
描かれるのはセックスだけ。
しかしあなたは、彼の人生そのものを覗きみる。
というキャッチコピーが話題。
こちらも今月楽しみにしていた作品、公開は今週末。ちょっとだけ早く試写にて鑑賞。
タランティーノの「イングロリアスバスターズ」のちょい役、
「X-MEN ファースト・ジェネレーション」から注目され、続々新作公開待機中の
マイケル・ファスベンダーが孤独を抱えたセックス中毒の男に。
本作でゴールデングローブ賞主演男優賞ノミネート、ヴェネチア映画祭で男優賞受賞。
外にいる時以外出演シーンのほとんどがハダカ
こういうの時に気になるぼかしについては、登場シーンはもろにちょっと見えたけど
あとはさすがにボカシ。
>主人公の欲求の奥にひそむ本当の心の闇を暴き出す衝撃的な人間ドラマ
とあるけど、本当の闇なんて描かれてなかったよ?
チラシに普通に スティーヴ・マックイーン監督作とか書かれてるから
え?まさかあの「大脱走」の?と思いきや
黒人で特に名もしれてない同姓同名の方でした。 ココ
2008年にも「ハンガー」という作品でマイケル・ファスベンダー主演で撮っていて、今回2回目。
脚本は、スティーヴ・マックイーンと、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」の脚本家、アビ・モーガン。
わがままで自傷癖のあるシンガーで恋愛依存症、ブランドンの妹シシーにはキャリー・マリガン。
「ドライヴ」に続き今月2本目の出演。こちらも演技派。
住む所がなくなり突然兄の家におしかけてくる。
他のちょい役の役者たちはぼかしがかかってるのに
なぜかキャリー・マリガンだけ丸出しのフルヌードでびっくり
スタイルよくないけどだしちゃったのね、ファンは必見
しかし何故ひとりだけ(笑)
それと、劇中 バーでひとりアカペラで歌う「ニューヨーク、ニューヨーク」が
フルコーラスで長い!!このシーン、ちょっと歌ってるだけでいい筈のシーン
なんで全部聴かせるかな。ファンサービス? 5分くらいあるからここでめちゃ眠気きた
チラシに映ってる横顔、オバさんくさくて誰?って思ったらキャリー・マリガン。
と思ったらほんとにこんな顔してたのね。
役柄上、髪も汚くて黒い根元みえちゃってるしだらしないキャラがやけにリアル。
なにかに依存しなければ生きていけない、問題を抱えた兄弟。
人はなぜ依存するのか、何から逃げて何を得ようとするのか。
確かにやりたいだけの男っている。(←最低)
恋が出来ないってよりは理屈抜きに恋愛感情抜きのセックスしか出来ないという。
今思えば中毒なんだよね、つきつめると結局はナルシスト。もちろん恋愛は続く筈もなく。
あっちのほうしか頭にない思春期の子供みたい。
依存症ともなると、大人でも単に性欲が強い、どころじゃないのね。
セックス依存症とは、アルコール・薬物依存症と同じ「依存症」という 心の「病気」
マイケル・ダグラスや、最近だと「X-ファイル」のデヴィッド・ドゥカヴニー、
ケイティ・ペリーの元旦那のラッセル・ブランドもセックス依存症をプライベートでカミングアウト。
セックスばかりということで、とってもエロい映画になってるのかと思いきや
そんなことはなくて、部屋に娼婦呼んだりナンパで知り合った子と屋外で、
またはホテルで、というのはあってもさらっとしたもの。
トイレやお風呂でのオ◯ニーシーンやネットみてるシーンの方が多かった(笑)
だからそっち系のエッチなシーンへのヘンな期待はダメ。
Barでナンパは当然のこと、電車の中でも常に女チェックを怠らない
上司と行ったバーでは上司を差し置きお気に入りの子とやっちゃうのはもちろん
指輪はめた女性でももちろんOK★
誘いに乗らなかった地下鉄の女性、「ゴシップガール」など
TVシリーズに出てる女優、ルーシー・ウォルターズ。
マイケルだったらワンナイトでもついてくって女性も多いんじゃ?(違)
でも、そのあと彼に襲いかかるのは恥辱(シェイム)と自己嫌悪、、、、。
なに君そんなに悩んでるのよ、、、、
全体的に漂う虚無感
6/10(60点)
ちょこっとネタバレ
つまらなくはなかったけど、、、、。つまらないという意見があったらわかるし、
なにを期待してたんだって話だけど ←面白さを(笑) 内容的に思ってたほどじゃなかった。
ブランドンという男の苦痛、嫌悪、やりきれなさ。
妹はなぜそんなに追いつめられてるのか、過去の出来事もなんにも描かずに
ただ、こういうキャラクターとして最初から最後までみせられるから
「そういう人」として観る側も思ってみるしかない。
それって映画として(投げっぱなしで解決も過去も描かず)本当はずるいという感じもするけど
ひとりの男の苦悩を描いた(だけ)と言われればそうなんだよね。
ふたりのシーンは、たとえ自立はしていても大人になりきれてない子供の印象。
一番面白かったのは黒人女性との食事デートのシーン。
「一人の女性と生涯なんてむりだよ」
「じゃあなんのためにいまここで食事してるの?」
ここでの会話のやりとりの数分間がいちばん興味深かったな。
ラスト近くで、嫌な予感がして走って家に帰るとバスルームで手首を切ってちまみれの妹、シシー。
もともと腕にたくさんあった傷跡。
抱きしめて泣き崩れるブランドン。
もっとこの二人の過去の経験が明らかになるとか、
ヤメて、まさか近親相姦に、、、?!とか
どう展開するのかと思ったら、一人の男の悩んだ姿を観せられただけだった。
妹が自殺という結末はあまりにありきたりというか意外性なく、、、。
それはそれで良しなんだろうけど、ひとつひとつじっくり撮りすぎて
走るシーン、歌うシーン、後半のひたすら娼婦と3pするシーン
なんだか観てるだけでちょっとけだるくなってくる。
依存症は病気だから本人も努力して治す必要がある。
何をしても満足出来ず、常に虚無感を抱える。
それって不幸だな、、、、、と 他人事のように思ってしまったのでした。
ちょっと文句が多いようなレビューになっちゃったけど 6以上はオススメなので
興味のある方はぜひ劇場でまたこれも地方公開はあまりないのかなー?
ニューヨークの高級マンションに暮らす独身男性のブランドン。魅力的な外見は多くの女性が好印象を抱くイケメン。ところが、そんな彼には誰にも言えない秘密があった。彼は極度のセックス依存症だったのだ。行きずりの女や娼婦とセックスし、暇さえあれば自慰に耽る。職場のパソコンの中さえわいせつ動画でいっぱいだった。それでもそれなりに平穏な生活を送っていたブランドンのもとへ、恋人にフラれた妹のシシーが転がり込んでくる。ギリギリのところで踏みとどまっていた彼の日常は徐々にバランスを崩しはじめ…。
SHAME 2011年 イギリス 101min
3月10日より、ロードショー
今後のマイケル・ファスベンダー出演作
6月公開予定の文芸モノ、「ジェーン・エア」。ミア・ワシコウスカ共演。
シャーリーズ・セロン、ノオミ・ラパス、ガイ・ピアース共演、日本では8月公開、
リドリー・スコット監督作「プロメテウス」。
わたしがNYで観て来た、デヴィッド・クローネンバーグの新作
「A Dangerous Method」(デンジャラスメソッド)はいつ日本公開かな。
他に、DVDスルーではマルコヴィッチ、ミーガン・フォックス共演の「ジョナ・ヘックス」はリリース中。
2008年の「シェイム」の監督作「Hunger」はDVDスルーもないのかな?

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衝撃の!とか、超問題作!!みたいにあおってましたが、一つの病に苦しむ姿と見た方がいいようですね。
上の絵、自分を嫌悪している・・という風がとっても似合いそうです。
ハンガーの監督だから、淡々と事象だけの描写だろうと勝手に思ってる。DVD購入して鑑賞します。キャリーさんは、前からこんな顔(スッピン)だと思う。ジェーン・エアは渋くて良かったですよ。
肝心な時にuselessなのは悪行の報い。それでも優しくされ男冥利に尽きるバカ野郎の話でした。
あらら、、、やっぱり
そうなんですよ。そうとった方がいいです。
もしかしたら自分では病という事すらわかってないのかも。
うんマイケルファスベンダーファンならDVD持ってても損なしよ
そうね、キャリーマリガンは私もこんな顔だとは思うケド、でもひどい顔じゃないチラシのは(笑)「ドライヴ」ではこれよりずっとよかったよ☆
まっつあんさんとroseさんはダメ駄目だったものね~(笑)
セックス依存症なんて、依存症の中でもトップレベルになんというか、、、
きっと4人の中ではKLYさんが一番高得点ね。
そういえば私はシシーは死んだととったんだけど。
セックス依存症・・・マイケル・ダグラスもそうなんだ~ それは知らなかったけど、納得したかも。(笑)
コメント欄、顔文字いれると途中で切れちゃうのね・・・ では、顔文字やめまーす。
ではでは、今日も応援~
若いときの男なんて基本そんなもんよ~w
だから表面的な事象だけ見るとあれがセックス依存症なの?って思ったよ。あれぐらいは普通じゃないって。
まっつぁんさんはああいってるけど、結局心の繋がりの無いセッ○ス、女性を道具にしか見てないセッ○スはオ○ニーと同じ。それでしか出来なくなっちゃってるのが依存症なのかなって思いました。
高得点と思いきやどっこいそうでもないのだ!てかmigさんとそう変わらないや。みんながもっと悪いかなって思ってたんだけど案外そうでもなかったのね^^;
本当はもっと深い話なのに、いじって浅くしちゃった。
これは宣伝の責任じゃないかなー。 日本の観客はそこまで何も読み取れない訳じゃないよ(笑)
下にある選ぶ絵文字だったら選べますよん♪
マイケルダグラスはいかにもって感じですよね~妻のキャサリン嬢もなんか凄そうだし(笑)