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(つづき)
2008年3月15日に新設された「6-1番」のチラシ。
白黒でかなり手作り感溢れるものだが、「自作」ではない。
「6-1番」のルートは、「福岡タワー南口~地行~鳥飼~大濠公園南~国体道路~キャナル~博多駅」であり、この路線の新設により、「地行交差点~鳥飼二丁目交差点間」と「大濠一丁目交差点~護国神社前交差点間」の2区間に、新たにバスが通ることとなった。
この2年半の間、全体的な運行本数は減少傾向にあるが、この路線については運行開始時と現在で運行本数は変わっていない。
「西新パレス前~鳥飼~城南区役所北口~六本松~国体道路~キャナル~博多駅」を走る「6番」(かつての「市内循環線」)に枝番が付いて「6-1番」という番号が付いた。
しかし、赤坂三丁目交差点から西側では、経路も大きく異なることから(「鳥飼二丁目交差点(バス停でいうと「鳥飼」)」で両者は接するが、「寺塚」における「52番」と「55番」のように交わることはない)、「6番」の“支線扱い”というのは少し違和感があった。
このときの改正で、「5番」が廃止となったことから(その後復活した現在の「5番」とは異なる)、「6-1番」ではなく空いた「5番」を使ってもよいのでは?と当時は思ったが、廃止と同時に他の路線の番号に転用するというのは混乱を引き起こす懸念もあるのかもしれない(大橋駅~福大病院の大橋ローカルに「3番」ではなく「6番」が付いたのも、共通の背景がありそう)。
なお、「枝番が付いていれば“支線”だ」というのはあくまで「イメージ」の話であり、実際はそのような決まりがある訳ではなく、「枝番付きの番号」と「枝番なしの番号」の主従関係にはいろんなパターンがある(そういう観点からすると、「6-1番」という番号も、一応「アリ」ということにはなるのだけど)。
ただ、最近は枝番が乱発されており、「枝番」が用いられる局面(「48番」に「-1」「-2」など枝番が増える一方で、「脇山小学校前」を通る各系統のように全て「3番」として運行されるなど。また、結果論ではあるが、「56番」と「57番」の違いは、別番号にするほどではなく枝番の差くらいにも見える)や、「枝番なしの番号への統一の方式」(「62-1番」の都心向けは老司から「62番」に変わるが、「4-1番」「6-1番」「69-1番」の都心向けは名島・赤坂三丁目・小笹を過ぎても「枝番」が取れない)にもいろんなパターンが出てきている。
収拾が付かない方向に加速度を付けて転がり出している感じであり、早いとこ手を打つべきだと思うのだが(…もう遅いですかね?)。
(つづく)
2008年3月15日に新設された「6-1番」のチラシ。
白黒でかなり手作り感溢れるものだが、「自作」ではない。
「6-1番」のルートは、「福岡タワー南口~地行~鳥飼~大濠公園南~国体道路~キャナル~博多駅」であり、この路線の新設により、「地行交差点~鳥飼二丁目交差点間」と「大濠一丁目交差点~護国神社前交差点間」の2区間に、新たにバスが通ることとなった。
この2年半の間、全体的な運行本数は減少傾向にあるが、この路線については運行開始時と現在で運行本数は変わっていない。
「西新パレス前~鳥飼~城南区役所北口~六本松~国体道路~キャナル~博多駅」を走る「6番」(かつての「市内循環線」)に枝番が付いて「6-1番」という番号が付いた。
しかし、赤坂三丁目交差点から西側では、経路も大きく異なることから(「鳥飼二丁目交差点(バス停でいうと「鳥飼」)」で両者は接するが、「寺塚」における「52番」と「55番」のように交わることはない)、「6番」の“支線扱い”というのは少し違和感があった。
このときの改正で、「5番」が廃止となったことから(その後復活した現在の「5番」とは異なる)、「6-1番」ではなく空いた「5番」を使ってもよいのでは?と当時は思ったが、廃止と同時に他の路線の番号に転用するというのは混乱を引き起こす懸念もあるのかもしれない(大橋駅~福大病院の大橋ローカルに「3番」ではなく「6番」が付いたのも、共通の背景がありそう)。
なお、「枝番が付いていれば“支線”だ」というのはあくまで「イメージ」の話であり、実際はそのような決まりがある訳ではなく、「枝番付きの番号」と「枝番なしの番号」の主従関係にはいろんなパターンがある(そういう観点からすると、「6-1番」という番号も、一応「アリ」ということにはなるのだけど)。
ただ、最近は枝番が乱発されており、「枝番」が用いられる局面(「48番」に「-1」「-2」など枝番が増える一方で、「脇山小学校前」を通る各系統のように全て「3番」として運行されるなど。また、結果論ではあるが、「56番」と「57番」の違いは、別番号にするほどではなく枝番の差くらいにも見える)や、「枝番なしの番号への統一の方式」(「62-1番」の都心向けは老司から「62番」に変わるが、「4-1番」「6-1番」「69-1番」の都心向けは名島・赤坂三丁目・小笹を過ぎても「枝番」が取れない)にもいろんなパターンが出てきている。
収拾が付かない方向に加速度を付けて転がり出している感じであり、早いとこ手を打つべきだと思うのだが(…もう遅いですかね?)。
(つづく)
この枝番という考え方は、基本番台が解りにくいがゆえに
「わかりやすさ」を追及して乱発されたと思うのですが、
これが却って解りにくくなるという自己矛盾を抱えるとは、
誰が想像したでしょうか。
郊外向けが2-3番で都心向けが2番であるとか、
48-2番は途中で48番に変わり、さらに90番に変わるというというような
早変りを地で行くまさに歌舞伎物のような様相を呈しています。
地元の人でもわからないような系統番号は、
そのうち奈落の底に落ちるかもしれません。
>この枝番という考え方は、基本番台が解りにくいがゆえに
>「わかりやすさ」を追及して乱発されたと思うのですが、
>これが却って解りにくくなるという自己矛盾を抱えるとは、
>誰が想像したでしょうか。
ほんとですね。
1~99番に対して「-1」から「-9」の枝番を付けられるとすると891通りの「番号」を「乱発」できる訳で、“手をつけちゃいけないとこに手をつけてしまった”感はありますよね。
「路線が先か番号が先か」と考えれば、従来は「路線が先」でここまで来たと思うのですが、今後は「番号が先」という観点も必要かと思われます。
かといって、一から付け直すとなると大混乱も起きそうで、このあたり非常に難しいとは思うのですが…。
もう既に落ちてる途中かもしれませんね(笑)
現に、分かりにくいという苦情が殺到&それによる客離れが徐々に進んでいるという話もあります。
更には、これがエスカレートして「何でもアリ」状態となり、「100-1」とか「400-2」とか「310-E」とかできたりして…?(笑)
あと、途中から行先番号が変わったり、行きと帰りで行先番号が異なるというのも、一部の特殊なところに限った話なら分からんでもないが、ここ最近は連発しまくっている状況が生じており、これにも苦情が殺到しているそうで…。
それから、余計なひと言かもしれませんが
「48-2番は途中で48番に変わり、さらに90番に変わる」
は
「48-1番都心向けは途中(向新町)で48番に変わり、さらに(駅前4丁目で)99番に変わる」
「48-2番郊外向けは途中(美野島3丁目)で48番に変わる」
です。
(48-2番都心向けは必ず筑紫口止めであり、90番は天神からの便である)
>もう既に落ちてる途中かもしれませんね(笑)
>現に、分かりにくいという苦情が殺到&それによる客離れが徐々に進んでいるという話もあります。
たしかに。
「わかりにくさを解消する手段」として「番号」は使えない(少なくとも現行の方式では)というのは、認識しないといけないのかもしれませんね。
自分で路線図を作っておきながら理解していないということが、
ハッキリとわかりました。
もし弊サイトをご覧になる際は、
あちこちに誤りがあるかもしれませんので、
気を付けて見てください。
soramameさん、ごめんなさい。
勝手に私信に使ってしまって。
天神→中央ふ頭の80番だけのときはよかったのですが、90、88、99と、系統だっているようでいまいち系統だっていない番号が用いられているので、私もいまいちしっくりきていません。
「80、90」と「85、95」みたいな分け方だったら少しはよかったのでしょうけど、既に95番は存在することから難しかったのでしょうかね。