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2011年2月26日ダイヤ改正(5)

2011年02月16日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
「6番」と「6-1番」の延長を知らせる掲示など。

「6番」は、西新交差点から西新パレス前までの間が廃止となり、新たに、「鳥飼方面~西新四丁目~西南学院大学前~西南中高前~博物館南口~百道中央公園西口~百道浜クリニックゾーン前~福岡タワー南口」というルートになる(タワー南口は、TNC放送会館前の広場には行かず、表通りのRKB前が起終点となるとのこと)。

「6番」の(一部廃止を伴う)延長は、今後、西新パレス前行きとして運行できなくなるのを受けての措置だと思われるが(「25番」の区間便廃止も)、かつてのように循環して博多駅に戻っても供給過剰になるし、「25番」などと同じルートで福岡タワー(TNC)に行っても芸がないし…ということでこのようなルートになった…のかどうかはわからない(福岡山王病院から要望が出たのでは?などとも考えるのだがどうだろうか)。 

一方の「6-1番」は、博多駅から中央ふ頭まで路線が延長され(従来の博多駅起終点の便も残る)、中央ふ頭(博多港国際ターミナル)からキャナルシティ博多への新ルートということにもなる。
これまでの「80番」(天神→中央ふ頭の統一番号としての「80番」ではなく、中央ふ頭~市民会館前~天神~キャナルシティ~博多駅を運行する路線)は、天神経由であり時間がかかりそうだったため、それを補う意味もありそうだ。

昨年の「54-1番」の登場もそうだが、このような“始発から終点まで乗車することが合理的でない路線”が、今後ますます増えていくのかもしれない。

「6番」と「6-1番」のルートをイメージで表現してみた(あくまでイメージです)。
青が「6番」、赤が「6-1番」、太線は今回延長部分、黒は今回廃止部分である。

国体道路など、両者で共通する区間はあるものの(写真は「6番」と「6-1番」がともに通る「警固町」付近)、それぞれの対極の起点が延び、かつ、鳥飼地区だけでなく福岡タワー周辺においても「交わりそうで交わらない」という状況が生まれてしまうため、混乱回避のために「6-1番」はいっそ全く別の番号にしてしまったほうがよさそうな感じもする。

ちなみに、前回とりあげた「25-1番」のうち、動物園→貝塚駅の方向については、全区間「25番」として運行されるようである。
一方で、タワー発の「6-1番」のうち、中央ふ頭まで行かない博多駅行きは、赤坂三丁目を過ぎても「6番」にはならず依然として「6-1番」として運行されるようであり、このあたりの整合性のなさは相変わらずである。

この路線イメージ図、尻尾(中央ふ頭~博多駅)を振り上げている恐竜のようになった。
赤い眼は福岡市総合図書館もしくは福岡市博物館ということで…(笑)。
(つづく)

2011年2月26日ダイヤ改正(4)

2011年02月15日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
「25-1番」の新設を知らせる掲示。
「25-1番」は「貝塚駅~千鳥橋~築港口~市民会館前~天神~渡辺通一丁目~薬院駅前~薬院大通~教会前~動物園」という、往年の「300番」の東側の起点を「香椎花園」から「貝塚駅」に変えたルートである。
「貝塚駅」に「25番」以外の路線が通るのは、「85番」がなくなって以来だろうか。

従来の「25番」(貝塚駅~千鳥橋~築港口~天神~渡辺通一丁目~薬院駅前~薬院大通~桜坂~六本松~鳥飼~西新パレス前~地行~国立医療センター~福岡タワー南口TNC放送会館前)は存続するが、このうちの「貝塚駅~西新パレス前」の区間便が廃止となり、代わって「25-1番」が登場するという構図である。

都心部の均一運賃区間内をぐるぐると回りながら長い距離を走る「25番」だが、渡辺通一丁目から西側(西新方面)は、「9番」「10番」「15番」など、代替手段も多いことから、“遅れの回避などを目指してどこか半分くらいで切ることを考えたものの適当な折り返し場所がなかなかなく、いろいろと探していった結果、動物園にたどり着いた…”という感じにも見える。

浄水通り地区から天神に出るルートが、これまでの「56番」だけという状態から多様化するという意味ではよいのかもしれないが、「天神地区→動物園」という観点でみると、天神地区での動物園行きののりばが分散してしまうのがデメリットといえばデメリットと言えなくもない。
であれば、「貝塚駅~千鳥橋~築港口~市民会館前~天神北(貝塚駅行きのみ)~天神(協和ビル前・証券ビル前)~赤坂門~警固町~赤坂二丁目~筑紫女学園高校前新設)~桜坂馬屋谷~泰星高校前~動物園前」のようなルートも、「TMI」を高めるという観点からは面白かったのに…などと考えてしまう。
でもそうなると、番号ももはや「25番」の支線ではなく、全く別の番号にしないといけないかも。

なお、「25番」という番号は、福岡市中心部と東部地区(香椎、和白方面)を結ぶ「20番台」のひとつではなく、「1番」「5番」「8番」「10番」「15番」「20番」などとともに、もともとは市内電車代替バスの番号であり、「25」の「2」は「城南線・天神経由」、「5」は「貝塚駅行き」という意味である(10の位の「1」は「城南線・博多駅経由」、10の位の「2」は「城南線・天神経由」、10の位がないものは「貫線(現在の明治通り)経由」、1の位の「0」か「1」は「九大前行き」、1の位の「5」は「貝塚駅行き」を意味し、「1番」「5番」「10番」「15番」「20番」「25番」と、かなり体系的に番号が付けられていたが、このうち「25番」以外は原形をとどめていない)。

「25番」は、220円で長時間乗車できることから、試験勉強をしていた頃は、走る自習室として相当な回数利用した(笑)。
(つづく)

2011年2月26日ダイヤ改正(3)

2011年02月14日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
今回のダイヤ改正で、新たに「1番」が停車するようになる福岡市東区の「香椎参道」バス停。

「1番」は、「千早駅前~香椎参道~御幸町~香椎浜営業所~アイランドシティ中央公園前~照葉小中学校前~香椎照葉三丁目」というルート(全停留所記載)である。
JR&西鉄の千早駅アイランドシティ地区を結ぶ路線として試行運行している「快速」「直行」(千早駅前~留学生会館前〔直行は通過〕~アイランドシティ中央公園前~照葉小中学校前~香椎照葉三丁目。全停留所記載)が、ルートを変更したうえで本格運行に昇格ということなのか、それとも、ルートを変更したうえで試行の継続ということなのか、詳しいことはよくわからない(なお既存ルートも朝の数便のみ残る)。

昨年10月の「4-1番」の廃止により、アイランドシティ地区から香椎の市街地に行くことのできる路線がなくなってしまったため、今回「1番」が香椎参道を経由するのはその救済とみることもできる。
ただ、現在アイランドシティ地区と千早駅を約15分で結んでいるものが、新ルートだと20分程度かかるようになるし(香椎参道の踏切付近の渋滞を考慮したらもっとかかりそう。千早駅→照葉は、宮前駅前の新道経由にするという手もあったのでは?)、留学生会館前、香椎浜海岸通り、福岡運輸支局前など、アイランドシティ地区と千早駅の間にある「香椎浜地区」には相変わらず冷たく、香椎浜地区から千早駅への足としてはほとんど使えない。
「新路線」とはいうものの、なんだか渋々な感じが否めないのは私だけだろうか。

今回の「1番」という番号は、「香椎ローカル(東部地区ローカル)」(旧「2番」、「3番」、幻の「5番」)の中の一つという位置付けなのだろうか。
「1番」は、既に志賀島を走っているのだが、運行地域もかぶってないし、深くは考えずに“なんとなく”ということでよいのかな?
(つづく)

2011年2月26日ダイヤ改正(2)

2011年02月13日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
実は、1月末くらいから「2月26日 ダイヤ改正」「西鉄 2月26日」などのキーワードで検索してこのブログにたどり着く方がちらほら居たため、“2月26日に何らかの改正が行われるんだろうなぁ”ということは感じていて、わかり次第、記事にしていこうかと考えていた。
そんな中、実施までまだ2週間近くもあるというのに、ダイヤ改正の概要の発表のみならず、新ダイヤの検索までも公式サイトでできるようになった(←例年にない早さ!)。

先にお伝えした、博多駅~箱崎ふ頭地区の「快速」廃止以外で、主なところは以下のような感じである。

・「6番」の延長(西新パレス前起終点→~西新四丁目~西南学院大学前~西南中高前~博物館南口~百道中央公園西口~百道浜クリニックゾーン前~福岡タワー南口〔TNCではなくRKB〕)
・「6-1番」の延長(博多駅→中央ふ頭へ)
・「25-1番」の新設(貝塚駅~千鳥橋~築港口~天神~渡辺通一丁目~薬院駅前~薬院大通教会前~動物園)
博多駅筑紫口と中央ふ頭を結ぶ急行「中央ふ頭シャトル」の新設
・「51番特快」の本格運行化
・「29番」の延長(博多駅→板付七丁目へ)
・「29N」が駅東ランプ経由から呉服町ランプ経由に逆戻り(合同庁舎は再び一日一本だけに)
・「千早駅香椎照葉三丁目」が香椎参道経由に変更のうえ「1番」として本格運行化(?)
・「ぐりーん」のルート変更(長浜ルートベイサイドプレイスルート)

これらの項目に関し、私の思うところについては、今後少しずつ記事にしていくつもりだが、通勤、通学以外に、買い物客(ここ最近の臨時など)、病院利用者(先日の700番や今回の6番など)、観光客(中央ふ頭関連)など、バス利用者の裾野をできる限り広げていこうという戦略は読み取ることができる。

新博多駅開業に合わせた対応や、廃止候補路線の存廃問題(写真の「山田」を含む部分も、方針が決定した旨を既に耳にした)など、まだまだ課題はありそうであり、“2月26日の改正=恒例の「春の大改正」”というよりは、“2月26日の改正⊂恒例の「春の大改正」”であり、今後、第1.5弾、第二段…などがありそうな感じである。
(つづく)

2011年2月26日ダイヤ改正(1)

2011年02月11日 |   ┣ ダイヤ改正2011
昨年春のダイヤ改正で走り始めた「博多駅~吉塚駅前箱崎駅西口ふ頭一丁目~ふ頭西~ふ頭中央~ふ頭五丁目~リサイクルプラザ前~高須磨町名島~千早公園前~西汐見~城浜団地口~城浜団地~香椎浜南公園前留学生会館前~香椎浜営業所」(全停留所掲載)を結ぶ「快速」がわずか一年足らずで廃止である。

当初は「快速29」となる予定だったようだが、実際は「快速」として運行されていた。

運行開始の際の記事では、“博多駅から箱崎ふ頭地区への通勤用という位置付けのようであり、「固定客」がつかめれば「勝ち」なのだろう”と書いていたのだが、固定客がつかめなかったということのようだ。
朝の時間帯にたまに見かけることがあったが、乗客はゼロということはないようだったので、実際に通勤利用されていた方にとっては気の毒な話である。

天神や博多駅と箱崎ふ頭地区を結ぶという以外にも、例えば、
貝塚駅→箱崎ふ頭地区→箱崎三丁目(新道上に新設。地下鉄駅最寄り。あえて駅名はバス停につけない(笑))→九大前(新道上にのりば新設)→箱崎駅西口→箱崎駅東口→九大前→箱崎三丁目→箱崎ふ頭地区→貝塚駅」
みたいに、身近な駅を結ぶという選択肢もあると思うのだが、距離が短すぎてあまり儲からないかな?
(つづくかも)

2011年1月29日ダイヤ改正(2)

2011年02月07日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
西鉄大橋駅と福大病院を外環状道路経由で結ぶ「700番」の運行開始から約一週間。
大橋駅を出る時点での行先表示は、経由地の部分に「(上段)がんセンター(下段)免許試験場」、行先部分に「(上段に小文字で)外環状道路(下段に大文字で)福大病院」であり、運行前に考えてみたものから当たらずしも遠からず(近からず?)という感じだった(「向新町まで止まりません」は、側面上部に表示されていた)。

他の方の記事でも触れられているが、大橋駅→福大病院の便は、大橋駅のロータリーを出て大橋駅前交差点を日赤方面に左折→南区役所前交差点を左折→大牟田線のガードをくぐり→南区役所入口交差点を新道(都市計画道路長浜太宰府線)に左折→国道385号に突き当たり右折…という、従来の「62番」「47番」などとは異なるルートで向新町方面に向かう。
ただ、長浜太宰府線が現在は国道385号に突き当たるまでしか開通しておらず(そこからずっと先の、春日市の寺田池から先の部分は開通していますが)、最後の「国道385号に突き当たり右折」のところがいつもかなり渋滞して時間がかかることから、従来の「62番」などのルートのほうが速いのでは?という気もしないでもなかった。
ただ、将来的に道路が開通すればこちらのほうが速くなるだろうし、反対の福大病院→大橋駅の便もこのルートを通して、上下とも「南区役所前」に停車させて南区役所連絡の機能を持たせることも考えられるのではないだろうか。

大橋駅でバスを待つ年輩の女性は、「いつもは電車とバスで福大病院まで行ってたんだけど、700番ができたからちょっと乗ってみようかと思って…」と、運行当事者が聞いたら泣いて喜びそうなことを話していた…。
両端の「大橋駅」と「福大病院」以外の「700番」の停車停留所は、ほとんどが「700番」のために新たに設置されたバス停であることから、「バス停で他のバスを待っていたら偶然700番がやってきたから乗ってみたけど、意外に便利だった」というような利用があまり期待できないのが難点だなぁと考えていたのだが、新聞やニュースで結構大きく取り上げられたこともあってか、「700番」しか停まらないバス停でも意外に乗降が行われていた(…といっても、見た限りでは、「盛況」という感じではありませんでしたが)。

やはり、いろんな方からのコメントにもある通り、大橋駅から福大病院まで460円というのは高い気がする。
ただ、「試行期間中の利用は目標には届きませんでしたが、運賃がもう少し安ければ利用するという声も多く寄せられましたので、運賃を少し下げたうえで本格運行に移行します…」みたいなストーリーは作り易く、「高い」という意見が出るのはある程度織り込み済みなのかもしれない(←全て想像です)。 

もし本格運行が行われるとしたら、合わせて、以下のような路線はいかがでしょうか…??

新「700番」
福大病院~西片江一丁目~南片江~片江営業所~堤~長尾病院前~桜町~西花畑小学校~自動車免許試験場前~屋形原一丁目~野多目~九州ガンセンター~向新町~南区役所前~西鉄大橋駅~福岡空港国際線~福岡空港国内線

「710番」
JR南福岡駅~寿町二丁目~南本町~麦野四丁目~麦野一丁目~板付ランプ入口~板付六丁目~立花寺~桜ケ丘第一~迎田~イオンモール福岡ルクル~長者原~粕屋警察署前~篠栗北~篠栗駅前

「750番」
福大病院~西片江一丁目~南片江~片江営業所~堤~長尾病院前~桜町~西花畑小学校~自動車免許試験場前~屋形原一丁目~野多目~九州ガンセンター~下曰佐~曰佐二丁目~井尻六ツ角井尻駅前~井尻駅(踏切)~笹原駅南~板付ランプ入口~板付六丁目~立花寺~桜ケ丘第一~迎田~イオンモール福岡ルクル
(つづく)

2011年1月29日ダイヤ改正(1)

2011年01月22日 |   ┣ ダイヤ改正2011
またまた期間限定路線の登場である。
今回は「臨時」というよりは、お役所も関与する「社会実験」という位置付けである。

昨年9月に第一報をお伝えして、その後も何度か触れた「大橋駅~外環状道路~福大病院」線の運行開始が発表された

30分間隔の運行で運行本数も多く(朝夕はもっと多い)、なかなか大がかりな感じがする。
「屋形原一丁目」「自動車免許試験場前」「西花畑小学校前」「桜町」「長尾病院」の5つが、新路線のためのバス停として新たに設置されるとのこと。
なお、当初の構想にあった「井尻駅」には行かないようだ。

なお、西鉄大橋駅から向新町まではノンストップだそうであり、このあたりはいろんな思惑を感じなくもない。

ただ、このことにより、大橋駅から野多目方面への「急行」の役割も果たせそうだ。
また、話のスタートだった「複数の医療機関と駅を結ぶ」こと以外にも、大橋駅や福大前駅から自動車免許試験場への交通手段など、いろんな利用につながる可能性はありそうな気がする。
運行期間は3月末までの予定だが、4月以降の継続はあるだろうか(とりあえず一度乗ってみないといけませんね)。

なお、今回の新路線の行先番号は「700番」とのこと。
二年あまり前に、今回の新路線と同じルートの路線を「7番」として提案してみたことがあったのだが、上を行かれた感じである(笑)。

写真は、この路線の起点となる新「福大病院」バス停。
両方向に行くバスが一つに集まってくることを考慮して、標柱は二つに分けられているものの、停車する位置は行先に関係ないとのこと。
(つづく)

2011年1月17日ダイヤ改正(2)

2011年01月19日 |   ┣ ダイヤ改正2011
(つづき)
1月17日より運行を開始した2つの「臨時」の車内チラシなど。

こうやって並べてみると、「ゆめタウン臨時」のルートの“目新しさ”が目立つ。

26B」(イオン臨時)のほうも、イオンの先の香椎浜ランプから都市高速に乗って天神に向かわず、その先の住宅地を結んでもよかったのでは…という気もする(そうなると「26B」という番号ではなくなりそうですが)。
ただ、城浜団地やアイランドシティ方面には既にイオンへのバスがあるので…というふうに考えていくと、ルートの候補として「千早駅方面」が俎上に載ってきそうであり、「そんなことをするくらいなら天神行きしたほうがマシ」ということだったのかも。
(つづく?)

2011年1月17日ダイヤ改正(1)

2011年01月16日 |   ┣ ダイヤ改正2011
1月17日より3月末までの期間限定で、2つの「臨時」が走り始めるとのこと。

TGWさんの記事で知ったニュースであり、寒くて自分の足で稼いだ情報ではないことを先にお詫びします。

新規路線のひとつめは、「新宮緑ケ浜~和白~香椎~留学生会館前~香椎浜ランプ~都市高速~呉服町ランプ~蔵本~天神~大濠公園」を結ぶ「26B」(一部は、天神北ランプ経由の都心部ループ)、
そしてもうひとつは、「(土井営業所~西鉄多々良~流通センター~)松島一丁目~箱崎駅西口箱崎浜東区役所前~馬出三丁目~千代五丁目~千鳥橋~千代町~妙見~吉塚駅東口~道頓堀~堅田橋」を結ぶ「無番」(?)である。

前者は、和白通りから「イオン香椎浜SC」(留学生会館前)への足、後者は、松島・箱崎地区及び吉塚地区から「ゆめタウン博多」(馬出三丁目千代五丁目)への足という位置付けであり、「41番」の「大野城サティ」への延長「24N」の開設(舞松原、若宮方面からイオン香椎浜)、昨年6月のいくつかの「臨時」の開設…など、近年の「大規模商業施設への交通手段」強化の流れを汲むものと考えられる。

3年前くらいから何度か触れてきた、和白通りとイオン香椎浜を結ぶ路線については、今回「26B」としてようやく実現である(昨年9月の記事では、“日中の「26A」を、平日は一時間あたり0.5本、土日祝日は一時間あたり1本程度「26B」(香椎浜ランプ経由)にしてみるとか…”と書いていたが、ややカタチを変えて「26B」が実現した)。

「ゆめタウン臨時」については、天神、博多駅などの市街地を全く通らず、ほぼ「ゆめタウン頼み」といった感じだ。
ただ、このような路線により、バス利用の需要を掘り起こしていくことこそが、今後西鉄バスが生き残っていくためには必要と考えられることから(←私がそう思っているだけかもしれませんが)、もしこれが失敗に終わったとしても、めげずに挑戦は続けてほしいものである。

写真は、今回の「臨時」とは関係ないが、外環状道路の最後の難関(井尻~板付)の開通後、城南区、南区方面から「イオンモール福岡ルクル」に行く路線などができないかなぁ…という願望を込めて。
(つづく?)

2011年1月4日ダイヤ改正

2010年12月23日 |   ┣ ダイヤ改正2011
小倉記念病院の移転に伴う新路線については先日少し触れたが、福岡市城南区の福大病院も、新館が開院するとのことで、バス停位置の変更などが行われるらしい。

具体的には、現行の「福大病院」バス停が新館前に移設され、病院敷地内の「福大病院東口」は廃止、そして、深夜バスのみが停車する病院敷地外の「福大病院東口」が「福大正門前」に名称が変わるとのこと。

なお、これに伴うダイヤ改正はないとのことだが、この手の話題はずっと「○年○月○日ダイヤ改正」という記事タイトルでお届けしてきたので、今回もそれを踏襲した。
でも、ダイヤ改正がない、ということは、来年1月から開始予定とされていた「大橋駅~がんセンター外環状道路~福大病院」の試行運行はまだ行われないということのようだ。

敷地外の「福大病院東口」の「福大正門前」への改称は、地下鉄七隈線への事実上の敗北宣言ととれなくもない。
ただ、バス停名を「福大前駅」としなかったところが最後の抵抗なのだろうか…。
でもこのバス停、通常は平日の深夜に一本だけしかバスが来ないが、春から秋にかけての休日は、油山市民の森・油山牧場への臨時バスの起点としても使われることから、下手に「福大正門前」と「福大前」が併存する状況を作りだすよりも、「福大病院東口」のままそっとしておいたほうがよかった気もするのだが、いかがだろうか。