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東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

温めるべきもの

2017-03-10 | 経営の気づき
温めるべきものと温めてはいけないものを並べてみました。これは経営コンサルタントとしてのビジネスパーソンの皆様への助言です。

温めるべきもの・・・仲間のハート/活動計画
温めてはいけないもの・・・自分の椅子(椅子に座り続けることは行動力の弱さの表れ)

さて、抜けているものを埋めてみてください。

力量チェック

2017-03-06 | 経営の気づき
枕 ( まくら )とは、 落語 の本題に入る前にするお話のことです。 枕は、観客の聞く気持ち温めたり、これからする話の前フリをしておくなどの役割を果たします。 この枕が面白い落語家は話自体も必ず面白いはずです。

そして、この技術があらゆる折衝場面にも使える訳です。いきなり本題を切り出すよりも、場を和ませてこれから始まる難しい話をしっかり聞き取る気持ちになってもらう導入部分で、その人の力量も分かるのです。

問題を見つけて喜ぶ

2017-03-02 | 経営の気づき
問題が分かると急に色めく我々ですが、果たして問題が分かることは不安要素になるのでしょうか。いえいえ、問題が分かったという時点で解決に向かう一歩を歩み始めますので、これはめでたいことです。そのように前向きに考えることで、いつも前向きの楽しさを味わえます。

難しい意思決定

2017-02-22 | 経営の気づき
意思決定において、始めるのと継続するのはどちらが難しいでしょうか。多分、継続するのが難しいと答える人の方が多いでしょうね。事業経営にしても、事業を興すよりも継続して続ける方が難しいです。

では、始めることと続けること以上に難しい意思決定は何でしょうか。それは、止めることです。してはいけないことを習慣的に続けていることを止めるのは、途方もなく難しいです。事業経営にしても、赤字経営の部門を撤退するかどうかの意思決定は非常に難しく、ついつい垂れ流し的に赤字経営を続けています。

いま

2017-02-04 | 経営の気づき
明日からではなく、今日から。今日からではなく、いまから。良いことは今すぐ実行しましょう。しかし、やる気のない人は、何故か出来ないことの言い訳がうまいのです。自分を正当化したいのは全ての人ですから。

言い訳の慣れている人は問題ありですね。

常に経営理念を念頭に

2017-02-02 | 経営の気づき
本来何事においてもベースになるべき経営理念ですが、ついつい忘れがちです。したがって、何を行うにしても経営理念に反していないか、理念をベースにした場合、この攻め方はどのようにすべきなのかと、いつも理念に戻る習慣が必要です。

ある会社で人事評価システムを作成する際、徹底的に理念にこだわりましたら、見事な評価システムが出来上がりました。理念は常にフィードバックし、離れてはいけませんね。今更ながらの体験談です。

段取り

2017-01-21 | 経営の気づき
段取り力とは、先を読む力。行動する前に、先読みをすることこそ、段取りの要諦といえます。先読みとは、どのように仕事を進めれば、早くて効率的かというのを先回りして、頭を使って考えること。特に重要なステップが最初です。

それは着地点を明確にするということ。着地点とは、どこを目指すのか、なにを実現したいのか、という仕事の目的です。その目的である着地点をくっきりはっきりイメージすることから、段取りがはじまります。

女性経営者の利点

2017-01-15 | 経営の気づき
小規模事業持続化補助金の申請書作成支援アドバイスを行ったときの気づきです。男性経営者に比較して女性経営者は話がよく脱線するものですから、周辺状況がよく分かります。したがって、申請書作成に記載すべき核心部分のストーリー作成がつくりやすいのです。

その点、男性経営者は脱線が少ないという裏返しのデメリットとして、周辺の情報が私に伝わりにくいのです。新規性・革新性・実現性などのストーリーのコア部分が見えにくいという難点からすると、男性経営者にも多くを語ってもらい脱線してもらう必要があるかと感じました。

経営理念の語り部

2017-01-05 | 経営の気づき
周囲の堅実経営の会社を見渡すと、全てがトップの熱いお人柄と経営理念を熱く語る共通点があります。従いまして、私もおのずと経営理念の大切さと周囲に語り続けることの重要さを説いています。

応援者が現れるほどの理念は、当然の自分のことよりも他者の幸せを願うものであり、利他の心が蔓延しています。

引き出される力

2017-01-01 | 経営の気づき
長年この仕事をしていると、相手様の力量によって、自分の力の発揮具合が変わるということに気づきます。簡単なケースとして、コンサル支援時のアドバイス提供でお示ししましょう。

あってはならないことなのですが、相手方の社長さんの力量に普段から敬意を払っている場合と、そうでない場合は、同じ質問にしても私の回答が変わるのです。尊敬している方に対しては、つい緊張と踏ん張りによって、レベルの高い回答案が出てくるのです。

あるいは、グループで協議している時、非常にレベルの高い協議が出来ていても、ある方が抜けると一気にレベルが下がる場合があります。これは、その方の発言力というよりも、その方が造り出す場の空気のようなものと関係があると思うのです。

私の弱点

2016-12-07 | 経営の気づき
私の仕事の弱点は詰めが甘いこと。それで、改善するために心がけていることは次の事柄です。

プラス思考もほどほどに
情報を過信しない
報告をしっかり取り付ける
途中経過を真剣にチェックする

成功者の条件

2016-11-13 | 経営の気づき
仕事柄多くの経営者と接しているため、成功している経営者の共通項を考えてみました。簡単に思いつくものは次の事柄でした。

人間的成長を求め続けている人
陽気でプラス志向の人
自分に対する自信と誇りを持っている人

常に明確な目標を持ち、それに向かっている人
他人の幸福に貢献したいという意識が強い人
良い習慣を持ち、更にその習慣を蓄積している人

将来の自分の成長のために自己投資に熱心な人
謙虚で、他人のアドバイスに真剣に耳を傾ける人
障害にぶつかっても、自分なりに出来る方法を考えて向かう人



働く意味③

2016-10-26 | 経営の気づき
家庭では自分の思い通りに行動できるのと異なり、会社では色々な規制があり思い通りにならないのが常です。ましてや、一般社員だと上司から色々な指示が飛びます。これらの他からの要請が、自分磨きに役立ちます。知識や技術のレベルアップを求められ、実績の積み重ねが要求せられます。ここで自己研さんしたり、会社での研修によって色々な力が向上します。

会社はまさに人間道場であり、収入を得るための手段でもありますが、仕事することの一番大きな意味は、知識・技術のほか、人間力までも向上させられるチャンスの場なんです。したがって、働かないと人間としての向上はないし、働くときの意識の持ち方によって、その向上力に差が現れるということでしょうか。

働く意味②

2016-10-24 | 経営の気づき
人事制度の改善に際し、社長とこんな話をしました。社員の皆さんは、働くことの意味をどのように考えているのでしょうね。私たちは、二つの意味を指摘しました。一つは、社会における分業の一端を担うという位置づけです。社会で色々な仕事を分担していますが、その分担した仕事の一翼を担うことによって、社会が成り立ち、正しく世の中が回っていくわけです。そして、大切なのは次回に述べる「人としての修業」の位置づけです。

働く意味①

2016-10-22 | 経営の気づき
いまある会社で人事制度の見直しをしています。そのしょっぱなに手掛けたのが組織風土診断。会社の色々な膿がみつかりました。そこで、根っこにある大きな問題として見えたのが、「会社と社員の歩むべき道が一体化していない」ということでした。したがって、このことを最大の課題として、解決のための仕組みを作っていきます。久々に大きなテーマに巡り合いました。面白い仕事になりそうです。