なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

100歳の心不全

2013年06月26日 | Weblog

 昨日、施設入所中の100歳女性が、呼吸苦で内科クリニックを受診した。酸素飽和度が低下して、浮腫が目立った。もともと、心房細動と大動脈弁閉鎖不全があるが、ふだんは心不全症状がなく、特に投薬はされていなかった。血圧が170/90mmHgと高値だった。

 100歳だが、見た目は若い。起き上がろうとして良く動く。家族には厳しい見込みと話たが、印象としてはなおりそうだなあと思った。酸素吸入と利尿剤投与で、尿も十分に出て、血圧も正常化した。尿カテーテルをさかんに気にしている。不穏がひどくならないうちに、内服薬の治療に切り替えるほうがいいようだ。、

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