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木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

参政党は国民の期待に応えられる政党ではない

2025年07月21日 | Weblog
参議院選挙、自公過半数割れ。
だが喜んではいられない。「参政党」という自公より右寄りの毒饅頭のような党が躍進。
日本の普通の人たちは政治や宗教へのリテラシーが足りない。学校教育がこうした教育を避けてきたせい。元々は戦前の軍国主義教育からの反省から腫れ物にさわるようにしてきた。どの政党や宗教を信じるかは個人の自由だが、政治や宗教の知識は教える必要がある。歴史や宗教や哲学の授業は高校へ行けばかなり詳しく教えられる。そうして社会に送り出すべき。
長い目でみれば「維新」と同じで「参政党」などその軽薄な主張は徐々に飽きられるとは思うが。
今や自民党は農業者や自営業者に目配りする党ではなくなっている。明らかに変わったのは小泉政権からである。小泉は突然のように「郵政民営化」を叫んだ。人々はその意味することを考えることもなく小泉の勢いに呑まれた。その意味では彼はうってつけの政治家だった。彼はじっくり考える政治家ではない。おそらく本を読んでじっくり考えるタイプでは全然ない。慶応大学をエスカレーター式に卒業しただけで基本的知識は何もない。その点では学歴のないことをコンプレックスにしていた田中角栄とは全然違う。田中は自覚していたからこそ官僚よりも知識を読み込んでいた。しかも庶民の感じ方もわかる。世襲ではなかったからこそ賛否両論あるだろうが、稀代の政治家として名を残している。世襲と官僚出身者の党になった自民党は党として終わっている。但し参政党はその代わりになる政党ではない。
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