右翼政党になった自民党
自民党の総裁に再び安倍晋三が選ばれた。
しかし立候補していた誰が選ばれても自民党が右翼政党にこの20年で変わったことに違いはない。
今回の総裁選の期間、NHKは7時のニュースで長々としかも毎日この様子を報道した。聞くに耐えない空疎な叫び声にたまらずチャンネルを変えることもあった。
自民党総裁選など時間を割いて報道しなくていい。
つくづく自民党の政権党としての役割は終わったと思った。人材が払底している。
定見なき国会議員の削減には反対だが、この連中は追放したい。もう少しまとまな見識のある政治家足りうる人間はもうこの日本にはいないのか?そんなことはないと思いたいが、悪しき選挙制度がそれを阻んでいるのか。
日本による尖閣諸島の「国有化」に中国の怒りは続いている。
石原が好き勝手をしている東京都などが買い取るよりはこの方が問題をこじらせないで済むのではという日本側の考えは相手に通じなかったか、それとも通じないフリをしているのか。
一方韓国が実効支配している竹島近海では、両国どちらもが操業できる共同海域でも韓国の力が強く日本の漁船は締め出しを食っているという報道があった。
こういう状態は今に始ったことではないのに、この点で日本の政治家、特に島根選出の国会議員が積極的に動いてきたようには見えない。
青木幹雄、竹下登、それを継いだ弟の亘、自民党の官房長官をやった細田某など永田町政治と地元へ公共事業を引っ張ってくるのに忙しかったのか。
資源を守るために休漁期を設けているのだが、韓国漁船はこれを守らず、密漁などが発見されると、網を切って逃げるので、その後始末をするのは日本側と嘆く声もあった。
こういうことをしていると漁業資源はやがて枯渇し、ますます奪い合いになって、どちらの漁民にとっても損なのだから、竹島がどちらのものかという以上に漁場を守る交渉を続けていかなくてはと思うのだけれど・・・。
住むに価しない島の領有権だけを争うのは馬鹿げている。海の魚は回遊して存在するのだから、人間どもが決めた領海など関係ないはずだ。
東日本大震災関連の復興予算19兆円が直接復興に関係ないところに回っているという報道があった。狡猾な官僚組織の仕業だ。
戦前、無能・無力な政府・政治家を抑えて暴走したのは帝国陸・海軍だったが、今それに取って代わるのが中央の各官僚組織か。
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