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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

出雲大社

2017年09月01日 | Weblog

 回数も多くはないし期間も短いが、今後医学部の学生実習が来るので、簡単な心電図読判読のセットを作っておこう思う。まあ初心者向けの本のつぎはぎになってしまうが。遠い昔、誘われて医学部5年生の時に病院実習に行った。そこの病院(循環器科)に実習に行くと、心電図がある程度読めるようになると言われていた。実際少しわかるようになった気がした。

 旅行中の荷物を重くしたくないので、薄い「続 あなたが心電図を読めない本当の理由(わけ)」村川裕二著を持ってきた。2:1伝導の心房粗動と発作性上室性頻拍の区別は、ST-T部分がすんなりしていれば発作性上室性頻拍、ギザギザ感が強いと心房粗動、だそうだ。心房粗動を抗不整脈薬で洞調律に戻すのはかなり難しいので、大事なのはレートコントロールでとりあえず逃げること。村川節はわかりやすい。

 今日は出雲大社を見てきたが、感想は伊勢神宮の時と同じ「大きい神社だ」。井沢元彦さんの「逆説の日本史」に出雲大社のことが書いてあった。出雲大社は大和朝廷に敗れた大国主大神を祭ってあるが、敵を祭るというのは日本人特有の怨霊を恐れる気持ちからで、参拝者は大国主大神を正面からは拝めない位置(横から)に配置しているそうだ。玉造温泉に宿泊。

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