花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

ラムサール条約の登録地「ウトナイ湖」に行く

2018年11月03日 | 「北海道内旅行」登別・定山渓・洞爺・函館・道東・三笠・旭川・道北・奥尻島他
近所の友人と今朝「ウトナイ湖」に行って来た。
「ウトナイ湖」は、苫小牧市の東端にある淡水湖で、パンフレットによれば、周囲9.5km、面積230ha、水深0.6mで、原野や湿原に囲まれているため、動植物の宝庫、野鳥の楽園と言われている場所だ。
特に「雁」「鴨」「白鳥」などの渡り鳥の貴重な中継地でもあり、1982年鳥獣保護区として国の指定を受け、1991年には国内4番目の「ラムサール条約」の登録指定湿地とされた。




(「野鳥鳥獣保護センター」前の看板だが、今回観察した場所に赤下線を引いた)



天気予報通りの晴天の朝、気温は低く0度近かったが、家を7時過ぎに出て目的地に向った。
「道の駅ウトナイ湖」に着いた時刻は、すでに野鳥が朝御飯を食べに飛び立った後で、230Haの広い湖はシーンとしていた。
よく見ると真っ白い大型野鳥「ダイサギ」が1羽、岸近くの水辺にいた。しかし、100mほど離れていたので、写真に撮る事は難しかった。

 

野鳥の観察場所は数箇所あったが、私達は「道の駅」の観察場所から、途中、紅葉が深まって枯れる寸前の林道を通り、他に「階段ベンチ・ハンノキのテラス」とネイチャーセンター近くの「白鳥のデッキ」の2箇所に行って見た。しかし場所を変えてもやはり、その時刻には野鳥の姿は少なかった。





          
          (「ネイチャーセンター」に向う木道で見た紅葉)

待つこと1時間近く、遠くから鳴き声が聞こえ出し、暫くすると沢山の「マガン」の群れと思われる一群が戻って来て、湖の上を旋回し、私達の場所から200m近く離れた水面に羽を休めた。余りにも遠いので、目視は難しく、望遠レンズでやっと姿を捉える事ができた。



      



残念ながら期待していた「オオハクチョウ」の姿を見る事はできなかったが、晩秋の原始林とウトナイ湖の美しい光景を堪能する事ができた。
遠くで鳴き交わす野鳥の声を聞きながら、次回は夕方に行って見たいと話しながら帰宅した。
半日だったが、友人と一緒のドライブは、楽しかった。
コメント
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