立て続けにキリアン・マーフィー出演作レビュー!
第二次世界大戦の最中、決死の覚悟でナチス高官ハイドリヒの暗殺(エンスラポイド作戦)を企てた
実在した2人の青年を描いた緊迫の史実サスペンス
監督は、わたしのお気に入り映画の一つでもある「フローズン・タイム」のショーン・エリスということで
間違いないなと楽しみにしていた本作。公開後すぐ観てたのだけどこんな遅れちゃった
ヨゼフ・ガブチーク演じるキリアンと、
相棒ヤン・クビシュには「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のイメージ強いジェイミー・ドーナンという
2大イイ男。 わたしはもちろんキリアン派(誰も聞いてない)
見たことあるなと思ったら、マリー役のシャルロット・ル・ボンは「ザ・ウォーク」でジョセフゴードンの恋人役だったフランス女優。
キリアンのお相手の方はおばさん アンナ・ガイスレロヴァー。
トビー・ジョーンズも参戦。
打倒、ナチス
彼らに与えられたミッションは、ナチスのNo.3と言われたラインハルト・ハイドリヒの暗殺。
ヒトラーの後継者と言われた男。
ホロコースト計画を推し、その極悪非道な性格から金髪の野獣とも呼ばれた憎き奴。
(ちなみに1942年に暗殺されるが、ラインハルトの推し進めていたホロコーストは部下のアイヒマンが引き継いだ)
8/10(82点)
男同士の友情と、命がけで祖国を守ろうとする男たちの熱い信念に、息を呑み目が釘付け。
呼吸が荒くなる友に、深呼吸をさせてしっかりと意識を持たせるシーン
これがまたあとでいきる。
祖国を守ることは、祖国が狙われることでもあり
成功しても犯人は割り出され即処刑されることはもちろん、
匿った家族が犠牲になり、すべてを失うことになる。
それでも若き男たちは使命に果敢に挑んでいく。
作戦実行後も、教会に匿ってもらった男たちは一人の裏切りによって場所が突き止められて、、、、
最後の最後まで見ごたえあり!
髪ざんばらキリアンがカッコイイ
もうすぐ公開終わっちゃうかな?
近くで劇場公開あって気になる方は是非大画面でこの迫力を
1941年、ナチス占領下のチェコスロバキア。2人の若者ヨゼフ・ガブチークとヤン・クビシュがパラシュートで降り立つ。ロンドンに本拠を置くチェコスロバキア亡命政府の密命を帯びた彼らの目的は、ナチスNo.3と言われるラインハルト・ハイドリヒの暗殺。2人を匿うチェコ国内のレジスタンスたちの中には、報復を恐れて暗殺に反対する者も少なくない。それでも2人の女性レジスタンスのサポートを受けながら、作戦決行に向けて偵察と情報収集に奔走するヨゼフとヤンだったが…。
ANTHROPOID 2016年 チェコ=イギリス=フランス 120min
8月12日より、公開中〜