
『キャリー』、『ミザリー』、『シャイニング』、『ペットセメタリー』、、、、
これまで何度も何度も映画化されて来た、スティーブン・キングの小説。
『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のキング原作を映画化したフランク・ダラボンが、
キングの原作の3度目の完全映像化

キング原作の映画好きなわたし。
楽しみにしていながらも、過度な期待は禁物。ってコトで
期待しないで試写にて観てきました

"ミスト"にちなんだゲスト、誰だろう?って思ってたらミスト=霧。という単純発想で
気象予報士の石原良純氏。(イラネ~

観どころとか、これから観るんだから言わせないで!ってー

さて、本題。
これ、お金はフツウにかかってるけど、おもいっきりB級です

明らかに万人ウケしません。
ラストは賛否両論確実



でも、こういうの好き

※ちょっとだけネタバレ込みの感想は後ほど薄字で。
タイトルはミストだけど霧が怖いという映画ではない。
そういえば、昔『フォッグ』って有名な映画があって霧が関係した映画だったなー。(リメイクするほどの映画でもないのにリメイクもされた)
霧はかかっているけど直接関わってなくて、謎の物体の隠れ蓑になってる感じ。

頑張るパパは、『パニッシャー』『ドリームキャッチャー』のトーマス・シェーン。
泣きが上手い息子役には『バベル』でブラピの息子だったネイサン・ギャンブルくん。

ある夜、メイン州西部の全域が激しい雷雨に見舞われた。嵐に脅える小さな町の住民たち。
だが、その後に襲ってきた正体不明の"霧"こそが、真の恐怖だったのだ。
デヴィッドとビリーの父子は、食料の買出しに向かい、スーパーマーケットで霧に遭遇。
建物の外に出ようとした買い物客たちは、次々に"霧の中の何か"に襲われていく。

店内に閉じ込めらることになった人々の間には、次第に恐怖が蔓延していき、
極限状態が思考力を奪っていく。
やがて恐怖は、"霧"だけでなく、良き隣人であったはずの"人間"同士の争いにまで及んでいく。
そんな絶望的な状況の中、ある決意を固めて決死の脱出を図るデヴィッドとビリー。
果たして彼らの運命は、、、、。

よくあるパニック・ムービーで、途中変なモノが出て来た時にはやっぱりね!
って思ったものの、そこはフランク・ダラボン監督の手腕か?
面白く仕上がっていた

正体不明の何かが人々を襲うパニックもの映画としては、期待して観たけどそうでもなかった
『クローバーフィールド』より楽しめちゃった。
出て来たモノに大騒ぎして戦うのがメインじゃなくて、お互い名前を知ってるような小さな町に住む隣人たちが、
狭いスーパーマーケットに閉じ込められ
危機を迎えた時に起こる醜い争い、確執、派閥化、など。
アメリカならではと思ったのがそこに極端な狂信的な神論者がいて、
宗教じみたことを唱え皆を洗脳させようとする。
残された人々が協力しあわないといけないという部分がちょっとドラマ『LOST』っぽいかも。

こういうヤツはやっかいだ。ある意味、怪物なんかよりブキミ。マーシャ・ゲイ・ハーデン
こんな事態になったなら、きっと実際こういう風なことがありえるっていうパニック状態。
人は恐怖のさなか、何をしでかすかわからない。
町の人たちが次第に仲間割れはじめたり、言い争ったりする部分の会話のやりとりや、その時起こす行動がひとそれぞれで興味深く、面白い。
ラストの父親の選択がオリジナルの原作にはなかったものらしい。
ここがポイントで、
配給会社的には、宣伝文句として映画史上かつてない。震撼のラスト15分とうたってる。
震撼のラスト、嘗てなかったとは言わないけど、想定外!なエンディングでした~。

とっても重いラスト、、、
グロいシーンもあるし、やや残虐なので そういうのがニガテな人は要注意











いやいや、面白かった~ほんと。
スーパーの密閉状態の中で、どう対処していくか、どういう方向にむかうのか。
正体のよくわからない敵は外にいる。ある種、『ドーンオブザデッド』のゾンビ映画みたいに
立てこもってさあどうしよう?!みたいな状況。
そこで、結末はじゃあ結局どうなるの?!となるわけで、
上にも書いた通り、こんな結末とは思いもよらなかったので良かった。
最後の決断!!父親のその選択、全然共感なんて出来ないんだけど
オチが。こういうバッドエンディングは好きだなぁ。
ものすごく切なくて悲しいハネケ的エンド!
悲惨も悲惨。悲劇だ。
早まりすぎたね、パパ。
でもちょっとラストはニヤっとしちゃった。
映画として、こういう風に予想を裏切られる楽しみ。
全米では賛否両論大論争が起きたというのも納得。論争が起きたわりには海外yahoo評価はBと高め。
一気に入り込んで観た2時間でした

あとでやっぱり☆の数upしちゃった



The Mist 2007年 アメリカ 125min
5月10日より、ロードショー














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いや~あ、凄い映画でしたよね。キング原作では、『1408』も面白かったのですが、それより数段面白かったです。
ラストは本当に驚きました。ハリウッド的に終わると思っていたのですが・・・いい意味で裏切られました。
TBさせていただきます♪
お父さんの判断よりも、その後がショック…。
あまり、後味がいい映画じゃなかったけど、
あのクリーチャーがスゴい。
“気味悪い”よりも“気色悪い”という感じでした。
migさんの評価が高いっ
これは原作を読んでいるので、どんなラストにしたのか気になっているんです。
何でも原作とはラストを変えてあって、かなり賛否両論が巻き起こっているようで・・・
悲惨なラストのようですね~原作だと曖昧に終わるのですが・・・
映画を観たらまたお邪魔して、レビューをしっかり読ませて頂きます~
スティーヴンK原作モノ好きなんで観たいっス
10日公開ってことはもうすぐですね。
「紀元前~」、評判悪いんでやっぱりやめましたよ
『1408』はとっても楽しみにしてるのでdaiさんが面白いというのでひと安心!
でもこっちの方が上ですか
これ、面白かったですよね~。期待してなかったけど
んー、また観たいかも♪
賛否両論になりそうなラスト、良かったです
後味悪いですよね~ほんと。
こういう重いラストって好みなんですよね~
ハネケの『隠された記憶』をその年の1位にあげるくらいのわたしです(笑)
やけにリアルで気味悪くて良かったですね、あの物体も♪
コメント嬉しいですー
そっか、さすが由香さん、読んでたんですね☆
わたしも本文中に書いたんだけど、ラストが変えてあって、、、。
あ、原作は曖昧なんですね~。
そうだとすると白黒はっきりしてる映画版の方がきっとわたしは好みです
原作を読んでる由香さんなら尚更楽しめそうかな。
レビュー楽しみに待ってますネ!
紀元前1万年、、、
評判いまいちわるいみたいね~やっぱりなぁ、、、。
こちらは是非
また写真の整理などできたら、旅行記事も載せていきたいと思います^^
この映画、気になってます!
でもグロイシーンあるのかぁ・・・内容は結構私も好きそうな感じもするのですが。。。(笑)
映画のフリーパスも手に入ることだし、見てみようかな~^^
ラストが重いのですか~。
でも「1408」より面白いとの事♪
実は家にはDVDがあるのですが、
なかなか見る時間がないのでいまだに観てません
(そんなDVDが沢山溜まっています(苦笑))
「1408」はジョン・キューザックがなかなか良かったです♪(^^)v
「Grace Is Gone」も見なくっちゃ♪
いつも参考になりまーす!