花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

「震災後の復興」を再検討すべきだ

2024年03月12日 | 社会・事件・ニュース

一昨日の3月11日は、「東日本大震災」から11年目となった日だった。

図らずも今年1月1日に起きた「能登半島地震」の甚大な被害を、これからどう復興するかが模索されている時でもある。

そんな日の一昨日、夜のTV番組「報道ステーション」を見た。

「311から能登へ」「震災後の復興は、どうあるべきか」をテーマに、宮城県雄勝を取材。知識人3人のコメンテーターが司会者に促されて意見を述べていた。

それを見て私の心に響いたのは、

①「被災して亡くなった沢山の人には、復興は無い。」

「東日本大震災後に膨大な費用を使って高い防波堤を築いても、そこに若い人達の就業場所や学校、保育所、スーパー、病院などのコミュニティ・生活の場が無ければ、若者は戻って来ないという現実がある。

だから②倒壊した建物に支援金300万円を支給するよりは、

「震災が起きる前に、一軒一軒の建物が倒壊しないような耐震補強などの必要な事前対策にお金を出せば、壊れる家は少なく、人も多くが助かり、産業や地域コミュニティがなくならないから復興は要らない。」という今までとは真逆の考え方が必要なのだと。

四国地方で地域ぐるみで②を実践し出している町が紹介されていた。素晴らしい方向と対策だと思った。

国を挙げて、復興対策の方向性を②へと舵を切り、国の膨大な復興予算を効果的に、意味ある使い方をするべきだ、と気づかせてくれた実に良い番組だった。

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気になっていた親類に電話する

2024年03月12日 | 高齢期の生活全般

年賀状を出したけれど、向こうからは来なかった親類などが、今年は5軒もあった。

皆私と同じで年々高齢化しているので、ひょっとしたら体調を崩して寝込んでいるのでは無いだろうかと気になっていた。しかし、その疑問をはっきりさせるのが恐ろしくて、電話ができなかった。

昨日の朝、その内の一人、85歳になっている従姉妹の夢を見た。それで電話した。

声は元気そうだったが、同じ事を繰り返して聞かれた。やはり年相応に記憶力が衰えて来ているなと感じたが、思っていた程では無くてホッと一安心した。

ついでに一番気になっていたもう一軒にかけた。数年前から人工透析に行っている父親(私の叔父)の介護を、一人娘(私の従姉妹)がしている家だ。

従姉妹が出た。年賀状の事には触れずに同居している叔父の年齢と健康状態を聞いた。98になっているが、これといって心配な身体の不調は無いと言う言葉にホッと安心した。きっと100歳を越すだろうと思った。

また、20年近く年賀状だけの付き合いになっている同級生の友人は、昨年の彼女からの賀状の言葉が気になっていた。認知症かもと疑っているが、まだ電話をする決心がつかない。

新型コロナが流行りだして4年になるが、北海道は未だ感染者が多い。気温が低いため、換気が悪い事が影響しているのかも知れない。それほど遠いところでは無くても、高齢者達の健康を思うとなかなか直接顔を出せないでいる。

当地の最低気温がプラスになるのは、4月になる。まだまだ外出時のマスクは外せないが、私だけで無く、従姉妹も叔父も今年の冬を何とか乗り越えられそうだと分かり、嬉しい。

 

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