散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

市民寄席に行った

2011年11月17日 22時17分01秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
市民寄席に行った。
会場が新しく出来たホールで、席数が多くなった為か8-9割程度の入りだった。
出演者は次の通りだ。
桂咲之輔
露の吉次
桂文昇
笑福亭福笑
桂米輔
桂春團治

春團治師匠の演目は「反魂香」だった。
高座に立つと、年齢を感じさせない
声にも張りがあるし、所作もうまい。
四天王といわれた人が、今もバリバリ活躍しているのは喜ばしい。。

ここ20年程は年1回程度も寄席に行っていないので、最近の上方落語界のことはほとんど分らない。
今回の寄席でも、前の4人の落語は始めて聞いたような気がする。
ただ福笑師匠の現代落語は、親と子の噺で、桃太郎の話で子供を寝かしつけるという噺だ。
枕にも現代の世相を様々な角度からの視点を交えて面白かった。
この噺は、聞き覚えがあるので、福笑師匠の噺は、以前聞いていたかも知れない。
コメント

水泳による筋肉痛?

2011年11月17日 18時40分01秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
今日は、なんとなく背中が痛い。
きりっと痛んだりとか、ずっと痛い訳ではないし、痛みも軽い。
この軽い筋肉痛に、心当たりがあった。
昨日プールに行って頑張った為だと思った。

一昨日は、ジムに行ってトレッドミルで走っことは事は、ブログでも書いたが、そのときジムでは、ウエイトトレーニングや腹筋背筋運動も一通り1セットずつトレーニングした。
腹筋は、18回から20回背筋は35回だ。
ウエイトは、チェストプレス(腕押し)やラットプルダウン(引き降ろし)が45kgで11回程度だ。
それなりに鍛えているつもりだが、ジムでの運動は速筋を使う。
しかし昨日の水泳のように、何分間も休まず泳ぐ場合は遅筋を多く使うようになる。

(筋肉には、遅筋と速筋があり、遅筋は有酸素運動に適応していて、大きな力は出せないが、長い時間運動を続けるのに適していて、特に鍛えなければ遅筋が多くなる。速筋は短時間に大きな力を出す時に使用され、瞬発力を出すのに用いられる。筋トレをすると通常速筋が多くなる。)

昨日の体調は、ジムでの運動の疲れや筋肉痛も無かったし、風邪の前駆症状もなくなっていて快調だった。
それで、多少頑張ってみようと思って、200m単位で泳ごうと思った。
この夏に50mプールでは、200m単位で休まず何度か泳いだことがあったが、そのときは多少疲れた感じだった。
9月末から復帰した家の近くの市立スポーツセンターの25mプールでは、まだ100m単位でしか泳いでない。
連続して泳ぐ時間が短いだけ、持久力は使わない。(その分持久力を鍛えていない。)
そのため200mを一気に泳ぐのは、9月の50mプール以来で、持久力が落ちているのではないか多少の心配はあった。
しかし、今までの9月の実績があるので200mでも問題はないと思い泳いだ。

25mプールを4往復するのは、問題なかったがやはり、多少持久力の低下で体に応えたかなという感じだった。
その結果が今日の背中の筋肉痛になって現れたようだ。
昨日は、クロール以外に久しぶりに、バタフライで25m泳いだ。
バタフライはクロール以上にかなり背中の筋肉を使う。
水泳はどんな泳ぎ方にしても、背骨の筋肉は腕による推進力を支えるため、肩甲骨と関連して、体の軸を維持する為に酷使しているように思う。
背筋が弱ければ、腕の推進力が体にかかる時に、体を真直ぐに支えられないだろう。
また体の後ろが沈むと、抵抗になり前に進みにくくなる。
多分このような関係で、それなりのスピードで泳ぐ為に泳いでいる間、常に背筋を使い疲労したため、背筋に軽い痛みを感じるようになったのだろう、と考えると理解できる。
事実痛みは上部、肩甲骨に近いあたりだ。
コメント

カルチャーラジオ落語の楽しみと上方落語

2011年11月17日 12時34分24秒 | ネットSNSマスメディア・情報マスコミ
先ほどNHKラジオ第二の「カルチャーラジオ 芸術その魅力「落語の楽しみ~昭和の黄金時代を語る~」」(講師:演芸評論家 矢野誠一)を聞いていた。
カルチャーラジオは、朝の間に、昼、夜、朝の三食分の料理をするときに、暇つぶしに聞き始めた。
これが結構面白くてはまってしまった。
カッルチャーラジオは、各テーマでごとに毎週一回3ヶ月間ある。
今、特に興味を持って聞いているのが「アメリカ先住民から学ぶ~その歴史と思想」と、この「落語の楽しみ」だ。

「落語の楽しみ」のテーマのほとんどが、江戸落語中心で、上方落語についてのテーマが「上方落語の発見(1)三遊亭百生、桂小文治」と「上方落語の発見(2)四代目 桂 米團治 五代目 桂文枝」の2週しかないのが大いに不満である。

それでも、この講座で古い音源も使用されて、当時の高座の様子を聞く楽しみがある。
無論、講師の落語にまつわる四方山話や分析も面白い。
前回は、全く聞いたことのない落語家の音源だったので興味深かった。
今回は、米朝師匠の師匠にあたる四代目米團次の落語を始めて聞いた。
正直言って、米朝師匠のほうがうまいように思った。

五代目文枝は、聞いたとたん懐かしさがよみがえってきた。
五代目文枝の落語はいろいろ寄席で聴いている。
一番好きな落語家の一人だ。
特に囃子の入るハメモノは雰囲気があって、あれだけ明るく艶のある話を出来る人はほとんどいない。

落語に関しては、20代のときに友達に連れられて千日前のホールで毎月行われていた、若手芸人・落語家の演芸会を何度か見に行ったのが、きっかけだった。
当時の駆け出しの、芸人や落語家の多くが、今や中堅ベテランや大御所・名人になっている。
その後、数十年前、島之内寄席が話題になり、一度行って見たいと思っているうちに、会場がいろいろ変わり、京橋ダイエーで行われるようになった。
通勤経路だったので、毎月寄るようになった。

そのとき会場では、上下の区別無く下足番をしていて、先代松鶴師匠に靴札をもらって感激したことを覚えている。
そのダイエー島の内寄席では、たまに長い話もあったり、怪談話もあったり、名人芸をたっぷり楽しませてもらった。
その頃の師匠連中は、まだ若く油が載っていた。
今は故人となった、六代目文枝や松鶴や露の五郎兵衛は、そのときからいずれ劣らぬ大名人と思い、噺は実に面白く人情話では涙を誘い、聞惚れていたしかった。
怪談話は本当に怖かったし、大ネタでは、たっぷりとその世界に浸らせてもらった。
そのほか、枝雀・春蝶・林家小染・・・数え上げれば切がない。
彼らはすばらしい噺を聞かせてくれたし、力を入れて演じていて、時にただならぬ気迫を感じ話芸の確かさを実感させてくれた。
無論今も現役で活躍している師匠方の油の載った噺や、まだ若い時の噺を聞けたことは、本当に良かったと思っている。
その当時、それ以前から江戸の落語も好きで、ラジオやTVで聞いていたが、(円生や志ん生は特にお気に入りだった。)それでも江戸落語に勝るとも劣らぬ上方落語のよさを当時から確信していた。

偶然だが今日の夜7時から、東成区民センターで「市民寄席」がある。
この催しは毎年行われている。
トリは桂春団治だ。
演目は何だろうか。「代書屋」か?

実は、落語の「代書屋」は東成区役所の横にあった「代書屋」の話しをもとに作られたという。
記念の市民寄席に関連して、代書屋関係の記念碑が区役所の前に立てられ除幕式も行われた。
数年前のその東成の市民寄席で、襲名間もない桂米團次の「代書屋」を聴いた。
「代書屋」は多くの落語家が取り上げているネタでもあり、春団治の得意ネタでもあるが、米團次の演出はそれぞれの落語家とも多少違ってた。
米團次の代書屋では、原点を意識したようなところが見受けられた。
とにかく、今日の市民寄席は楽しみだ。
コメント