軍部と政府の感じにそっくり。あの時は戦争を始めた責任者の昭和天皇がいたが今はそうした「御聖断」を仰ぐ相手がいない。
東日本大震災の時の原発事故に対して自民党特に安倍晋三などが民主党政権を批判するが、安倍にそんな資格はない。では自民党政権がもっとちゃんとやれたのかと言えばそんなことはできなかったはずだ。
中国批判の前に日本は自分の頭のはえを追え。
何かというと「共産党一党支配」だとして強権体質を強調するが、自民党やりたい放題支配を許している日本はどうなんだ。
ところで中国の特に若い人達の間に疲れが広がり始めていて、政府が危機感を持っているという。
私は現在の中国事情はよく知らないが、大都市では皆豊かになっていて、人を押しのけてまでという上昇志向は薄れているようだ。
これは古代ギリシアやローマの時代から繰り返されて来たこと。
世界中が覇権を手にしようと軍事増強で争う必要のない世の中になるほうがいい。
中国人は日本人より元気がいい民族かと思っていたが、みな平和で穏やかに暮らしたいのだ。
私はアングロサクソン系の方がよほど野蛮で好戦的なDNAだと思っている。
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