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我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から今年20年!ありがとうございます✨

ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い /THE HANGOVER

2010-06-27 00:17:27 | 劇場&試写★5

 

 

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見どころはエンドロール

春にDVDスルー決定から一転、
ゴールデングローブ賞(コメディ・ミュージカル部門)作品賞を受賞したことと、
Twitterで、劇場公開を!!の署名運動によって日本でも劇場公開が決定したおバカコメディ



それを知ってて楽しみにしてる人も多いこの映画、
アホなコメディ大好きなのでDVDスルーですぐにでも観ようと思ってたのにヘタに公開したことで夏になっちゃいました。
試写にて鑑賞。

「ハングオーバーを公開せよ!!これこそスクリーンで大勢で楽しむべき大傑作なのだから!」という宣伝文句らしい。
基本的に映画は劇場で!って思ってるけどこれはお家で皆で騒いでみるのがいいんじゃないかな、
地方で上映なくて観られない人にも逆に公開しない方が良かったんじゃ?
なーんて書くと宣伝の人に見られたら睨まれそうだケド★


いや~、フツウのというか結構お下品なドタバタ系おバカ映画でした~

日本ではアメリカのコメディってあまりウケないし笑い起きることも海外に比べ少ないけど、会場では結構笑いおきててびっくり。

ウィル・フェレル、ベン・スティラー、アダム・サンドラー、ジャック・ブラック、セス・ローゲンまで
おバカ映画常連の作品たちはどれもこれも人より笑う事多くて
コメディには自信あるのに笑えなくてある意味ショック~

期待値高いのも良くなかったけど「ゾンビランド」の方は期待値高くてもそれ以上!ってなる場合もあるしね。
で、わたしにはいつも重要な監督と脚本を調べたところ、、、、、

ベンとオーウェンをダブル主演なのにもったいなくつまらなかった
「スタスキー&ハッチ」、これまた笑えなかった「ボラット」原案、
豪華キャスト出演でリメイクなのにつまらない「オール・ザ・キングスメン」製作総指揮、
ウィルのこれまた下品でおバカな「アダルト♂スクール」(←まあまあだったけど)の
トッド・フィリップスが監督だった。
脚本はこれまたDVDスルーになったいまいち物足りないコメディ、
マコ様主演の「ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト」の脚本家。

うーん。ちょっと納得。

単に笑いが合わなかっただけかなぁ。
ウィルフェレルの下品なジョークの面白さとはまた質が違う。


チビでおデブなところがJBと弱冠キャラかぶるひげもじゃの男はザック・ガリフィナーキス。

最初、ジャック・ブラックでいいじゃん!(ギャラ出せないか。)と思ったけど
観てるといやいやこのくらいのフツウのオッサンぽいのが良かった。
この人「マイレージ、マイライフ」にも出てたのね~。
キャメロン&アシュトンの「べガスの恋に勝つルール」にも。印象ない。


歯医者の歯抜けのオッサンはこれまた役者っていうよりどこにでもいる感じが良かったのはエド・ヘルムズ。

サエないんだけど、よーくみてるとどこかヒュー・グラントに似てる。(ヒューファンごめん)
ヒュー様を崩した感じ?困った顔の表情もそっくりで兄弟かと思ちゃった(笑)

一番売れっ子、というか最近もうオファーき放題のブラッドリー・クーパーは
ひとりだけイケメン。
劇中でもイケメン言われてたけど★相変わらずステキです


それともう一人だけ若いのが。実生活でアシュレイ・オルセンの彼氏で、
キャサリンゼタ嬢相手に「理想の彼氏」で主演張ったジャスティン・バーサも出演だけど
途中で消えるので最初と最後にしか出てない。
チラシからは抹消されちゃってかわいそー。


結婚式を2日後に控えたダグは、独身最後の夜を楽しもうと悪友のフィルとステュ、
そして義理の弟となるアランと共にラスベガスへと向かう。
高級ホテルのスイートを確保し酒を浴びるように飲み、バカ騒ぎする4人。
ところが翌朝目覚めると、メチャクチャになった部屋の中には何故か赤ん坊と一頭の虎!
しかも、肝心のダグが行方知れずという緊急事態に。
ひどい二日酔いで昨夜の記憶が全くないために、自分たちの陥った状況が皆目理解できないフィルたち。
それでも、ダグは明日には結婚式を挙げなければならないのだった!




5/10(55点)


感想は上に書いた通りで、期待せずにみてたら「あ、けっこう面白い!」ってなったのかもだけど
珍しくコメディなのに賞とっちゃったりしたから期待値あがりすぎたのかな。

下品でも面白いネタでは笑えるのに、同じ下品でもさむいと思っちゃう笑いがどうもダメだった。

「ボビー」で観た以降観なかった、ヘザー・グラハムが登場して華を添えてたけど
ほんとにお色気ちょこっと添えただけっていうか、キャラもっといかして欲しかったなぁ。

おっぱい赤ちゃんにあげるため一瞬ポロリしちゃうのでそこは男性必見☆

あと、マイクタイソンも本人役で出て来ちゃうけどこちらもあんまり
笑えるキャラじゃなかった。そのまんま。


こんな中国マフィアもなんだかなー。素っ裸で登場したり。
この人のあんなの見せられても


そもそも記憶なくなったのだって、二日酔いじゃなくアレのせいだなんてマヌケ。
二日酔いでハチャメチャ!っていう映画はこれまで色々あったけど
(べガスで酔った勢いで結婚!なんてのも「フレンズ」とか「べガスの恋に勝つルール」とか、ブリちゃんとか)
酔って騒いで虎がいてとか、めちゃくちゃなところは素直に楽しめた人勝ち。

と冷めたレビュー?になっちゃいましたが。
実はこの映画が面白かったのはラストだった。

この映画の最大の謎、記憶がなくなったワケを
エンドロールのポラで一気観させたのは、アイディア勝ち


下品なのがダメって人は要注意だけど
頭からっぽにして ワハハと笑えればそれでヨシ!な映画です



 公式サイト
THE HANGOVER   2009年   アメリカ=ドイツ  100min
7月3日(土)ロードショー



ヘザー、いくつになってもエロ可愛い



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サバイバル・オブ・ザ・デッド/SURVIVAL OF THE DEAD

2010-06-22 20:47:01 | 劇場&試写★5

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めちゃくちゃ楽しみにしてたロメロのゾンビ新作

大きめ黒ぶち眼鏡がトレードマーク


公開前、突然 都内3カ所に出没するゾンビを捕まえて合い言葉を言うとプレスシートプレゼントっていう
ツイッターの企画があって、たまたまそのつぶやきを見たわたし、ちょうど渋谷にいたので
絶対探すぞ~と思って駅に向かったらちょうどハチ公の方からよろよろ歩いてる
ゾンビ3匹発見!
合い言葉知らなかったけどヒントもらって無事ゾンビ確保、プレスシートをもらったのでした(笑)

そうまでして盛り上がってたロメロのソンビ、公開後すぐ観に行きました~
なのに期待はずれでちょっとがっかり
死者がよみがえることのない安全な島が存在するという情報を得、
わずかな望みをかけその島へ向かった人間たちを襲う悪夢




北アメリカの沿岸にある小さな離島で死者が蘇り、人間を襲いはじめる。
元州兵のサージ率いるグループは、ゾンビとの戦いから生き残るため
安全と言われるデラウェア海岸沖の島に向かうが、
そこには険悪な対立を見せるオフリン一族とマルドゥーン一族が住み着いていて、
サージたちはゾンビだけでなく彼ら部族間の争いにも巻き込まれていく。



出演は、サージに「ソウ3」「ランド・オブ・ザ・デッド」
前作、「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」にも出て来たアラン・ヴァン・スプラング


オフリン一族の家長に「エミリーローズ」「シルク」のケネス・ウェルシュ。


イケメン風も一人。

デヴォン・ボスティック。
アトム・エゴヤン監督作「Adoration」に出演してるほか、
監督脚本執筆もしてる人だとか。


わたしがロメロ映画を好きになるキッカケになった、
「モンキー・シャイン」の製作総指揮を務めたピーター・グルンウォルドが本作でも製作総指揮を担当。



5/10(55点)


「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」で話の軸となっていた若者たちから物資を略奪していた民兵さんが独り語りして進むストーリー。

わたしの苦手な西部劇テイストになっていたところが楽しめなかった最大の原因か。
どこかのめり込んで楽しめるシーンがなく
淡々としてるので、怖いゾンビより眠気が襲って来た
(ギリギリ寝なかったけど~)





拡大するゾンビ感染との戦いに飽きてゾンビのいない楽園を求め、島へと辿り着く。
その島の2大勢力であるマルドゥーン家とオフリン家は、
ゾンビになったら何が何でも殺せ!というオフリン家と、
自分の愛する家族や友人がゾンビになったら殺さずに、治療法が見つかるまで生かしたままか、
死んでもそのままゾンビとして生かして?おくべきだ!!というマルドゥーン家というゾンビに対する考え方の違いで対立していて
ゾンビを鎖につないで家に置き、血まみれになりながらも普段通りを装って生活しているというところで、人間同士の醜い争いが始まる!!

という、またロメロ監督の現代社会への批判が込められた作品に仕上がっていた。

そもそもロメロが考えだした、ゾンビの定義である
たとえ肉親でも、ゾンビ化してしまったら殺せ!
というものが今回は少し覆された感じ?

そもそもゾンビ映画ってそこが、残虐な中にも悲しみが込められてて好きなんだけど
ゾンビとして飼ってしまったらどうなるか?というところまで描いて欲しかったなぁ、個人的には。
身内がゾンビになっちゃったら、実際その姿のまま生かしてしかも飼うことなんてムリだろうけどね★ 笑

そこまで描くと、スティーブンキングの「ペットセメタリー」同様、凶暴になるのを覚悟で、
死んでまで蘇らせてそばにいたいか、というテーマ?にも似てくるかな?



映画はとことんその作品の中に入り込むほどのめり込めて、楽しめるのを好むわたしには
ゾンビエンターテインメントとしての面白さに欠ける出来でした~。
あと、ロメロお気に入りのアラン・ヴァン・スプラングがとにかく主役には向いてないというか、
主役はるほどの役者じゃないと思う。脇にはいいけどそこまでの魅力も感じないんだよね~。
イケメン担当なのか若いのも一人いたけどそちらも存在感なし。
うーん、ザンネン!
「ゾンビランド」の方が数倍面白かったな~。


  公式サイト
SURVIVAL OF THE DEAD   2009年  アメリカ   90min
6月12日より、公開中~


ますます昨今、ゾンビ映画ブームでどんどん作られてるなか、
御存知の通り3D映画も次々作られ大ブーム。今度は
ロメロ監督の手によって「サスペリアPART2(原題“DEEP RED”)」がリメイク、さらに3D化されるかも!?とか。

2年くらい前に観た、飛び出すゾンビ!(なのに全然飛び出さなかった詐欺映画)
より、本家のロメロが3Dゾンビ作って欲しい~
でも3Dばかり増えるのには反対だな~。次回、ロメロ新作どうなることやら
新たなゾンビ映画は大歓迎だけど


コメントのお返事、途中だけどのちほどです


暫く更新しなかったら落ちてきちゃった
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マイ・ブラザー/ BROTHERS

2010-05-26 14:03:20 | 劇場&試写★5
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2004年作デンマーク映画「ある愛の風景」のリメイク
監督は「マイ・レフトフット」「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」などのジム・シェリダン。
オリジナルは観てないんだけど、この監督の映画はけっこう好みで
特に昔観た「父の祈りを」なんてかなり泣けた。
それに脚本家がデイヴィッド・ベニオフ

わたしは好みが完全にわれてて「25時」「トロイ」は全然駄目で
「ステイ」「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(レビューのリンクは後ほど)がすごく良かった。
あと、エンディングでかかる曲はU2の「Winter」
ゴールデングローブ賞、主題歌賞にもノミネート。

豪華3人共演だし、楽しみにしてました。試写にて鑑賞

何がびっくりって、トビー・マグワイアの痩せっぷり!
前にゴシップに載せたけど、ここ近年すっかり太っちゃってたのを
役づくりのため、今回約10キロ減量!
「スパイダーマン」シリーズのイメージを見事払拭成功!





アフガニスタンで行方不明となった元兵士と妻、弟。
それに二人の娘。家族の崩壊と再生を描く。


なんだけど、優しかったパパが帰還後にあからさまに人が変わって目むきだしてホラー演技っぽい
トビーが、弟と妻の浮気を疑ってそこまで豹変する?っていう感じに
脱力するのではなくて暴れちゃってるところがなんか浮きすぎちゃってて。
ちょっと感情移入というよりはひいちゃったかなぁ。

その点、最初はムショから出たばかりでやや荒くれ者だった弟が
優しい存在になっていくところが
役柄的にはおいしいところもっていったかな?
ジェイクは今回、控えめな存在感がかえって良かった。



5/10(55点)



前半はかなりゆっくり淡々としていて、惹き込まれるというよりは少々眠気襲ってきちゃった
トビー演じるサムが戻って来るところからは徐々に惹き込まれたけど、、、。


兄弟愛という部分では、兄弟の絆前半で深く描いていなかったせいか共感というところまでいかなかったけど
心に深い闇を抱えて帰還した夫を、家族がいかに受容していくか。
気が動転して暴れる兄を、なだめるように優しく抱いてあげる弟。
このシーンが良かった。

戦争で経験したことで受けた心のトラウマ。
根底に静かに流れているのは、反戦のメッセージ。



ナタリーポートマンはいうまでもなく今回も相変わらずの素晴らしさだったけど、

こんなサービスシーンもアリ。
一番素晴らしかったのがイザベルを演じた子役、ベイリー・マディソン。
表情一つ一つがもう本当、演技とは思えない天才的素晴らしさ。
食卓でのシーンは釘付け!あそこまで言う?!って感じだったけど。子供って怖い~。

テラビシアにかける橋」や「ロンリーハート」にも出てた子。

ちょっとピーター・サースガード似でいじわるな顔立ちは
ホラー映画の子役で是非お願いしたい 
子役ウォッチャーとしてはこの子、今後も要チェックです★

それにしても毎回思うけど、今回も特に感じたのは

予告篇でいいところ見せ過ぎ!
ってこと。
楽しみにしてる作品は予告篇極力みないようにしてるけど、
知らない作品はそれで興味持つっていう部分も大きい。
でもいいところみせすぎちゃってるのはどうかと。
さじ加減、難しいね。

2000年代の作品のリメイク、しかもハリウッドキャストでというところが
見どころなんだろうな~。
わたしは今ひとつだったけど、評論家受けはいいようなので気になってる方はぜひ


アフガニスタンへ出兵し戦死した兄のサムの代わりに、
一家のはみ出し者だった弟のトミーが、未亡人となったサムの妻グレースと残された2人の娘のいる家庭に入る。
トミーとグレースは親密な関係を築いていくが、米海軍からサム生還の知らせが入り……。




 公式サイト
BROTHERS    2009年  アメリカ  105min
6月4日より、ロードショー




去年のNYプレミアにて。




ジュエリーデザイナーの妻と。


ジェイクはこの日欠席。
主演の「プリンス・オブ・ペルシャー時間の砂ー」は5/28全世界同時公開。

コメントお返しのちほどです。
今日はまちに待ったあの試写(SATCではない)行ってきます~



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ローラーガールズ・ダイアリー / Whip It

2010-05-23 09:56:11 | 劇場&試写★5

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去年のうちにアメリカやタイでも公開してて日本公開を楽しみにしてた1本


ドリュー・バリモア初監督×エレン・ペイジ

ラブコメでもない、ドラマでもなく、コメディでもないってことで
エレン・ペイジが評価された「Juno」にかぶる部分も大きいけど
あちらが成長物語だとすると、こっちは青春日記。みたいな感じ。
だから変なタイトルついちゃったなぁ~って思ったけどあながち邦題はあわないワケじゃない。
原作は、この映画の脚本も手がけた、元ローラー・ガール、ショーナ・クロスの自伝的小説からだとか。

ローラーゲームとの出会いから、青春を謳歌するようになる少女の姿を描き出す。
という普通のお話。



ドリューの子役からの長い女優暦とその交友関係を活かして何名か出演☆
友人のキャメロンとか、つかずはなれずの彼、ジャスティン・ロングなんかは出てない。
本人もローラースケートの選手として出演(でも出演シーン少ない)
主演に抜擢したエレン・ペイジ(ジュノもいいけど私的には「ハードキャンディ」での演技が最高)
との波長はバッチリ。


その母親には「ミスト」でも強烈なインパクト放ってた名優、マーシャ・ゲイ・ハーデン。


脇には ウィルソン3兄弟、オーウェン、ルークの兄貴で一番パッとしないアンドリューをコーチとして起用。

キルビル」ではユマのスタントマン、
タランティーノの「デスプルーフ」にも出演したイキのいい姉ちゃん、ゾーイ・ベル、
ファレリー兄弟作品「2番目のキス」で共演したジミー・ファロンも。
すべてを捧げてしまうボーイフレンド?には新人で抜擢されたランドン・ピッグは元々シンガー。

日本人ウケしそうな若手イケメン。


そして一番の存在感は、久々登場個性派のジュリエット・ルイス
暫く女優業休んで大好きなミュージシャンとしての活動に力入れるっていって
何年か前にすごいロック&パンクな姉ちゃんになった写真みてたけど、
今回そのまんまのような、元ヤンキーみたいなトンがった役お似合い♪

いかにも意地悪そうなの、もっとみたかったな~。



17歳の女子高校生ブリスは、テキサスの退屈な田舎町ボディーンで生まれ育った。
母親ブルックは自分が出場したミス・ブルーボンネット大会で優勝することだけが娘の人生の成功だと信じていた。
そんな人生に違和感を覚えるブリスは親友パシュと、少し都会の隣町オースティンに出かける。
そこでローラーゲームと出会ったブリスは、
女性らしさとは無縁でワイルドにぶつかり合い、個性を称え合うローラーゲームの世界にすっかり魅了される。
ブリスは家族に内緒で年齢を偽り、負けん気は強いが勝利の少ないチーム、
ハール・スカウツの新人発掘トライアルに参加する。
無鉄砲なスピードで入団を認められたブリスは、昼は学校とダイナーでのウェイトレスのバイト、
夜はローラーゲームの練習という日々を送り始めるがある日両親に見つかって...





5/10



うーん。評論家ウケはけっこういいこの作品、面白いとはわたしは思えなかったな。フツウ。
ドリュー好きだし 初監督作ということで評価受けたのは嬉しいけどやっぱり甘め評価してるような。
キャラ的には「チャーリーズエンジェル」系ですっごい楽しんでるのは伝わるんだけど
私生活でも髪一部だけすごい色に染めたり奇抜なファッション好んだり、
男も女もウェルカム
ドリューのゴシップなどで知る限りの感じより抑えめで優等生な作品。
もっとガッツリ個性とかアクとか出して来て欲しかったなー。
(と思うのは勝手な期待と願望か

脚本は、上に書いた通りショーナ・クロスという無名の女性が
ローラーゲームにハマるまでを描いてるけど意外とゲームシーン少なかったし、
ローラーゲームそのものの魅力が伝わるってとこまではいかない。
エレン・ペイジ演じるブリスは初めてからあっと言う間にプロの選手の仲間入りしちゃった。天性なのね☆

脚本自体が面白いって言えるものじゃなくて、親友との確執→仲直り、
両親との不和→理解し合う  ボーイフレンドとの青春
チームがゲームで勝負! と青春モノに必要な要素みたいなのを一通り入れてるんだけど焦点が絞れてないというか、どれも中途半端な気がしちゃった。

観に来てた人たち、年齢層高めだったんだけどオバさんたちにちょこちょこ笑いが起こってたけど
わたしはツボがあわず笑えなかった~。

そして見せ場っていう見せ場も盛り上りに欠けるのと、チームのメンバーは皆ワイワイと楽しそうなんだけど、キャラ達が弱いから印象が薄い。
敵チームはジュリエット・ルイスしかいないの?ってくらい他の人はでてこない(笑)
とにかくジュリエット・ルイスが良かった

面白さが足りないと思っちゃうのはコメディではなく、青春モノだから??
なんかありきたりな印象しか残さず...。 
結局は、皆頑張ってるっていう人生讃歌的な?雰囲気ものかな。

いろいろ書いちゃったけど、
古臭いナンバーをバンバン取り込んだ音楽のセンスがすごく良かった

これはドリュー・バリモアのセンスなんだろうな
サントラ聴きたくなった

さわやか青春ものが好きな人向け。
ドリュー監督作品という興味で観てソンはなし。興味のある方はぜひ


公式サイト

Whip It    2009年   アメリカ   112min
5月22日より公開中~




ローラースケートもふたりもカワイイっ



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アリス・イン・ワンダーランド 3D 字幕/ALICE IN WONDERLAND

2010-04-18 12:33:15 | 劇場&試写★5

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あくまでも、
ティム•バートンが描く、不思議の国のアリス」


アリスファンも、バートンのファンも、
そしてバートン×ジョニー・デップ7度目のタッグ
ということでジョニーファンも、皆待ってた待望の新作


物心ついたときからルイス・キャロルのアリスの原作が大好きで
昔原作に忠実なイラストのグッズが出まくってたときは片っ端から集め、
海洋堂のフィギュアはもちろんシークレットのチェシャネコまで揃え
イギリスのオルセー博物館には原画見に行ったほど
(そんなひとも多いことでしょう!)

それが大好きなティム•バートンがアリスやるって聞いてずーっと待ってた

が!先に観てた翔が「期待したほどでもなかった」っていうので期待値下げ、バートン入魂の3D映像ってことで、
やっぱり一応3Dでの初日鑑賞~

サントラも2種とも事前購入で観る前に聴きまくり準備もバッチリ
ダニー・エルフマンのOSTは素晴らしくアリスの世界創り上げてるし
エンディングのアヴィリルが歌う「alice」も最高
(「ALMOST ALICE」のサントラ1曲目に収録)


本作は あまりにも有名な「不思議の国のアリス」を忠実に描くのではなく
バートンの描く、世界ってとこが重要


小説のその後。幼い少女アリスが成長して自分の中のワンダーランドでの体験を通し
大人へのステージをあがっていく19歳のアリス。


アリスお馴染みのキャラクターたちのビジュアルはとにかく楽しい





神出鬼没に現れる、めちゃカワイイのはやっぱりチェシャ猫



言うまでもない存在感を放つのはジョニー演じるマッドハッター(イカレ帽子屋)

ちょっと「チャリチョコ」と被ってる?意外とまともでそこまでクレイジーじゃない。


バートン妻、ヘレナ・ボナム=カーターはかなりフューチャーされてて強烈なインパクト!

この人しかいないでしょ、ってくらい のクーン、ハマり役。



肝心のアリス。
新人のミア・ワシコウスカは甘すぎない(地味?)ルックスでどうもピンとこない。(グィネス・パルトロウ系)

好みの問題もあるかもだけど、せっかくのアリスに魅力も感じず。


赤の女王(ハートのクイーン)の妹、白のクイーンにはアン・ハサウェイ。

いちいち大袈裟な身振りに黒眉が目立つ
生き物は傷つけないと誓う女王、なかなかハマってました★



5/10(54点)




みどころはやっぱりこのティムバートンワールド
美しいワンダーランドの世界観はさすがとしかいいようがない
でも、ストーリーは少々退屈。正直、予告編のほうがワクワクしたなぁ。
とくに後半戦うアリスになっていくところはどうでもよくなっちゃった。

ダークな世界はあってもグロさがないのは子供達の鑑賞考慮してかもだけど
子供たちは楽しめるのかな??
外国人の家族、子供連れで来てたけど楽しんでなかったような?
お父さんが「スマイルネコは可愛かったよね」なんて子供に話しかけてたけど(笑)


良かったのはジョニーのダンス!ちょっとだったけどあれは良かったナ!

一番ワクワクしたのはやっぱりアリスが穴に落ちて行くシーン。
あそこは3Dで観て正解!と思わせるほど奥行きもあって素晴らしい
原作のアリスを思わせる、「drink me」と書いてある小瓶を飲んで小さくなったり、ケーキをかじって巨大になったり。
3D字幕は文字が見づらいというか、字を追う分映像をじっくり見れないのが難点。
その代り、俳優たちの声が堪能できるのだけど。
(アラン・リックマンはいもむしの吹替え担当)

バートンのアリスだと割り切って観たけど、あーやっぱりわたしは普通のアリスの世界が好きなんだよね。

もし、バートンが今回そのまま原作のアリスを忠実に再現して撮ってたらつまらないのかもしれないけど それはそれで観たかった気がする。
鬼才、バートンにしては平凡な印象で映像は素晴らしいけど内容が物足りない...。


でもこの世界観を堪能するにはやっぱり劇場鑑賞をオススメ


初日興行収入が7億円で既に「アバター」抜いたんだとか!




公式サイト
ALICE IN WONDERLAND   2010年  アメリカ 119min
4月17日(土)より、大ヒット公開中~




アニメーションと実写を組み合わせでアリスに忠実に
夢のような世界を作りあげたヤン・シュバンク・マイエルの「アリス」は大好き



今日はトムちんのとこのスリちゃん、4歳のお誕生日。おめでとー!
ゴシップは近日やります!(たぶん、、、、)


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噂のモーガン夫妻 / Did You Hear About the Morgans?

2010-03-20 11:10:05 | 劇場&試写★5
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裏切られるのが得意なキャリーサラと、浮気男な優柔不断男がハマるヒューが夫婦

3本はしごの最初に観たのがこれ。
期待してたワケじゃないけど、サラだし。ラブコメだし
可もなく不可もないフツウに楽しめるラブコメで、想像通りでした


監督は「ラブソングができるまで、「トゥーウィークス・ノーティス」に続いて
3度目のヒュー・グラント起用、マーク・ローレンス。
毎回、ベタだけど普通に面白いラブコメがお得意。


一般庶民に見えるが二人は不動産業を営む妻と敏腕弁護士の夫のセレブ夫婦。


ドン臭い役で敏腕には見えないケド



NYに住んでいた夫妻、仲直りのために夫が誘ったディナーの帰り道、
いきなり空から人が落ちて来る!
犯人の顔を見てしまった=犯人に顔を見られたからには命を狙われてしまう!
ということで警察からの指示で、証人保護プログラムにより
誰も知らない田舎町へと放り込まれる。

なんかこのくだりは、ギャングの抗争で顔を見られて
それ隠すために男ふたりが女に化けてガールズバンドに紛れ込む
大好きなマリリン・モンローの「お熱いのがお好き」(監督、ビリー・ワイルダー)を思わせた。
けどよく考えたら「天使にラブソングを...」の方が「お熱いのがお好き」に似てるか。


5/10(58点)


凄く面白いわけでもなく、普通にちょこちょこ笑えたくらい。
ヒュー様の目、ぱしぱし、今でも健在
老けたのも不倫して情けない立場の役なのが仕方ないにしても、なぜか存在感薄い感じだったのが少し残念。

サラの方は、この役で最低映画賞であるラジー賞の主演女優賞にノミネート!
(御存知の通り、サンドラが受賞)
命狙われてるってうのに「田舎になんて住む気はない、私はNY生まれよどうやってそんなところで暮らすの?!」
スーツケ-スにドレス持って行こうとしちゃったり。
わざとかもだけどやっぱりどうしてもキャリーに見える(笑)



一度壊れた関係が、1つの事件によって段々と信頼と愛を取り戻す。

それがコメディらしくユーモア交えておバカな展開なのが

笑えたとこ
・田舎なので一人の医者が全部やってて、眼科目的で行っても外科目的で行っても
いつも同じ医者。

・高いベランダを渡るサラ、それ見て見ぬ振りの朝食食べる家族

・ヒューのクマとの格闘。(一番の見せ場?)


・巨大スーパーで激安セーターに感激、よくみたらそれ2枚の値段。

・銃の練習してるときのサラ。

・車はキーつけっぱなし。すぐ人に貸せるように★

そんなところかな?あと忘れちゃった

部下の二人は初見だけどどちらもパッとしない。
と思ったら一人は海外ドラマで活躍のエリザベス・モス。

もうちょっと顔の知れた若手使ってキャラ膨らませたら面白かったのにな。

この夫婦はなかなかいいキャラ☆
特に刑事の妻役のメアリー・スティーンバージェン。

未だに「バックトゥ~3」のドクの恋人って言っちゃうけど
サンドラのコメディにも彼の母役で出てたし、未だ主にラブコメで現役なのが嬉しい♪


夫の浮気を許せるか?っていう大きなテーマ?はそれほど重要じゃなかった。
もちろんラストはハッピーエンド
DVDでも全然OK、サラっと観られるコメディ。
タイトル自体「モーガン夫妻のこと、聞いた?」だしね  (笑)

あ、書いておきたいのはやっぱり使われてる音楽がどれもいいってこと。
この監督、前作でもドリュー・バリモアとヒューに曲歌わせたり、
80年代な曲を落ちぶれ歌手のヒューに歌わせたりしてたけど
今回もサントラよさげです
エンドロールにかかったのは
なんとビートルズの名曲「恋を抱きしめよう」スティービー・ワンダーのカバー版!

このセンスが好きです


マンハッタンで数千億円の物件ばかりを扱う不動産のトップセールス・ウーマン、メリル・モーガンと、
全米でも10本の指に入る敏腕弁護士のポール・モーガンは、セレブカップル。
だけどポールの浮気が発覚してから、メリルの気持ちはすっかり冷め切ってしまっていた。
ある日、2人は図らずも殺人事件に遭遇してしまう。
犯人に顔を見られた2人は、証人保護プログラムにより身分を隠してワイオミングへ送られる。
人間よりも牛や馬のほうが多いド田舎で暮らすハメになったこの夫婦の行く末は…?





 公式サイト
Did You Hear About the Morgans?    2009年   アメリカ  103min
3月12日より、公開中~


しつこいけどサラの「Sex and the City2」日本では6月4日公開
いよいよ前売券も販売スタート!
情報入り次第また記事書きます~。orツイートします★


プレミアの写真とヒュー様来日のは以前ゴシップに載せたのでちょこっとだけ。

2009 12/8 ロンドンプレミア











昨日今日からまたどんどん新作公開!
皆さま楽しい週末を~




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コララインとボタンの魔女3D / Coraline

2010-02-23 10:51:15 | 劇場&試写★5

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「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリック監督最新作。

本国の公開から1年近く遅れてやっと日本公開。

「ナイトメア~」はコアなファンも多く、原案・原作とキャラクターがティム•バートンなので
ティムバートンが監督した映画だと勘違いしてる人も多いみたい?

わたしはナイトメアは作品そのものってより、ダニー・エルフマンの音楽(と歌)が好き♪
独特な世界観が確立されてるサントラはもう名盤
今作では音楽、ブリュノ・クーレという人に変わっちゃったケド。
原作は同名のベストセラー本。
キャラクター及びセットのデザインなどコンセプトアートを手がけたのは、日本人イラストレーターの上杉忠弘。


弟がストップモーションアニメの短編も撮ってることもあるのとちょっと怖そうな雰囲気もそそったので、
最近ブームの3Dはほんとは好きじゃないケド
2D上映はやってないようだし、仕方なく3Dで鑑賞してきました~。

でもコレ、別に3Dじゃなくてもいいのに...

ココラインの声優を務めたのはダコタ・ファニング。日本語吹き替えは榮倉奈々。
ダコタちゃんの声で聞きたいので字幕版!


作られたセットの数は130以上な上、主人公ココラインの表情の数は20万7336通り!
35秒間に16の表情!
あるシーン1分14秒の映像を作るのにかかった時間は52のステージに300人以上のスタッフで1週間!
って言われてもピンとこないけどそれってほんとに凄い尽力!

想像を絶する大変な作業で創り上げられた世界はお見事としか言えない

動きは滑らかだけど、CGと違って手作り感がある☆
映画本編よりもその制作の過程、メイキングをみたい!って思っちゃった!



わたしが好きだったのはオープニングの人形が作られるシーン
お花いっぱいの美しいお庭
そこはちょっとワクワクしちゃった。

でも、始まってからはなんだかなかなか話が進まずちょっと退屈。。。
3Dの意味もあんまりないから眠気さえ襲ってきて
睡魔となんとか戦うとやっと不思議世界への扉を見つけ、入って行くコラライン。


ストーリーは単純。
現実世界のパパママが忙しくて相手にしてもらえないコラライン。
封印された扉をあけるとそこは「もうひとつの世界の入り口」


お花が咲き乱れる美しいお庭、オモシロサーカス、そして優しいパパとママ。
でも、なんか変、目がボタンだ!

この世界にいてほしいわと恐ろしいママ、そのためには目をボタンにしなきゃいけない!


コチラのセットをご自分でどうぞ


夢の世界には裏があったのだ。



5/10(53点)



ストップモーションアニメってとこは良かったけど、、、。
上にも書いたけど、3Dである必要はなかったように思う。
そんなに飛び出すとか奥行きとか、おお~ってなるものでもないし
ちょっと重めのメガネをかける負担の方が上。おまけに当然料金もプラスだしね。
DVDで観る時はそのままだし、手作り感溢れるストップモーションアニメだからこそ、3Dにしなくても、って思っちゃったのは事実。
3Dでの字幕版、意外と普通に字は読めて問題なかったんだけど
字を追う分、どうしてもせっかくの映像をじっくりみられなくなっちゃうから
やっぱり吹替えの方がいいんだと実感。
でもそうするとダコタちゃんの声が聞けないし。
さすが演技派ダコタの声の演技で命を吹き込まれたコララインを観れたのは
結果的には字幕選択で良かったんだけどね。

ストーリーに関しては特に触れる事もナシだな~。
お子様向けなものなのでこんなものかなと、
決して一見してカワイイって感じではないけど
ネコ好きとしてはやっぱりカワイイのがネコちゃん。
あちらの世界で喋るとなんかカワイイ。
ネズミ加えて2回も「ネズミは嫌いなんだ」って言うセリフ


あとはゴキブリチョコとかゴキブリチェアーとか
異空間世界ならでは、のアイテム?が良かった(笑)

キャラ的には、凸凹コンビなオバさん二人も印象強めのキャラ。
消えた本物のママたちや、目をボタンに変えられた子供三人の命の目を探すココライン。
怖いもの知らずでボタン魔女にも勇敢に立ち向かうココラインに
探すヒントとなるアイテムをくれる。






「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」や「ウォレスとグルミット」などの
ストップモーションアニメが好きな人はきっと気にいるであろう作品



 公式サイト
Coraline     2009年  アメリカ   100min
2月19日より、公開中~












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恋するベーカリー /It's Complicated

2010-02-21 09:18:55 | 劇場&試写★5
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別れた夫と不倫

今年のアカデミー賞司会、アレック・ボールドウィンとスティーヴ・マーティン。
なんでこのコンビって思ってたんだけどこの映画の二人だったのね~。



メリル・ストリープ好きだし、「恋愛適齢期」「ホリデイ」共好きなので
同じくナンシー・マイヤーズ脚本/監督の本作楽しみにしてた


 原題のIt's Complicated は「複雑な」の意味だけど 邦題、ポスターもこれまたまったく違う感じで
これじゃあパン屋さんのオーナーの第二の人生的ストーリーを思わせる。
実際パンなんてちょっとしか出て来ないのに!
日本ならではの戦略、うまいよね~。
子育ても終え、第二の人生楽しむお年頃の女性がもう一度、恋したくなるような
笑えてほんわかストーリーかと思ってたけど
意外にも超サバけた、ちょっとキワドいオトナのラブコメ。
R-15指定付いちゃってる(そこまでじゃないけど)


だってメリルがベッドシーンでこんな↓

アレック、メタボって言ってたけどほんとに肥えすぎ


人気ベーカリーを経営するジェーン。お得意のパン・オ・ショコラは高評価を得ていた。
10年前、弁護士の夫ジェイクと別れ、3人の子供を立派に育てあげ、長年の夢だったベーカリーの経営に精力を注いできた。
でも何か満たされない日々…。
自宅キッチンの増築に取り掛かるため、建築家のアダムを呼んだジェーン。
お互い離婚経験のある2人はすぐさま意気投合。だが、その一方でジェインは元夫ジェイクの存在を忘れられないでいた...




5/10(55点)



んー、5段階なら3くらいかな。観ててちょっと長く感じちゃった。
このくらいのストーリーだったらDVDスルーになっちゃうものも多いのに。
メリルだから?とも思うケド、ユマとの「プライム」は未だに公開もDVD化もされないし(されるまでしつこく言うつもり☆)

パン作るシーンは楽しそうであったかくて美味しそうで良かったけど
「恋するベーカリー」ってほどパン出てくるワケじゃない


笑いも多く盛り込まれてたけど
この笑い、あまりわたしにはあまり合わなかった

けっこう露骨な下ネタ系入ってて、スティーヴ・マーティン演じる新しい彼とスカイプしてる最中に元旦那が、、、
のシーンは笑うってよりも引いちゃった。
文字通りアレックがカラダ張って頑張っちゃってたけど
やっぱりナマナマしすぎて気持ち悪い~っていうのが率直な感想

笑えたのは娘の婚約者、ジョン・クラシンスキー 周り。笑いどころ持ってった☆



つまらなかったわけじゃないけどフツウになっちゃったのは
思ってた笑いと違ったのがノレなかった一番の原因かも。
話を盛り上げるためとはいえ、アレック・ボールドウィンが身勝手すぎだし、ボテボテで毛むくじゃら!(←見た目は仕方ないか)
勝手に若い女作って浮気した男が何言ってんの!って言いたくなっちゃう。
別れた後も、何気に会ってたり連絡とったりする関係でいられるのは、
綺麗な別れ方だろうしある意味理想的でもあるのかもだけど
これまたやっかいなんだよね、、、。
お互い昔は好きで付き合ってた(結婚した)んだから情とか未練みたいなのも
どっちか(あるいはどとらかも)持ってたわけだから。

このアレックス演じる弁護士で身勝手元ダンナ、ジェイク。
再婚した若い女との生活が理想と違ったからって
もとの古巣(妻)のところへ戻りたがる。しかも別れてから10年も経ってから!?
妻は妻で、また愛されたことに歓び感じて行って、、、、。
あり得なくもない話ではあるけど、、、
メリルの恋する少女っぷり、カワイイけど一人浮かれ過ぎ??

自分の旦那を寝取った若い女に復讐の意味で不倫としてリベンジありな気もするけどそうじゃない、
ちゃんと不道徳である、と考えてる真面目な主婦。
主婦同士の集まりシーン、2回ほど出て来た主婦仲間たち、
SatCの一回り上?な4人のトーク、ぶっちゃけてて中々良かったんだけど
後半は全く出て来ず無駄になっちゃってたのが残念。

ジェイク、元妻に猛烈アタック!こんなトンじゃっててハッパでもやってるんじゃないの?
って思ったらホントにそんな展開になってちょっとあっけ(笑)
メリルもスティーヴもいい年して<ハイ>テンション!
そこでそれまで真面目な建築家だったスティーヴ・マーティンがやっと本来の?
彼らしくぶっ壊れてダンス。

途中までメリル好きな母にもオススメしようかなって思ってみてたけど
笑いは下ネタだし こりゃなんか違うなぁって。



このノリ、どうなっちゃうのー?
って思ったけど最後の方ではちゃんと真面目に考えなおした結論で結んでて安心した。

メリルの三人の子供たち、って言ったってもうオトナなのに
あのベッドに三人でくるまって身を寄せ合って?悲しむ姿にはちょっとびっくり。
3歳や5歳の子供じゃないんだから(笑)

離婚して、同じ人とまた再婚って話 たまにあるようだけどわたしには理解出来ない~
浮気性の男はそう簡単に直らないと思うしね。
でも映画の話としてみたら、変わってて面白い☆

本作の見どころは
毎度ほんとに芸達者なメリル・ストリープの恋するオトメっぷり



女が輝いているためには、いくつになっても誰かに恋してるって大事

そう思わせるほどの、いつまでも若々しくて、歳を重ねても魅力がある女性像なメリルでした~

それと、あの出来立てチョコクロワッサン(パンオンショコラ)食べたくなっちゃった

笑いが合えば楽しめるオトナのためのラブコメ!


 公式サイト
It's Complicated      2009年   アメリカ   120min
2月19日より、公開中~





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サベイランス / SURVEILLANCE

2010-02-06 22:10:41 | 劇場&試写★5
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デヴィッド・リンチ監督の娘、ジェニファー・リンチ監督作

リンチ大好き娘の映画も観なくちゃ☆ってことで早速初日に観て来た♪


デビュー作「ボクシング・ヘレナ」から14年ぶりに監督業復帰
あれは女性監禁し、手足切断という惨い映画で酷評もされたようだから
こんなにも長い間撮らなかったのかな?

現在、42歳

デヴィッド・リンチパパは製作総指揮で参加。

主演の二人。
久しぶりにみたらかなり太って老けた~!ビル・プルマン。FBI捜査官。
リンチ作品には「ロスト・ハイウェイ」に出演。
ロビンウィリアムス風になってた

FBIの相棒に、ジュリア・オーモンド。
リンチ作品には「インランド・エンパイア」に出演、
病院で母親の話を聞く娘役、「ベンジャミン・バトン」も記憶に新しいところ。


謎の殺人事件、
生き残った3人の証人、
犯人は誰?





これ、黒澤明の「羅生門」でのシーンをアレンジしたという。
殺人事件の当事者で3人の目撃者の言葉がフラッシュバックで折り込まれ、
ひとつに繋がる。


サンタ・フェの田舎町。
FBI捜査官のエリザベスとサムは無差別殺人事件の目撃者証言のため、地元警察を訪れた。
目撃者は警察官のジャック、コカイン中毒者のボビー、8歳の少女ステファニーの3人。
サムは3人を個別の部屋に隔離し、ビデオカメラで監視しながら取り調べるよう指示する。
やがて取り調べが開始されるが、同じ事件現場に居合わせたはずの3人の証言は微妙に食い違い……。







5/10(53点)



まあまあ。
デヴィッド・リンチほど不可解ではまったくないし、クセもない。極めて普通に楽しめるサスペンス。

わたしはリンチの一筋縄じゃいかない独特なワールドが大好きでファンだけど、
娘はその血までは継いでない感じかな。
とは言っても、バイオレンス描写はある。

そのラストに関してはリンチが変えるように散々言ったけど
結局変えずに上映、カンヌ映画祭では賛否話題に。
2008年にはシッチェス映画祭で作品賞を受賞、ニューヨークシティ・ホラー映画祭では
最優秀監督賞、最優秀女優賞を受賞した。



そこまで賛否言う程でもないし、カンヌ仰天の衝撃のラスト
ってほどじゃないんですけど~



というか、途中からアレ?って真面目に観てたのがバカバカしくなってくるような ちょっと笑っちゃうようなところもあり、、、、

犯人探し、この場合登場人物以外の人間が犯人でした、というのは反則。
そうすると誰かが騙している事になる。
犯人は、、、、、




ここだけネタバレ
やっぱり最初に怪しいと思ったビルプルマンだった~
目つきとかも怪しいし、他に怪しいヤツといえばあのポリスくらいなものだし
大抵のひとは見抜けるだろうけど
分からなかったのは女もグルだったこと。
そんなワケない!って感じで笑える~


それまで真面目に捜査してるフツウ人間なのに、
ラスト近くで急に頭おかしいひとになっちゃって、レズまで披露しちゃうし。
ビル・プルマンの突然のキレっぷり笑える~。
演じてて面白いだろうな~なんて
ある意味どこか面白い映画。(つっこみどころがあって)
そういえば、ビル・プルマン「ロスト・ハイウェイ」でも怪演してたような。

でも証人の警官は結局最後何も出来ないし、少女も逃げ出したままで野原にいて終わっちゃうし
なんか中途半端ですっきりしない終わり方でポイント下がっちゃった。




観てるときはまあまあ面白いんだけど、
観終えてみれば、なーんだ。で終わっちゃうような映画でした~。

公開は渋谷シアターNのみなので、気になる方はぜひDVDで確認を☆
大阪は、大阪シネ・ヌーヴォにて4月公開。


 公式サイト
Surveillance   2007年  98min
2月6日(土)より公開中~





ビル・プルマン、今年以降に出演作5、6本控えていて
一番すぐなのが先日のサンダンス映画祭で上映になった「The Killer Inside Me」内なる殺人者 。
マイケル・ウィンターボトム監督作で、ケイシー・アフレック主演、ジェシカ・アルバ、ケイト・ハドソン共演!

ジェシカたん、「かいじゅうたちのいるところ」コラボワンピ~



気にナル☆



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フローズン・リバー /FROZEN RIVER

2010-01-31 09:03:30 | 劇場&試写★5
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去年のサンダンス映画祭でグランプリ、
同じく去年のアカデミー賞で脚本賞と主演女優賞にノミネート。


この時の審査員の一人に、映画オタクで数多く観てるタランティーノ。
その際は、「今年観た中で最高にエキサイティングで息をのむほど素晴らしい。」
とコメント。劇場の予告篇でもこの映像が起用されてる。

でもちょっと待って、タラちゃん!あんた先日発表した、
オレ的2009年面白かった映画ベスト11本!にこれ入れてないじゃん!

同様のツッコミ、KLYさんからもコメントに頂きました~
調子いいからなー、タラちゃん。(←知り合いか)
まあ、この作品は08年のだからかな?ということで。

ちなみにこのサンダンス映画祭でのタラの他の審査員には、
マーシャ・ゲイハーデン、サンドラ・オー、ディエゴ・ルナ、マリー・ハロン監督。

サンダンス以外にも多くの映画祭で話題を集めた女性監督コートニー・ハントの長編デビュー作。

本作、当初短編として作りあとで長編としてリメイクしたもので、
短編がニューヨーク映画祭に出品・上映されたことで長編の製作を決意したと監督は言う。
また、ドキュメンタリー風ではなく、意図的にフィクションとして作ったらしい。

これ、日本ではどの配給会社も買い取らずお蔵入り(DVDスルー)になるところだったのをシネマライズさんが買い付け公開に至ったという作品。

質の良い作品が、必ずしも観客ウケし楽しめる映画とは限らない。
儲けを考えると採算とれない単館ムービーは興行的にも難しいせいで
ある程度の日本での知名度もないと、上映にまで至らないケースも多い。

今回はそんなことで、「シネマライズさん、ありがとう~」という感謝も込めて
作品的にも超期待だったので、初日に劇場まで足を運んだ


ニューヨーク州北部に暮らす白人女性が、貧しさからネイティブ・アメリカンの女性と組んで
不法入国斡旋ビジネスに手を染めていく姿を丁寧に描いた社会派ドラマ。


夫に新居購入費用を持ち逃げされた妻のレイは、支払期日までに金を工面しなければならなくなる。
ひょんなことから知り合ったモホーク族の女性ライラから持ちかけられたのは、移民をカナダ側で車のトランクに積み、
セントローレンス川を越えアメリカ側に不法入国させる闇の仕事だった。
儲けを山分けにすることを条件に手を組んだ二人は、首尾よく移民の国境越えを成功させるが…。




大切なものを守るために犯す罪は赦されるものか否か!?

なんて題材はこれまでも多く映画としてあったけど、これはそれを問う作品というわけではない。

サスペンス、という風にも宣伝されているけど、タラちゃんが言ってるほど
エキサイティングなわけでも、サスペンスフルでもなかったな。


じっくりと 家族を守るために必至に生きようとする二人の母親の姿が描かれる。

力強い、母親の愛

5/10


家族のため、やむなくして犯罪に手を染めるって母の話
なんか別の映画で観たような、、、、?

いくつか見た映画ブログではなく新作紹介のサイトでは殆どが賞賛!
個人的に思ったまま正直にいつものように書くと、、。

始まってすぐから、どこからともなくおっさんのイビキが聞こえ
もう寝ちゃって勿体ないなぁって思ってたら、途中わたしも少しウトウトなりかけちゃった

重く、暗く寒々しい、地味~な作品だけど
最初からずーっと淡々としていて、盛り上がることもない映画だった。
わたし、暗いのも重いのもいいんだけど ゆっくり心情を描いているのもいいんだけどこういうのは苦手で、、、、
(重いのは好きだけど)
テーマや作品としての出来は認めるべきなんだろうけど
残念ながらストーリー的にあまり引込まれなかったので普通評価。





いつもサンダンス映画祭というと、小粒でも面白い映画が上映されて注目だけど
今回ばかりはちょっと期待しすぎちゃったみたい。
共感せずにいられない感動作ということだけど
わたしは母性足りないのかも、それとも、寝てたのか


日本では馴染み薄いけど女優賞にノミネートされた母親
メリッサ・レオは「21グラム」や「メルキアデス・エストラーダの三度の埋葬」などに出演。

どれも暗い作品だけど、個性もアクも強くないせいでリアルな母親を演じきった。


先住民族モホーク族のライラのシングルマザー二人は、初めは人種の壁や意見の違いでいがみ合う雰囲気ながら、
母親という共通の立場から、その二人の間の氷は解けていく。
「白人だから、大丈夫よ」と促すセリフが2回くらいあって印象的。


シネマライズらしい作品だなって思った。単館系ムービーがお好きな方にはオススメ。
わたしみたいに淡々としたのがニガテな人にはオススメしないかな。
むしろDVDで家でじっくり観るのがいいかも。


ハリウッドが大作映画ばかりになっても困る。
好みはおいといても、小さくてもこういう脚本が心理描写がしっかりした作品が
今後も埋もれることなくきちんと上映してくれることを願います~。


 公式サイト
FROZEN RIVER   2008年  アメリカ   97min
1月30日(土)より、渋谷ライズにて公開中~

いつの間にか、日曜最終回どなたも千円に加え、毎週火曜日も千円です★

※東京・渋谷のシネマライズで1月30日の公開から1週間後の
2月6日~6週間の期間限定で1200円にてオンデマンド配信するとのことですので
行けない方も、気になる方は是非みてね。



なぜに劇場未公開って残念だった秀作2本
しつこいけどまた挙げておきます

でも東京から地方に順次って作品以外はそのままDVDが当たり前って地域もあるんだよね、、、
その場合はDVDスルーで出しちゃった方が早かったりして。。。?
いやいやそれでもこの2本は劇場でやって欲しかった~。


ゴーン・ベイビー・ゴーン
はベン・アフレックの初監督作品。


一つ前の記事で書いたばかり、イーストウッドの「娘」の監督作
レールズ&タイズ」主演、ケヴィン・ベーコン





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