保津川下りで船頭さんが犠牲になりました。
私は天竜下りと最上川船下りの経験があります。天竜の方は職場の旅行で夏でした。日差しが避けられないので暑くて早く降りたいと思いました。最上川の方は5月で屋根のついた屋形船だったので、途中で島に寄ったりしてこれは快適でした。芭蕉の「奥の細道」をたどるカルチャー講座の旅でした。もうこれから船下りをすることはないと思います。観光とはいえ、ぎりぎりのスリルを求め、船を操る側もお客さんを楽しませたいという気持ちがありますから、でも何がいけなかったのか検証して出直してほしいですね。
大谷選手は感じのいい選手ですが、私は特に野球に関心はないのでワイドショーがこれ一色だと仕方ないので「放送大学」を見てました。「徒然草」と「方丈記」、前にも投稿しましたがよかったです。
中世の貴族でもなく武士でもない知識人の随想。鴨長明の方は下賀茂神社の神官の息子で最高位に出世する希望は持っていたようですが、そうはなれずにごく質素な庵に住んで歴史を見つめたというところでしょうか。こういう場合、便所や顔を洗ったりするところは外でしょう。食事はどうしたのでしょう。下男みたいな人を雇って運ばせたのでしょうか。源氏物語では家来の惟光がそうした差配をしたので主人公の源氏は何ら不自由はしない。何しろ天皇の息子ですから。女と通じ合うことだけ考えていればいい。だから夕顔が突然気を失ったらどうすこともできない。人間として自立できていませんね。
「徹子の部屋」で、バイオリニストの葉加瀬太郎が23歳で高田真由子と知り合って、24歳で通帳を預けたと言ってました。真由子がいなければ彼は何もできない。猿回しのサルと一緒。
葉加瀬太郎はともかく人間は自立しないと一人前とは言えませんね。
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