散歩者goo 

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中高年こそPCやSNSが必要

2011年11月11日 21時42分07秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
今日旗谷氏の展覧会に行った。
案内に在廊日が書いてあった。
彼の仕事の都合で画廊にいるのは金曜日しかない。
画廊で、彼は何人かの来訪者と談笑していた。

この日は抹茶も振舞われた。
使われたお茶碗は、彼の友人の作家の作品だという。
風景画を描いたことと、抹茶接待と関係あるのか、今思えば聞きそびれた。



和やかな雰囲気で話も弾み、私も話の輪に入った。
そこで、私がフェイスブックやツイッターやブログの話をしたところ、皆SNSやブログの経験はなく、話が途切れた。
話に参加していた人は、見たところ40代以上だった。

私は、以前ギャラリーをしていた関係で、美術作家の知り合いも多い。
ただ、その人達は40代以上の人が多く、しかも、ツイッターやフェイスブックで検索してみると、私の知人の美術作家で、インターネットやSNSを利用している人は極少数ということが分った。

美術家に限らず、40-50代以上の人は、SNSに縁遠い人が多いように思っている。
原因は40―50代以上の人は、若い時にパソコンや携帯メールに接することが、少なかったためではないかと思う。
同窓会でもパソコンでネットを個人的に利用したり、ましてSNSを利用している人は、ほとんどいなかった。

以前述べたように、パソコンを使用するにあたって、タイピングやパソコンの操作を覚えることは、中高年にとって非常に大きなハードルのようだ。
私もタイピングや、パソコンの操作方法をマスターするのに苦労した経験がある。

しかし、パソコンやSNSを使い慣れると、非常に便利で生活に役立つとともに、人生を豊かにしてくれると思っている。
矛盾した話だが、いまこのブログを読んでいる人達は、PCやSNSの効果を理解している人達で、ブログでいくら主張しても、PCを使っていない人には伝わらず、このような意見を述べることは、無意味かも知れない。

だからこそ、中高年こそPCをマスターしてブログやSNSに親しんでもらい、様々な人やサイトから情報を得たり、交流して意見を交わすことが必要と思う。
そうすることで、友人が出来て孤独が解消され老後が豊かになる。
更に操作を覚えたりタイピングをマスターしたりブログを書くことで、知的活動を促進し認知症予防に役立つ。
知的レベルを維持向上も期待できるのではないかと思っている。
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風邪と熱と運動

2011年11月11日 15時54分11秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
先日外国人の風邪をひいた場合の民間療法を取り上げた番組を見た。
その中で面白かったのは、ホットビールを飲むとか運動をして汗を出すといった回答だった。
日本であればさしずめ玉子酒であろうか。
風邪を治すのに、汗をかくとか、暖かくして寝るとかは、いくつかの国で共通していたように思った。

風邪を治すのと、暖かくするというのは関係があるらしいと思ったので調べた。
人間が病気になって発熱するのは、熱で病原菌の活動を抑えるような仕組みになっているとも聞いた。

まず、なぜ病気になると体温が上がるのか調べてみた。
調べてみると、病気にかかって発熱するのは、細菌などが出す物質や、マクロサージ(白血)その他の免疫機構が細菌その他と反応して出す物質により、視床下部が反応し体温を高める防御反応という。
またウイルスや細菌は、体温より温度が上がる程増殖が抑制される物が多いという。
発熱の効果として、ウイキ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BA%E7%86%B1)では次のこと(生理学的意義)をあげていた。
1体内に侵入した細菌類の増殖至適温度域よりも体温を上げ、それらの増殖を抑える
2体温を上昇させることで免疫系の活性化を促す
その他参考:発熱のメカニズム(http://www.terumo-taion.jp/health/temperature/06.html)

ところで最近NHKの「ためしてガッテン」で体温アップで、ヒートショックたんぱく質のことを取り上げていた。
しかもこの話の中には、次のような話があった。(NHK 「ためしてガッテン」HPより)
「白血球の一種、T細胞をまずは35℃で培養して
がん細胞と同じシャーレに入れてみました。
すると、体当たりするようにしてがん細胞を攻撃。
12時間で14%をやっつけました。
次に39℃までT細胞を温めて実験。
すると、12時間でやっつけたがん細胞は
44%と3倍以上にアップしたんです。」
すなわち温度と免疫細胞の免疫力アップの関係である。

ヒートショックたんぱく質と免疫系の作用で体は発熱し、風邪や病気の病原体を攻撃殲滅し、病原体により傷ついた体を早く修理し健康体にしているようだ。
そういう意味では、体は余り冷やさないほうが良いのかもしれない。

又、サウナ等で汗をかくとか、暖かくして寝るとか、運動して汗をかくというのは、科学的にも正しいようだ。
ただ、一般に言われているように、熱の出ているひどい風邪を引いている時に、無理な運動をするのは、(体力を消耗し体の免疫力を弱くする可能性)止めたほうが良いのだろう。

参考リンク
検証!体温アップで超健康の真実http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20110511.html
熱ショックタンパク質(ウイキ)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%86%B1%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA
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