なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

そろそろ経口血糖降下剤へ

2013年06月22日 | Weblog

 糖尿病を放置していて、糖尿病壊疽になった50歳台女性が外科に入院して血糖コントロールを依頼されていた。強化インスリン療法を開始して、2週間くらいで血糖は改善した。入院時のHbA1c11%から2か月で6%台になった。そろそろ、経口血糖降下剤を併用して、インスリンを減量していくことにした。入院時の血中Cペプチドが0.9と微妙な値だった。2か月たって糖毒性が解除したので、自己インスリン分泌が回復している可能性がある。Cペプチドをもう1回提出した。まずDPPⅣ阻害剤(エクア)を併用して、ランタスを減量して、ノボラピッドは血糖が高い時のみ使用するような診にミニスライディングにした。時宜の処方からはメトホルミンも併用して、ノボラピッドが中止できるかどうか、血糖を見てきめることにした。

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