東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

頼み事は、忙しい人に

2015-08-19 | 失敗の気づき
何かの頼みごとをする場合、忙しい人と暇な人がいれば、忙しい人にお願いする方が確実に物事が進みます。何しろ、忙しい人は自分自身の宿題を増やさないために、頼まれごとをすぐさまこなしてしまうからです。

しかし、注意しなければならないのは、忙しい人かどうかを見分ける判断基準です。実は、「忙しい」が口癖の人ほど、自分を忙しく見せるテクニシャンだったり、頼まれごとの逃げ口上に使ったり、仕事が遅いだけだったりします。仕事が遅い人は、仕事の段取りや要領が悪く、ムダな時間が多いから「忙しい」を連発するようになります。

本当に忙しい人は、「忙しい」という言葉を連発しませんから、その見分け方に注意しましょう。