我々が良く飲むコーヒー始め多くの飲料に、カフェインが含まれている。
しかしカフェインに関し功罪あり、ネット上では矛盾する評価も書かれたりしていて、よくわからないので調べてみた。
現在の時点で私が理解し、正確であろうと思われるものを列挙する。
後日記載内容の出展も追記予定
カフェインの含有量
レギュラーコーヒー(約150ml)
ドリップ :115mg
パーコレート :80mg
インスタント :65mg
紅茶(約150ml)
ドリップ :50mg
ティーパッグ :30mg
コカ・コーラ(約350ml) :45.6mg
ペプシコーラ(約350ml) :38.4mg
ダイエットコーク(約350ml):45.6mg
緑茶10g一番茶 :100mg
栄養ドリンクその他 :20~50mg
板チョコ(50g) :60mg(カフェイン+テオプロミン)
ココア(150ml) :50mg(カフェイン+テオプロミン)
カフェインの作用
中枢神経興奮作用、覚醒作用、:精神の高揚 眠気防止、倦怠感除去
:逆に寝る前にカフェインをとると睡眠に悪影響
睡眠の質の低下
脳細動脈収縮作用 :脳梗塞の可能性のある人は、要注意
心筋収縮力の増大 :強心作用 血圧上昇に注意
平滑筋の弛緩・血管平滑筋の弛緩 :血管拡張 臓器の血流増加
利尿作用(血流量増加による):夏および飲酒後の脱水症状に注意
気管支拡張
骨格筋緊張
胃酸分泌亢進、胃酸が出やすくなる
骨格筋収縮力を増大
エストロゲンの分泌亢進作用 : 乳腺症の場合はカフェイン摂取を控える
月経前症候群の増幅
記憶強化
お茶のカフェインは、タンニンと結びつく為効果は弱くなる。
カフェインの半減期は3.5時間という。(個人差あり)
カフェイン含有食品摂取の注意事項及び副作用、
幼児や、妊婦の胎児への影響。(カフェイン類の摂取は厳禁といわれている。)
米最大の健康医療団体「カイザー・パーマネント」の研究チームが1996年から98年にわたって、カリ
フォルニア州の1063人の妊婦を対象に飲み物の種類などを詳細に調査した。
その結果、1日にカフェイン200ミリグラム(2杯程度のコーヒーに相当)を摂取した妊婦が流産を起こす
リスクはカフェインを全く取らない妊婦の2倍に達することが判明。200mg以下の摂取量でも、流産
のリスクは1.4倍になっていた。
研究チームは「新陳代謝機能が完全でない胎児にとって、胎盤を通じて入り込むカフェインの代謝は困難であり、胎児の成長が阻害される可能性がある」としている。この論文は米産婦人科ジャーナル(電子版)に掲載された。
2008年11月3日、英Leicester大学Justin C Konje氏らによる大規模な前向き研究によると、1日にコーヒー2杯程度(カフェイン含有量:約200mg)であっても、カフェイン摂取と胎児の発育遅延リスクの関係が有意になることが判った。100mg/日未満ではリスクは低いと考えられる。妊娠、出産、育児の全期間を通してカフェインの摂取は可能なかぎり控えるべきである。
出産後もカフェインは乳汁中に排出され、その濃度は母体より10~20%高い。
カフェイン摂取は、要注意の病気
1.胃潰瘍又はその既往歴のある患者(胃液分泌を促進するため、悪影響を及ぼすおそれがある。)
2.心疾患のある患者(徐脈または頻脈を起こすことがある。)
3.緑内障の患者(症状が悪化するおそれがある。)
カフェインの含まれる物と薬を一緒に飲んではいけない。副作用が出る。
胃酸分泌亢進、胃酸が出やすくなるので、胸焼けを起こしやすく胃潰瘍等胃に問題のある人は注意。
脳細動脈収縮作用があるので、脳梗塞を起こしやすい人にコーヒーは要注意。
アメリカ、ボストンの調査では、心臓病になる確率は、コーヒーを飲まない人に比べて、
一日5-6杯飲む人は、1.34倍、6杯以上飲む人は2.13倍になるという。
カフェイン離脱症候群:コーヒーを多く常用(毎日ドリップコーヒーを何杯も飲む場合)している場合に起きる。
カフェインを摂取し続けると、数日から一週間でカフェインに対する耐性が出来るが、その後、カフェインの供給を断つと、カフェイン離脱症候群が発生し、12から20時間後に現れ2日後にピークに達し1週間後まで続くという。
カフェイン離脱症候群の禁断症状
頭痛、不安、疲労感、集中力散漫、眠気、イライラや抑うつ状態が現れることがある
(歴史的に見ても問題は聞かないし、現在も全世界で大量に飲まれているが、問題は聞かない。)
消化器疾患、高血圧、パニック障害、不安、不眠などの疾患がある場合など有害に働く場合がある。
コーヒーについて
コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中を発症するリスクが29%も低いことが2万人規模のコホート研究によって示された。コーヒー嗜好以外の生活習慣や年齢・性別などの影響は認められず、コーヒー自体になんらかの好ましい作用がある可能性があるという。英ケンブリッジ大学のYanmei Li氏(写真)らが、2月24日から26日まで米サンアントニオにて開催された国際脳卒中学会(ISC2010)で発表した。
コーヒーを飲む人は1万7807人、飲まない人は4425人であり、飲む人の平均摂取量は3.1±2.2杯だった。
(2010年)
参考
カフェインの参考文献:ウイキペディア:カフェイン
睡眠、不眠、眠気防止、睡眠とダイエットについて。(追)(総合リンク)
(http://blog.goo.ne.jp/sksoo/e/358478b0091231de4fb806db5ed84637)今まで、このブログに掲載した、<睡眠、不眠、眠気防止、睡眠とダイエット>関連記事へのリンクです。詳細な関連情報も得られると思います。
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しかしカフェインに関し功罪あり、ネット上では矛盾する評価も書かれたりしていて、よくわからないので調べてみた。
現在の時点で私が理解し、正確であろうと思われるものを列挙する。
後日記載内容の出展も追記予定
カフェインの含有量
レギュラーコーヒー(約150ml)
ドリップ :115mg
パーコレート :80mg
インスタント :65mg
紅茶(約150ml)
ドリップ :50mg
ティーパッグ :30mg
コカ・コーラ(約350ml) :45.6mg
ペプシコーラ(約350ml) :38.4mg
ダイエットコーク(約350ml):45.6mg
緑茶10g一番茶 :100mg
栄養ドリンクその他 :20~50mg
板チョコ(50g) :60mg(カフェイン+テオプロミン)
ココア(150ml) :50mg(カフェイン+テオプロミン)
カフェインの作用
中枢神経興奮作用、覚醒作用、:精神の高揚 眠気防止、倦怠感除去
:逆に寝る前にカフェインをとると睡眠に悪影響
睡眠の質の低下
脳細動脈収縮作用 :脳梗塞の可能性のある人は、要注意
心筋収縮力の増大 :強心作用 血圧上昇に注意
平滑筋の弛緩・血管平滑筋の弛緩 :血管拡張 臓器の血流増加
利尿作用(血流量増加による):夏および飲酒後の脱水症状に注意
気管支拡張
骨格筋緊張
胃酸分泌亢進、胃酸が出やすくなる
骨格筋収縮力を増大
エストロゲンの分泌亢進作用 : 乳腺症の場合はカフェイン摂取を控える
月経前症候群の増幅
記憶強化
お茶のカフェインは、タンニンと結びつく為効果は弱くなる。
カフェインの半減期は3.5時間という。(個人差あり)
カフェイン含有食品摂取の注意事項及び副作用、
幼児や、妊婦の胎児への影響。(カフェイン類の摂取は厳禁といわれている。)
米最大の健康医療団体「カイザー・パーマネント」の研究チームが1996年から98年にわたって、カリ
フォルニア州の1063人の妊婦を対象に飲み物の種類などを詳細に調査した。
その結果、1日にカフェイン200ミリグラム(2杯程度のコーヒーに相当)を摂取した妊婦が流産を起こす
リスクはカフェインを全く取らない妊婦の2倍に達することが判明。200mg以下の摂取量でも、流産
のリスクは1.4倍になっていた。
研究チームは「新陳代謝機能が完全でない胎児にとって、胎盤を通じて入り込むカフェインの代謝は困難であり、胎児の成長が阻害される可能性がある」としている。この論文は米産婦人科ジャーナル(電子版)に掲載された。
2008年11月3日、英Leicester大学Justin C Konje氏らによる大規模な前向き研究によると、1日にコーヒー2杯程度(カフェイン含有量:約200mg)であっても、カフェイン摂取と胎児の発育遅延リスクの関係が有意になることが判った。100mg/日未満ではリスクは低いと考えられる。妊娠、出産、育児の全期間を通してカフェインの摂取は可能なかぎり控えるべきである。
出産後もカフェインは乳汁中に排出され、その濃度は母体より10~20%高い。
カフェイン摂取は、要注意の病気
1.胃潰瘍又はその既往歴のある患者(胃液分泌を促進するため、悪影響を及ぼすおそれがある。)
2.心疾患のある患者(徐脈または頻脈を起こすことがある。)
3.緑内障の患者(症状が悪化するおそれがある。)
カフェインの含まれる物と薬を一緒に飲んではいけない。副作用が出る。
胃酸分泌亢進、胃酸が出やすくなるので、胸焼けを起こしやすく胃潰瘍等胃に問題のある人は注意。
脳細動脈収縮作用があるので、脳梗塞を起こしやすい人にコーヒーは要注意。
アメリカ、ボストンの調査では、心臓病になる確率は、コーヒーを飲まない人に比べて、
一日5-6杯飲む人は、1.34倍、6杯以上飲む人は2.13倍になるという。
カフェイン離脱症候群:コーヒーを多く常用(毎日ドリップコーヒーを何杯も飲む場合)している場合に起きる。
カフェインを摂取し続けると、数日から一週間でカフェインに対する耐性が出来るが、その後、カフェインの供給を断つと、カフェイン離脱症候群が発生し、12から20時間後に現れ2日後にピークに達し1週間後まで続くという。
カフェイン離脱症候群の禁断症状
頭痛、不安、疲労感、集中力散漫、眠気、イライラや抑うつ状態が現れることがある
(歴史的に見ても問題は聞かないし、現在も全世界で大量に飲まれているが、問題は聞かない。)
消化器疾患、高血圧、パニック障害、不安、不眠などの疾患がある場合など有害に働く場合がある。
コーヒーについて
コーヒーを飲む人は、飲まない人に比べて脳卒中を発症するリスクが29%も低いことが2万人規模のコホート研究によって示された。コーヒー嗜好以外の生活習慣や年齢・性別などの影響は認められず、コーヒー自体になんらかの好ましい作用がある可能性があるという。英ケンブリッジ大学のYanmei Li氏(写真)らが、2月24日から26日まで米サンアントニオにて開催された国際脳卒中学会(ISC2010)で発表した。
コーヒーを飲む人は1万7807人、飲まない人は4425人であり、飲む人の平均摂取量は3.1±2.2杯だった。
(2010年)
参考
カフェインの参考文献:ウイキペディア:カフェイン
睡眠、不眠、眠気防止、睡眠とダイエットについて。(追)(総合リンク)
(http://blog.goo.ne.jp/sksoo/e/358478b0091231de4fb806db5ed84637)今まで、このブログに掲載した、<睡眠、不眠、眠気防止、睡眠とダイエット>関連記事へのリンクです。詳細な関連情報も得られると思います。
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