花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「2度目のオーストラリアの旅」(10)

2017年12月11日 | 海外旅行「オセアニア」オーストラリア
≪「グレートオッシャンロード」観光≫

旅の6日目は、「オーストラリア」大陸の東南端、「メルボルン」から235kmの距離を「グレートオーシャンロード」と名付けている海岸線に沿って、片道3時間半バスが走った。
この海岸は、かってオーストラリア大陸と南極大陸が一つの大陸だったのが、今から5000万年前頃、二つの大陸が徐々に離れ、オーストラリア大陸が北へ移動した時にできた時の裂け目を今に伝える海岸なのだ。
現在の位置に落ち着く迄移動したオーストラリア大陸は、徐々に乾燥が進んで砂漠化し、乾燥に強い「ユーカリ」などの樹木が茂る大地になったと言われている。
晴天だったので真っ青な海と空、陸側には「ユーカリ」の林が続いていた。



ある場所に真っ黒い「ユーカリ」の林があった。ガイドが「油分が30%と多いユーカリは、常に油の多い水蒸気を蒸散している。気温が高い時に葉が触れ合うと、発火して森林火災が起きる。しかしユーカリは根まで燃える事はなく、やがて根元から新芽が出て来て、若木が立ち並ぶのです。」と説明してくれた。「コアラ」は消化しにくいこの葉や茎を消化するために、1日13時間も眠っているのだそうだ。また子供は暫くの間、母親が腸で消化して作った独特の乳液を食用にするのだとか…。



目的の観光場所「12人の使徒奇岩」に行く途中の「ケネットリバー」で、野性の「コアラ」探しをした。
背が高い「ユーカリ」の並木が道の両側を埋めていた。
先ず綺麗な色の「インコ」を発見。探すと他の木枝にも止まっていた。新しいカメラはズームが効くので拡大して撮れた。
誰かが「コアラ」を見つけた。木のかなり高い場所の枝にしがみ付いていた。これも拡大して撮った。

  



                

最後にバスが止まった所は「12人の使徒奇岩」がある場所だった。
キリスト教で最初の信者12人が、キリストの使徒となって布教したという話に因み名付けられていた。
美しい海岸だったが、狭い遊歩道には観光客がぶつかり合うほど多くいて、写真撮影もままならなかった。





またバスで20分程走った場所に、美しい入り江「ロック・アード・ゴージ」があった。小高い駐車場から木製の階段を海岸まで78段降りると、静かな美しい入り江で多くの観光客がはしゃいでいた。
この沖合いで1878年6月1日ヨーロッパの移民船が座礁して沈没、若い2人だけが助かったそうだ。



帰路、内陸の道を通り「メルボルン」に帰ったが、途中で広大な牧草地で草を食みながらのびのびと飼育されている「オージービーフ」の牛を見た。

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