東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

麺の強者

2014-01-09 | 初体験の気づき
私は麺類が大好きで、家内からお昼は何が食べたいか尋ねられると、必ず麺類を注文する。しかし、私の好きさ加減が中途半端であることに気づいた。私よりも何倍も麺にこだわる人を見つけたからだ。

彼は、初めての店に入って注文したラーメンがまずかったために、半分残して店を出たらしい。私もその店は経験があり、まずいとその時思ったが、一応全て食べてから店を出た。味のまずさ加減をアピールするよりも、空腹を満たすことに主眼を置いた結果だ。したがって、私には麺王の看板を上げる資格はない。

振り返って思うに、このラーメン店の店主、結構味にこだわって研究したものと推察される。しかし、彼の味覚と我々の味覚は全く合わなかった。果たしてこの店主さん、自分以外の味覚に尋ねたことがあるのか。通常は新商品発売・あるいは開店の前に、一般消費者の感想を尋ねるのだが、この方は自分の味覚を信じて何もしていないのかもしれない。