東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

弱ってきた記憶力

2012-01-14 | 失敗の気づき
昔と違って、とみに弱ったのが記憶力だ。例えば、講演しているとき、私の弱点でもあり強みでもある「話の脱線」において、もとの話に戻りにくいときがある。脱線すれば、いずれは修復してもとの話に戻らなければならない。しかし、記憶力が弱ってきた最近は、ときどき脱線修復に手間取る。

あるいは、当日の服装選びにも影響している。私のスーツはデパートで買うが、そのときは、頼りにしている「私が勝手に選任したスタイリスト」にスーツ・ワイシャツ・ネクタイを選んでもらう。ところが、その組み合わせを最近は忘れだした。困ったものだ。

しかし、記憶力が弱くなることは、不幸ばかりの集合体ではない。いいこともある。例えば、大きな失敗をしても、楽しくない思い出はすぐに忘れられる。こういう便利さもあるのだから、世の中は公平に出来ている。