(つづき)
福岡市
東区の「
馬出通り」バス停付近。
「
県庁九大病院前」から「
九大前」方面に向かう途中にある、バス専用道路の入口である。
風景には移ろいゆく「速度」があって、その「速度」が
速い場所と
遅い場所があると思うのだが、この付近はどちらかといえば後者だと思う。
福岡市から
路面電車が全てなくなったのは1979年(昭和54年)2月であり、当時私はまだ5歳だったので、市内電車が走っていた風景もかすかにしか記憶がない。
でもここには、向こうから電車がやってきそうな風情が今でも残っている。
(つづく)
福岡の市内電車の面影を残す、唯一の場所ではないでしょうか。その存在を知らせるわけでもなく、ひっそりと、そしてじっくりと残っているところが好きですね。
>九大前方面の馬出通りバス停は、市内電車のホームをそのまま使っていましたが、今も残っていますでしょうか?
>福岡の市内電車の面影を残す、唯一の場所ではないでしょうか。その存在を知らせるわけでもなく、ひっそりと、そしてじっくりと残っているところが好きですね。
現在残っているものは、おそらく市電時代のホームだと思います。
「公道」ではないので、「ひっそりと、そしてじっくりと」残ることができているのかもしれませんね。
ここがもし、市道になってしまえば、そういう趣も一気に消えてしまいそうです…。
yaku改めumi37です。
馬出のバス停は路面電車のホームそのままです。僕が9歳のときに貫線は廃止されましたが、その時はバス専用道路が千代町~箱崎間にあり、九大病院前・東車庫前にもホームが残っていました。その後県庁の移転・市営地下鉄工事に伴う道路拡張で東車庫は吉塚営業所に移転し、電停ホームはなくなり、バス専用道路は馬出~箱崎に短縮されました。
九大病院前の狭隘道路をJRバスが走っていますが、かつては51・52月見町行きも箱崎駅前(現在箱崎1丁目)まではJRバスと同じ経路を通っていました。
余談ですが、諸般の事情によりこちらのブログアドレスを変更しました。ブックマークの変更をお願いします。
このあたり、おっしゃるように時間の流れがゆっくりしていていいですね~。
県立図書館に行くときにたまに通ることがありますが、癒されます。
行こうと思っているのですが、まだ行けてません。
ちなみに、福高の中にも、福高前電停の一部が保存されてると放映されてましたね。
>九大病院前の狭隘道路をJRバスが走っていますが、かつては51・52月見町行きも箱崎駅前(現在箱崎1丁目)まではJRバスと同じ経路を通っていました。
51番と52番の月見町行き、懐かしいですね。
昭和通り経由の頃は、現在の千代三丁目交差点のほうからJR九州バスのルートに入ってきていましたよね。
「千代町」「崇福寺前」などのバス停も、このルート上にあったような…。
sacraさん、こんにちは。
>県立図書館に行くときにたまに通ることがありますが、癒されます。
私も以前、県立図書館に通っていたことがあり、このルートはよく通っていました。
いつまでも残ってほしい風景ですね。
レパード乗りさん、こんにちは。
>先日、某TV番組でも西鉄市内線の名残として紹介されてましたね。
そうなんですね!見てみたかったです。
ということは、ひっそりとしている割には結構有名なのかもしれませんね。