東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

あら探し

2009-07-03 | 雑談
あら探しという言葉は、雑な部分を探し出すことから「荒探し」と思いがちですが、そうではありません。「あら」とは魚の骨周辺にこびりついている肉の事を呼ぶそうです。実際には、骨周辺の肉が離れてしまった状態を「あら骨」といい、それの略語が「あら」。それが転じて「旨味の残っていない状態=残り物」ということから「欠点」「落ち度」などの意味になり、そこをワザワザ探し出すことを「あら探し」と呼ぶようになったそうです。

落ち目の自民党は、総選挙で勝つ目安も無く、ただひたすら競合者のあら探しをしているように感じるのは、私だけでしょうか。自民党も民主党も大差ないだけに、私としては、残念な今日この頃です。

江戸川柳で、「女同士どこかしら あらを見出し合ひ」というのがありますが、女性は同性の長所を褒めることより欠点を探し出すことが多いと言うこの句。自民党と民主党に置き換えても使えそうです。