クリント・イーストウッド監督の娘、アリソン・イーストウッドの初監督作も劇場未公開

ケヴィンの新作として前からチェックしてたこの映画、新作DVDコーナーでみっけ

DVDスルーにガックリ

タイトルも覚えにくいっ

感想から先言うと、最後の方では久々に泣けちゃった....

なかなかどうしていい作品です。
なのに劇場公開せずってどういうこと

先日観たベン・アフレック初監督作『ゴーン・ベイビー・ゴーン』もそうだったけど
あっけなくDVDスルーにしちゃうのヒドすぎる~ っていつもの様に言いたくなったけど
(でももしかしたら都内のちょこっとした単館のみで上映するよりも
DVDで出しちゃった方が限られた地域の人だけじゃなく皆すぐ観られていいのかな...?)
いやこんないい作品なんだから全国公開普通にすればいいのにー。

妻は病に冒され、余命あとわずか。二人の間に子供なし。

これが、『ミスト』では一人強烈なインパクトを残した神信者のオバさんマーシャ・ゲイ・ハーデン!
しっとり落ち着いた優しい女性を演じていて『ミスト』とは180度違うイメージ。さすが名女優!
あと里子に出された時の親として『パリ、ジュテーム』のパリを一人旅するオバさんがちょこっと出てたのが嬉しかった♪

そんな折、トムは自分が偶然起した鉄道事故で孤児となった少年と出逢う。
唯一の身内であった母を失った少年は本当の家族を求めていた。
法に背く事になり仕事を失うのを恐れていたトムだったが、
妻のたっての願いで少年を家におくことに。
小さな変化は大きなうねりとなり、トムは次第に病床の妻にも心を開いていく…。









暗くて静かで、地味な作品ではあるけど
人間の心理がよく描かれたなかなかの秀作です

特に、ケヴィン演じるトムは 初めは自分の妻の病気さえ受け入れられず、
仕事に打ち込む事で現実を忘れたがっているような男だった。
それが、不慮の事故で出逢った少年と接しているうちに段々と気持ちに変化が訪れ
妻に対しても、出逢った頃にあった素直な態度で接するようになる。

よく倦怠期?危機にある夫婦が子供を授かったことで夫婦仲が円満になるっていうけど
少年を迎え入れた事で起こる微妙な心の変化を
上手く描いてるし、その男を演じたケヴィンの演技力もさすがだなー。
結末は見えているけど決して、最後は病気で亡くなるという
ただのお涙ちょうだい的な映画にはなってないと言いたい。
優れた演出、役者たちによって 自然に涙が出ちゃうような、そんな作品でした~



RAILS & TIES 2007年 アメリカ 101min
DVDセル&リリース中

--------------------------------------------------------------------------------------------------
'07 10/23 LAプレミア


とその兄で有名なジャズプレイヤーのカイル・イーストウッド
今作で音楽を担当してます。
クリントパパも来てました


こちら、つい先日1/14にNYで


アイスクリームショップ、STOGOにて 寒いのにアイス買ってます



ケヴィンかわいー




あらら店員さんまで
オレも




クリックして下さってる方々、いつもありがとうー


