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木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

衆議院解散でできる政権は右翼・新自由主義連合政権なのか

2012年11月15日 | Weblog

年内衆議院解散が決まったようだ。
あれほど首相の座に執着していたかのように見えた野田だったが・・・。
ここで改めて各政党の立ち位置を考えてみると、
自民党は安倍を再度総裁に選んだ時点で、極右の政党になった。そして徹底した新自由主義者をも取り込んだアメリカの共和党と同じで、政権を握ったら95パーセントの国民を不幸に陥れる政党だ。
95パーセントとしたのは、日本の富裕層は400万人ぐらいはいるらしいので・・・。
自民党と連立を組んできた公明党という党は実に不可解な存在だ。
なぜならその支持母体である宗教団体の「創価学会」の信者達というのは経済的には下層、社会的には差別を受ける未解放出身者や在日朝鮮・韓国人等が多いというのに。
かつては「平和と福祉」の党を掲げていたが、今はどう取り繕ってもそのカケラも見出せない。
よほど権力機構に弱味を握られているのだろうと勘ぐるしかない。
第三極だとマスコミがはやしたてている石原や橋下は第三極に価しない。
彼等は自民党と一緒。極右と新自由主義者の集まりでしかない。多くの国民がマスコミの誘導のままにこの連中にだまされないようにと祈るのみだ。
さて民主党だが、09年の総選挙で「国民の生活が第一」という社会民主主義的な政策を掲げて圧勝したが、その中心的役割をになった小沢一郎を追放し、松下政経塾に乗っ取られてしまった。
これは松下政経組の最初からのミッションだったという気がする。
野田や前原は民主党が解党しても崩壊しても平気なはずだ。
選挙後は自民党や石原・橋下と大連合を組んで、政権を握ればいいのだから。
そしてただただアメリカの言いなりに日本国民を不幸に陥れていく。それが彼等のミッションなのだ。
TPP参加・オスプレイの日本全土への配備・原発再稼働・消費税増税。
野田は「衆議員の定数削減」をまるで、最緊急課題のように叫んでいたが、何度でも言うが、身を切るというのなら「政党助成金の廃止」だろう。
安倍を始めとして右翼政治屋は「日本国憲法はアメリカに押し付けられたものだから日本人の手で新しい憲法を」などと言うが、アメリカの言いなりになることで権力を握り、生き延びてきたくせに憲法だけ「自主憲法」を言うのは全くの自己矛盾だ。
不幸のどん底に落ちて気がつく。70年前と同じ行程が今ここにある。

コメント
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