厚生省元事務次官夫妻ら襲撃事件。
「犯行声明」などもない不気味な社会不安をあおる事件だが、事件の実相が少しずつ明らかになるにつれて、周到に準備された、武闘に慣れた者のしわざに思えてきた。
何か謀略の匂いも感じるのだが、これはインターネット情報の見すぎか。
世の中、麻生総理の「迷発言連発」で、自公政権もいよいよ行き詰まり感を濃くしてるし、だけどこの政権に生き延びて欲しいと思う勢力もあるはずで、世の中をかく乱するために、「年金問題等」で、国民の不信を買っている厚労省をターゲットにした、と思うのは考えすぎか。
現役の官僚ではなく、元次官(年金問題のエキスパートだったというが)が狙われたというところに、「世の中かく乱」目的を私は感じてしまうのだが。
戦後まもなく、国鉄をめぐる怪事件が次々に起こり、無実の人が捕まえられたりしたが、結局どれも霧の中で解決を見ていない。それらを思い起こしてしまう。
佐々淳行という、1972年の連合赤軍「あさま山荘篭城事件」の指揮を取ったことで知られる元警視庁?幹部が、ワイドショーでした発言は聞き捨てならなかった。
「これからは、市民も自分の身は自分で守るという意識をしっかり持って、自主防衛につとめなければならない。警察や消防の手が回らない分を自警団のようなもので、監視を強めなくては」と言ったのだ。
「そら、来た」と思った。そんなことのためにわざわざ事件を起こすとは考えたくないが、人の命が奪われているのだし、だけど、権力を維持するためには何でもする、というのがこの世の支配者の論理だ。
だって、間違った方法だが、もし政治のあり方に義憤、公憤を持って事件を起こしたのなら、まず向かう先はは厚労省じゃなくて、財務省でしょう。
事件の犯人はなかなか見つからないか、たとえつかまえたとしても、背後は闇の右翼政治結社の構成員かなにかで、それで「一件落着」になるのでは・・・。
麻生総理の「漢字の読み間違い」が問題になっているが、以前にも書いたように、総理は読み書きが苦手なのでしょう。
マンガのセリフにある漢字にはすべてカナがふってあるそうだけど、そうだったけ?この頃マンガ読まないので・・・。
だけど、踏襲とか未曾有とか、こういう言葉はまずマンガのセリフには出てこない。
それにこれらの言葉すごく難しくないですか?こんな漢語は一般の人も日常的には使っていない。これらを好んで多用するのは、役人ですよ。
昔から、役人は「文字を独占」して、民衆を煙に巻いてきた。わざとむつかしい言い回しをして。法律の文章なんて、もっと日常的な平易な文章に変えるべきです。
そうすると、いろんなことがわかってしまって、国民が言うこときかなくなりますけどね。
総理は官僚が用意した原稿を読むだけだから、それこそ頻繁に読み間違い、と言うより読めないわけ。
麻生氏は「踏襲」という言葉を過去に何度も間違えて読んでいるのに、誰もそれを指摘してやらなかった。
きっと蔭で「あいつ、こんな漢字も読めないんだぜ。今度はどんな漢字で恥かかせてやろうか」なんて、役人達が遊んでいた気がする。
麻生太郎と言う人は、政界にデビューした当時から、いや創業家の長男として、社長を務めていた時から、「とんでもない奴だ」ということはみんな知っていた。
それなのに企業のトップになり、国会議員になり、大臣を務め、党の幹部になり、遂には総理大臣になってしまった。
なーんでか。祖父が偉大な?首相であり、そして大金持ちだからだ(大金持ちになるにあたっては、これまた祖父や父が植民地時代の朝鮮の人々や資源を我が物として食いものにしたのだが)。
自分の能力で果たしたことは殆どないといっていい。
でも家族には恵まれてますね。息子も娘も麻生さんに似ないで「読み書きは得意」なようで、息子さんは慶大卒、娘さんにあっては現役東大生だそうですから。
奥様もすごい。鈴木善幸元総理の娘だけど、「麻生太郎」と結婚するとは、いい度胸だ。姉御肌なんでしょうね。「私が何とかしなきゃ」の口ですね。
何も知らずにではなく、全てを知っていて結婚したのでしょう。
奥さんや子どもに「漢字の読み」教わればと思いますが、これがダメ。教えてもらってもすぐ忘れてしまいますから。その場でカナふらないと。ホント苦手なんです「読み書き」が。
でもこれで政治家は困ります。「政治は言葉」ですから。