散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

過ぎた日の年末年始風景の断片

2011年12月31日 12時56分37秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
年末になると、母はガラス障子を拭き、神棚や仏壇をきれいに拭いていた。
それから、門松、注連縄、鏡餅その他の正月飾りを買い込み飾っていた。

餅つきは、我が家の年末の恒例行事だった。
私が子供の頃は、餅つきは多くの家庭でやっていた。
父が元気な時は、我が家でも暮れになると、餅をつき、鏡餅や、普通の餅や青海苔や黒豆や海老の入った餅を作った。
母が作った餡があまり美味しくなかったので、あんこ餅は好きではなかった。
市販の餡入りの餅や和菓子は大好きである。(今思うと母の餡子餅は砂糖の量が少なかったように思う。)

餅つきのときは、羽釜にせいろをセットし餅米を蒸す。
蒸しあがると、石臼に移し、杵で餅米を練る。
ある程度満遍なく練って粘りが出ると、いよいよ餅つきだ。
餅を反すのは、母の仕事だった。
子供の頃は、兄と父の二人で餅をついていたが、私が成長すると、私も持ちつきに加わった。

事前に餅箱に片栗粉を敷いて準備しておき、餅がつき上がるとすばやく餅箱に入れ、家族で餅箱の周囲を囲み、餅をちぎって丸めて、丸餅にして並べるのだが、最初は必ずお鏡餅を作った。
神棚と仏壇と水神様の3個のお供え用の、鏡餅を作った。

私がサラリーマンになり、家庭内出の発言力が増すにつれ、私は正月スキーにいったりした。
そして兄が転勤でいなくなっても、しばらく持ちつきは続いたが、いつの頃からかやらなくなった。
多分石臼を裏庭から玄関へ持って来れなくなったためではないかと思う。
父の力がなければ、私一人で石臼は動かせないのだ。
それに餅を食べる人が少なくなり、餅がいつまでも残る。

正月を迎えると、両親がいた時は、元旦に神棚を拝み、家族揃って、父親の「おめでとうございます」の一言でお酒を一口飲んで新年のお祝いしてから、雑煮を食べていた。
そのときお酒も飲むので、元旦の朝は、ほろ酔いでコタツに入ってうたた寝していることが多かった。

子供の頃は、近くに叔父さんの家があったので、叔父さんが来てお年玉をくれたように記憶している。
正月は、童謡の詞どおり、凧揚げやこま回しに熱中したし、女の子は新しい羽子板を買い羽付をしていた。
近くの氏神様への参拝も子供にとっては、屋台めぐりでわくわくしていた。
今は、そんな懐かしい光景もほとんど見かけない。

コメント

日記11130(買物 読書)

2011年12月31日 09時38分36秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
日記を書いていて、例によって余談の話が長くなったので独立した「判断基準 科学と価値観」というブログにして、投稿しその後更に手を加えた。

対立する問題を議論する時に、賛否両論とも相手の主張を全く無視する人も多い。
科学の場合は、正解以外は間違いであり、その事象は同じ条件であれば100%再現性がある。。
価値判断が絡む場合は、価値判断そのものは、人間が作り出している物であって、絶対はありえないし、政治的解決はいかようにでも変わりうるものであるし、修正できるし、どの意見が絶対正しいということはない。
所詮、価値は人間が存在して成立する物であって、個人や組織や集団がどの視点(座標軸)やパラダイムに立脚するかで結論は変わる物だ。
それを、科学技術と同様に、絶対真理と信じて発言行動や押し付けをすると大きな誤りや摩擦を生む。
文化や文明は人間が存在して始めて存在し、価値が生まれるが、自然は人間とは無関係に存在し、人間も自然の中にある。

我々はそのような、価値判断に絡む議論を過去に無数に体験しているが、時代により結論は動いているのが実態だ。
例えば、バスをワンマン運転すると事故が増え、運転手は過労になるといった議論もあった。
日米安保は、絶対反対という声が多かったが、今はそうではない。
昔、コンピュータ導入反対の議論も多かった、コンピュータは職場を奪い全て自動化され、機械に使われる人が増え失業者が街にあふれるといった議論もあった。
健康の為コンピュータ作業を一時間するとX分間休みを取るべきという話があったりした。
規制緩和をして小さな政府にすると、経済が活性化し、雇用が増え、所得が伸びる。(現実は、非正規社員が激増し、格差社会になった。)

正月用の食材を含め食材補給へ近所の2つのスーパーへ。
結局正月用食材は、「もち」だけだった。
お菓子として羊羹、それに果物として定番のミカンを購入したが、これは普段がら食べていて、特別正月用として、買ったわけではない。

外資系のスーパーでは、酒の品定めをした。
結局お酒は買わずに帰った。

以前から、日本酒に興味を持っていて、本を読んだりもした。
昔は、今のように各地の地酒も余り紹介されてなかった。
当時はせいぜい、池田や河内の地酒がよく紹介されたり宣伝していた。

食材を収納後、夕食には早いし、TVも面白くないし、夕暮れに一人机に向っての読書も気が進まない。
いつものように、ファストフーズでコーヒ片手に読書することにした。
一昨日と同じ本を用意し出かけた。
考古学の本を1時間弱読んでいると、面白かったが、眠たくなったので小説に切り替えた。

小説は、速読にチャレンジした。
予め、この小説の一ページあたりの文字数は一行の文字数と行数から800字余りと計算している。
なぜ速読を思いついたかというと、先ず最近は小説を読むことに馴れていない。(若い時はよく読んだ。)
これから読もうとする小説は分厚い。(上巻だけで500ページ以上ある。)
最初数ページ読んでいて、短編名作小説と違い、展開がダラダラ長く、心理描写や背景描写が多いので、ゆっくり読んでいてはとても耐えられないと思った。
毎分1ページ弱のスピードで読んでいった。
無論内容やストーリーが頭に入らなければ速読しても意味が無い。
自分が思っていたより読書スピードは遅かったが、思惑通りの効果をあげることが出来た。

2時間弱読書し、満足して帰宅した。
これからも、こうしたことが日課になるかもしれない。
その後はいつもどおりの夕食をとり、ブログを読み直し追加修正したり、本を読んだりした。

コメント

12月30日(金)のつぶやき

2011年12月31日 01時31分37秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
11:00 from gooBlog production
日記111229(ホームセンター 読書 消費税) http://t.co/h7sAzV8P
14:04 from gooBlog production
判断基準 科学と価値観 http://t.co/8lZYyAto
by ouruo on Twitter
コメント

判断基準 科学と価値観

2011年12月30日 13時42分33秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
物事を判断する場合一部の情報だけを取り上げて、ステレオタイプ的に判断するのは危険だと思う。
科学の世界は、すべて誤りか、正解かの2種類の結論しかない。
事実に合わなければ、その理論は間違っている。

しかし人間社会の出来事に関連する全てに関しては、右から左、上から下、反対から賛成まで様々な段階の答えが存在することがほとんどで、絶対ということはないと思う。
その理由は、判断基準となる価値観が存在する為だ。

どの価値観で観るか、考えるか、どのパラダイムに立つかで、座標軸が変わる。
例えば、競争第一・自由第一を主張する人もいれば、平等第一を主張する人もいる。
安全の確率を100%達成できなければいけないという人もいれば、いくらかの確率で犠牲者が出ても全体に影響しなければ、経済を優先すべきという人もいる。
それらの違いは、価値観の違いである。

自然科学は、データは出すが、そのデータに、良し悪しは無い。
科学で使用できるデータは、正確に結果が出ているデータだけで、科学的には不正確なデータや改竄されたデータは、価値が無い。
そのデータを採用し判断するのは、人間であり、その採用や判断基準は個人なり組織の価値観によるのである。
判断以前に、個人や組織の価値観によって、都合の悪いデータを採用しなかったり、隠したりする場合もある。
判断の基準値は価値観で決まるのである。
例えば、放射線の低線量の基準値の決定もその例である。

ところで価値観の決定は、何によるのか。
それこそ、政治の問題なのである。
更に主観や感情や宗教が入ると、合理的判断を妨げる場合もあり、偏見や差別や征服欲が影響する場合もあるし、また弱者を救う場合もある。
ある意味、価値観の暴走や衝突を合理的に防ぎ利害調整するのが政治の働きである。
価値観による意思決定の手法(組織としての価値観の決定)は政治体制により変わる。
独裁体制やワンマンな組織では、幹部の価値観が判断基準として強制sれる。
民主主義体制では、政治は価値観の戦いで、民主主義を採用している国では、出来るだけ多くの人を納得させ、自分の価値観に賛同する人を増やそうという行為が政治なのだ。

ところが、主観や感情が優先され、科学データと、価値観の問題をすり替え、数字だけが一人歩きし、絶対視される場合も多い。
そうした状態の場合、情報遮断し反対情報を見ない場合も多く、思考停止している場合もある。

ことの善悪を判断する場合、価値観を明確にしてから、正確な科学データで判断基準を決めなければならない。
価値観の中には、経済性も含まれる。
経済性も客観的な価値観抜きの科学的指標は出る。
飛行機や車や鉄道のみならず、原子力を含め、全ての工業製品は、故障がつき物である。
絶対故障しない乗り物や工業製品を作ることは不可能だ。

工業製品は、全て危険性と利便性=経済性との関係で、製品化するかどうか決定されている。
その選択は価値観によるのだ。
価値観の参考資料として、市場性・ニーズも使用される。
製品化しても、事故が多ければ、ニーズが無い=価値がないとして作らないであろう。
また、万一事故が起きれば多くの人の人命にかかわったり、長期にわたり深刻な病気になる場合も、ニーズはなくなる。
ただそれでも、金儲けしたい人もいる。

製品化するかどうかは価値観のみで決められ、科学的考えからは離れる問題である。
原発問題は、まさに価値観の問題で、人命とコストとの関係である。
ポリオ生ワクチンもある確率で必ず生じる犠牲者の数を、どう観るかは価値観そのものだ。
基本的には、犠牲者を極力少なくすることには誰も依存が無い。
ただ、ポリオが日本に存在していた時と、日本から無くなった時とでは、ワクチンによる被害者の数に対する価値観は多くの人で、大きく変化するであろう。

価値観は通常多くのベクトルが存在する。
例えば、原発問題を見る場合、経済性一つとってもランニングコストや建設コストや廃炉コスト補償費や自治体への交付金・・・・様々な要素がありどれを含めるのか、全て合算するのかまたは、どれを含めるのかは価値観の問題で、その詳細を議論する前に、それぞれの価値観の違いを明らかにし、その上で判断基準の構造や枠組みを共通にしない限り、議論はすれ違い不毛の物となる。
低レベル放射線の影響と基準値を決める場合も、どの種類のデーターを採用するのかで違う。
議論をする場合、価値観を確認してから議論すると、感情的にならずに相手の価値観の問題点を指摘しやすい。

コメント

日記111229(ホームセンター 読書 消費税)

2011年12月30日 10時46分29秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
朝ブログを書いていて、低線量被曝の話を一昨日(12/28)TVで観ていたのを書こうとした。
そのときNHKの「追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」」の中に何度も出てきたのが、ICRPの低線量被曝基準の根拠が広島・長崎の被爆者の疫学調査で、その被ばく線量が、最近の研究による推定値で100mシーベルトが50mシーベルトに推定値が変わったという。
その詳細がわからないので、ネット上で詳しく調べた。
その結果、低線量被曝について様々なことが分ったが、肝心の広島・長崎の被爆者の被ばく線量の推定値の変更の根拠やデータはつかめなかった。
その調査を昼前まで行った為日記の投稿も遅れた。
その日計画していたことが、全て後手になってしまった。

その後は、調理、遅い昼食、片付けと日々のルーチンをこなす。

一段落して、以前から防寒で着ている冬山用の羽毛服が汚れるのと、オーバーズボンが欲しかったので、布施にあるホームセンターに行った。

XLサイズの防寒用ヤッケを購入し、Lサイズのオーバーズボンを購入したが、帰宅後羽毛服や、ズボンをはいて合わせてみるとぴったりだった。
それまではいていたチャックの壊れたーバーズボンを、捨てるか迷っている。
大掃除のブログで偉そうなことを書いたが、自分のこととなると、様子が変わる。
やはり、原則どおり捨てようと思う。(確か古いオーバーズボンは千円以下で購入したと思うので、チャック直しに出せば高くつくかもしれない。)
防寒性能は古いものと余り変わらなく、やはり長時間座っていると膝が冷えるので、古いジャケットをひざ掛け代わりに使用している。

帰宅後、夕食にはまだ早かったので、よく行くファストフーズで2時間ばかり、コーヒを飲みながら読書にふけった。
家でコーヒ片手に読書しても、ファストフーズの時ほど集中できないのはなぜなのだろう。

8時過ぎに帰宅し、夕食の時間を過ごす。

食後、気になっていた、私の景気実感をブログにした。
無論、景気は産業や地域によって大きな差があることは、承知しているが、マスコミの安易なステレオタイプの様々なコメントには、うんざりしているので、あえて書いた。

その後は新聞を読んだり、ニュース番組を観ていたが、消費税問題は気になるし、民主党の脱党者のことも気になる。
景気政策だけで、景気が浮上し、財政赤字が解消するなら、既に自民党政権でもやっていただろう。
景気が良くなれば、税収が増加し財政赤字が減少するのは間違いないが、自民党時代そのような時もあったのに
財政健全化政策は取らなかった。
どの等の政権でも、国民への人気取り政策のため同様のことがおきる可能性がある。
景気が悪い時に増税すると、冷え込むのは自民党政権のときに証明されているので、ある程度慎重にする必要はあるだろうが、かといって財政再建や社会保障のための増税を放置していいはずはない。
社会保障も増税なしでは、行き詰るのは明らかだ。

どの家庭でも、収入以上に消費すれば、行き着くところは破産することは誰でもわかる。
国が破産すれば、福祉も大幅カットされ、弱者には過酷な社会になり、失業者は町にあふれ、生きていくだけで、必死の状態となるだろう。る。
企業に資金が回らないため、大不況の時と同じ状態が再現されるのではないだろうか。

国が破綻すれば、ギリシャ等を見れば分るように、資金をIMF等から借りる為、使い方は制限され、徹底的な効率化が求められ、効率の悪い企業や利益の出ない企業は廃業に追いやられるだろう。
言い換えれば、国民の福祉には関係なく、経済原則に沿って借りた金は利息をつけて返す必要があり、甘えは許されず、効率よく投資をして回収する為、弱者や弱い企業には厳しく、公共サービスも削減される可能性があるのだ。

このようなことを、考えると確かに増税は必要だが、順序がある。
やはり、無駄な支出の削減、民間と比べて高い公務員給与の削減、公務員や国会議員の削減といったことを、先に実施すべきであった。

その他、ニュースで気になったことは、民主党脱党者と新党立上げ問題で、これは小沢派=小沢氏と密接に絡んでいるように見える。
今までの小沢氏の言動から読み解くと、消費税は、反対が多いので、国民の支持を得られず票を失うというように聴こえてくる。
党利党略(私利私欲)の姿勢について、多くの国民は気付いているだろう。
コメント

12月29日(木)のつぶやき

2011年12月30日 01時32分43秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
11:48 from gooBlog production
日記111228(原発事故の初期  低線量被爆) http://t.co/Vjv0QV2E
21:48 from gooBlog production
私の景気の実感 http://t.co/uA14nSC5
by ouruo on Twitter
コメント

私の景気の実感

2011年12月29日 21時44分25秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
ワイドショーでまだ大不況だという話を一部コメンテータから聞いたが、本当にそうだろうか。
どの時代も、景気はまだら模様で進行する。
大不況の場合の、すべての業種が悪い、から、少し景気が好転して、徐々に回復している業種もあれば悪い業種もあるに変化し、通常の状態に近づくと、景気の良い業種と悪い業種が拮抗し、好況になると景気が良いが増えるが、好景気でも全ての業種が良くなるとは限らない。
構造不況業種もあるのだ。
例えば、かつての石炭産業とか瀬戸内海のフェリーのように時代のニーズに合わなくなったり、タクシー業界のように過当競争にさらされている業界だ。

以下の話は、経済指標のようなものを根拠に展開したものではなく、私の感覚的な話で根拠も無く書いたもので、飲み屋での放談のようなものであることをお断りしておく。

私は不況を何度も経験しているが、不況といわれていたときも、実は不況を脱していた時もあった。

少なくとも、今も景気は良くないが、バブル崩壊時や、リーマンショック直後の状況から見れば随分状況が違う。
例えば、バブル崩壊のとき、私の通勤経路は、大阪駅周辺の繁華街(曽根崎通り)だった。
当時は、夜になっても人通りは少なく、遅くなると飲食店の残飯をあさる人がたくさん出てきて、ゴミ袋を開けて食べものを取り出していたのを、帰りが遅くなった日は毎回目撃していた。
こうした話題は、ニュースでも再三報じられた。
失業者や、ホームレスも急増し、多くの会社が倒産し、金融機関のかしはがしが問題になり、会社員は誰もが人員整理におびえた。
外食産業も、低価格のもつ鍋が流行し、高級飲食店は、どんどんつぶれ、忘年会シーズンでも賑やかさは完全に影を潜めた。
家電量販店も、閑散としていた。
近所の鉄工所も仕事が無くて、平日でも早く終わったり、休業していた。

しかし、現在、私が繁華街を歩くと人出は多く活気がある。
家電量販店は人で一杯だ。
近所の鉄工所も、残業している。
スーパーの商品価格も大不況の頃から比べると、少しずつ上がっているし、買い物客はよく買物をしている。
良し悪しは別にして、公務員給与は、据え置かれ、ボーナスもそれなりに出ている。(来年下げるらしいが)
全体的な消費マインドは、私の直感では落ちていないように見える。

以上のような感じから、私の現在の感覚的景気判断を言えば、現状は少なくとも大不況ではないと感じている。
(無論好景気ではないと思うが。)
コメント

日記111228(原発事故の初期  低線量被爆)

2011年12月29日 11時41分46秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
昨日(12/28)も一日中家にいた。
朝はいつもどおりだが、日記を書く時に、ネットでニュースをチェックし、ツイッターに投稿した。
その後もツイッターを観たりして寄り道した後、長めの日記を書いた。

ブログを投稿したのは昼前。休む間もなく何も準備していない3食の調理に掛かった。
昨日も、鶏をさばいたので時間が掛かった。

遅い昼食を終え一休みしながら、昨日から配達され始めた朝刊を久しぶりに読んだ。(十数年ぶり)
大量のスーパー等の広告があった。
又ごみの量が増えるし、こまめに整理整頓しないと散らかるので置き場を確保しなければと思った。

ブログのテーマを考えつつ、年末の大掃除=整理整頓のことを考えていたら、大掃除をブログのテーマに取り上げることを思いつき、原稿を書き始めた。
参考にするため、5S関連の本をどこかに収納していたと思い探すと、生産技術関連の本数冊が出てきた。

そのうち、夕方になったので、ブログの調査を中断し、冷蔵庫の在庫を調べ、スーパー2軒をまわり補填する食材を購入した。
帰宅後すぐにブログ作成の為の、調査執筆を継続した。

ブログをまとめながら、ギャラリー廃業後に勤めた会社の一つで、ワンマン社長経営の会社<東大阪南部の照明器具下請け会社>の契約社員として劣悪な条件のもとでやらされた過度な5S関連の仕事を鮮明に思い出した。
毎日居残って仕事したり、社長指示で、夏休みに休日出勤をして、私が工場のレイアウト変更を設計し実施したことや、ラインをピカピカに磨き上げたことも思い出した。

私から見れば、社長命令による、生産性向上や5Sとは無関係な、社長の恣意的な装飾的作業が多かった。
今から思えば典型的なパワハラの会社であった。
会社にとって、国から雇用関係の補助金を得ながら、私を契約社員として時間外手当もはずして安くこき使い、必要なノウハウを吸収した後は、短期間で放り出すように仕向けるという姿勢に見えた。
(その時の私の仕事の会社への貢献は、年末の評価でも認められた。しかし、私を含む契約社員やパート等の非正規社員は、年中次々と契約を打ち切られ、新しい人と交代させられていた。しかもやめるときは、会社は契約切れで会社都合といっていたのに、職安では、自己都合にされていた。<多分、次の新しい契約社員を採用する時に、会社都合で辞めさせると会社に補助金が下りないが、自己都合でやめる場合は返却しなくて良い可能性あり。>)
(補助金のからくりに関しては、後日社労士関係の会社で、正社員として2年ほど営業関係の仕事をしたときに、企業への様々な雇用助成金があることを知った。)
(補助金に関しては、法律が政策により毎年変わるので、正確な議論はその年の法律を確認する必要あり。)

その後夕食をとりながら、テレビ朝日の原発事故の5日間のシュミレーションを観た。NHKのドキュメントとは、又少し違うところがあったのかもしれない。本当のことは事故調査・検証委員会の最終報告が出てから更に明らかになるのだろう。
東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
中間報告 http://icanps.go.jp/post-1.html

その後NHKの「追跡!真相ファイル「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」」を観て驚いた
低線量は、ICRP=国際放射線防護委員会が定める「国際基準」が標準になっているが、委員のほとんどが原発推進派で占められ、しかも彼らは、基準値を政治的に決めるといい、事実許容低線量を政治的に決定し、被害もでている可能性があるという。
「生涯100ミリシーベルト以下はほとんど影響がない」とする国が、安全の根拠とするのがこのICRPの基準だ。
その根拠は広島、長崎の原爆後遺症の調査だが、近年その疫学調査の推定値が見直され、きびしい方向になったという。
だが、ICRPは、根拠の値が変化したのに、それに沿った動きをしなかったという。
低線量被爆に関しては、もっと詳細に根拠を明らかにする必要があるようだ。

参考
放射線の健康影響http://www.nuketext.org/kenkoueikyou.html
年間限度線量の被ばくでも発がんhttp://www.nuketext.org/topics3.html
ECRRとICRPの違いはどこにあるのかhttp://smc-japan.org/?p=1941
低線量放射線被曝とその発ガンリスクhttp://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/kagaku050711.pdf

コメント

12月28日(水)のつぶやき

2011年12月29日 01時32分12秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
09:14 from Tweet Button
表の大義名分と、裏の意味は違うが「政治と金」。へー。小沢派の動き要注視。民主党は方針や基本政策を確認修正し、修正事項は国民に丁寧に説明し、党内野党は切るべきだ。 : 狙いは交付金? 駆け込み新党の動き今年も http://t.co/qxIHYrQ9
09:30 from Tweet Button
 不法行為や弱いものいじめを平気でする体質の会社や店の商品を、私はしばらく買わないようにしている。会社は体質改善の取り組みをし、結果を世間に公表し、信頼を取り戻すべきだ。: エディオンに課徴金命令へ 納入業者から従業員無償派遣 http://t.co/UR73PvCZ
11:44 from gooBlog production
日記111227(ブログ・図書館・TV) http://t.co/QiNz0N0S
21:01 from gooBlog production
大掃除や片付けのコツ http://t.co/1OgFwtnT
by ouruo on Twitter
コメント

大掃除や片付けのコツ

2011年12月28日 20時44分15秒 | 科学・技術・ICT関連
片づけの本が売れて、ベストセラーになっているという。
ワイドショーで著者の実演も見た。

実は、製造の世界でも片付けは大切なのである。
現場改善は、日本の品質管理の基礎の一つであるが、その中に5Sというのがある。
品質管理の行き届いた現場では5Sは常識で、日々確実に実行されている。
これが出来てないと、大企業とは取引できない。

5Sとは整理・整頓・清掃・清潔・躾で、日本語の頭文字をとったものだ。
私も50代になって、契約社員の時一時期担当者として取り組んだことがある。
5Sの説明の語句は、団体や会社によって多少違う事もあるが、基本的な考えは同じである。
この考え方は、ふだんの家事や大掃除にも役立つし、片付けの魔法とも同じ考えである。
その5Sを一般家庭で応用できる点を紹介する。


整理(捨てること) 
不用品は捨てる。:すぐに使うものと、そうでないものを仕訳し、すぐに使わないものは捨てる。
一ケ月分とか、消耗品の予備を含め使う量の基準を決めておいて、それ以上は不要とする。
先ず要る物と、いらない物、検討する物、に分けて集める。
(不用品をその場で集める  不用品にマークを付けて後でまとめて集める  すべて集めてからより分ける)
大切な思い出の品や、重要と思われる物は、集めて最後に別途判断する。
いらないと判断されたものは、無条件でどんどん捨てる。
要る物や、検討する物の中に、捨てる必要があるのに捨てられないといった理由付けをするものがよくある。
下記のような場合は、本当に必要な物でない限りあっさり捨てる。
例えば、
いつか使う  (数ヶ月以上使わなければ捨てる)
もったいない (あまっているなら、誰かに上げればよいし、当面使い道が無ければすてる。)
あったらいい・置いていて腐るわけでない・置いてもコストがかからない
(活動の邪魔になる、使えるスペースを無駄にしている、美的景観<すっきり感>を損なう)


整頓(分りやすくグループ別に、使い勝手のいいように並べ、置く位置を決め表示する。色分け表示は有効)
使ったものは、必ずもとあった位置に戻す。
毎日必ず整頓状態をチェックし整頓する。
並べ方や置く位置は決めておき、出来れば表示し、管理責任者を決めておく。
並べ方・置き方
使用者別に
用途別にまとめる。
使う頻度が高いものから、近くに置く。
取り易い位置に  よく使うものは作業(調理等)する場所の近くに置くようにする。
小物やバラバラで数があるものは、収納しやすいように、入れ物や容器を用意する。
衣料等はたたみ方を統一する。
出来るだけ縦横をそろえる。(きちっと並んでいれば、違った物が戻されるとすぐ分る。)


清掃
ごみを出来るだけ出さない工夫をする。
ごみになる物は、必ずゴミ箱に捨てる。(いつか使えるといった理由で取り置きしない。)
毎日時間を決めて清掃する。
埃は隅に集まるので、掃除機は隠れたところや隅を重点的にかける。


清潔
汚れや濡れた状態を放置すると菌やカビが繁殖する。
食器や調理器具やシンクは、使用後に洗浄し汚れをとり乾燥させる。
常に乾燥させる。布巾や手ぬぐいは乾燥させる。(水分除去)
雑巾・布巾・手ぬぐい等は毎日取り替え洗濯する。
ほこりや汚れを室内に、出さない・飛散させない・持ち込まない、工夫をする。
汚れたらすぐに汚れを取る。
(工場での5Sの清潔の言葉の使われ方は整理・整頓・清掃の維持<チェック>の意味で使われることもある。)


躾<しつけ>
常に決められたルールを守り、維持できるように注意する。
注意は発見したらその場で言うのが効果的だが、言い方に気をつけないと逆効果の場合もある。
逆に、実行できていることを評価し、感謝したり褒めて誘導するほうが、効果的ともいわれる。

コメント

日記111227(ブログ・図書館・TV)

2011年12月28日 11時41分53秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
(この日記は昨日の出来事を記載しているが、今日、昨日、一昨日は全て書いている今の時点が基準)
昨日(12/27)は、朝から日記を書きながら、冷え込んでいるのに気がついて、無暖房になったいきさつを振り返り書いたので、その項目を別のブログにして日記を書き進めた。

そんな、脱線をしたのでやはりお昼前の投稿となった。
そのため、昼から3食の調理を始めたが、鳥を処理するのに時間がかかり、遅い昼食となった。
最近同じようなことが続いている。

その後、コタツで居眠りの話を修正して投稿。
夕方に今年最終の、ジムとプールに行く予定をし、持っていく荷物をリュックに詰めた。

気になっていた支払いを、ネットを使って支払いを済ませるが、いつものように、支払先のIDやら暗証番号を探すのに一苦労。
手元に一覧作成しておく必要あり。無論PC上でメモを残すのは禁物。
重要な事項は、インターネットと切り離すのが鉄則。
ハッカーは、常に狙っている。(私の場合資産はないので盗まれても、害は無いが、IDやパスワードで成りすまし悪用されると困る。 これはネットを使う全ての人に共通)

5時前から区の図書館へ、12/28から図書館は休みとなるので、その前に考古学関係で以前読んだ本の内容を確認したいことがあったので、出かけた。
以前は、大阪市立中央図書館に行っていたが、地元の市立東成図書館もそれなりに充実していて、最近はよく利用している。
考古学関係の本3冊と、小説を借りた。
このごろは、全く小説を読まなくなったが、村上春樹が話題になるので、例の本を正月に読もうと思っている。
最近は、新書を図書館で借りて読んで、内容の重要さに気付き本を手元に置く為、本を購入したのが数冊ある。

図書館から、帰ってから、「あさイチ」で放送していた、気分変調症とうつ病のことが気になり調査した。
概要は大体つかめた。
最新の研究で、うつ病は、脳に異変(活動低下)が起きていて治療できることは、数年前から産創館の健康事業関連のセミナーで知っていたが、気分変調症は知らなかった。
気分変調症とうつ病との関係や、血液検査でうつ病に関するマーカーを検出できることも理解できた。
略号の食い違いが気になったが、企業戦略が絡んだ問題(コピー薬品等)かも知れないと思い、略号は削除した。
調査内容をブログにまとめアップした。

予定では、7時過ぎにジムに行って筋トレとランニングをしたあと、そのままプールに行く予定だった。
しかし、略号問題やいくつか気になる問題があったので、確認調査をしていると、7時半も過ぎ、ではプールだけにしようと思っていたら、アップロードしたブログのリンクがうまくリンクされていない。
HTMLの間違いを即見つけ修正し、アップロードを数回繰り返した。

その操作が終わったのは8時5分前だ。
プールに行くのをあきらめた。
これから1月5日までは、運動できない日々が続く。
運動しないと、筋力や持久力の低下はすぐにやってくる。
その低下をもとに取り戻すには、長い時間と努力が必要になる。

夕食を摂りながらNHKスペシャルの原発事故の中間報告の話を観ていた。
報道で、伝え聞く話が多かったが、それでも信じられないような話があり、とりあえずこの話をブログに残しておこうと思い、思い出せる話を短時間でブログにまとめた。
記憶だけなので、抜け落ちや勘違いもあるが、内容の大筋はそれほど間違っていないのではないかと思っている。
こうした内容は、番組を録画したりNHKのオンデマンドで再度見ればより詳細に理解できる。
しかし書き起こすことでより正確に本質を理解できることが多いと思っている。



アー!!また長い日記を書いてしまった。

コメント

12月27日(火)のつぶやき

2011年12月28日 01時32分55秒 | 携帯メール投稿・つぶやき twitter
11:52 from gooBlog production
日記111226(ブログ・年賀状) http://t.co/GQhtH4xW
15:22 from gooBlog production
コタツで居眠りから無暖房で活動的生活へ http://t.co/Yh2k2pts
19:40 from gooBlog production
うつ病と気分変調症違いと受診 http://t.co/s1b27ps5
20:45 from Tweet Button
一歩前進だが・・ : Reading:NHKニュース ポリオワクチン 国内初の申請 http://t.co/NH426TbD
20:52 from Tweet Button
温度が問題だが、常温なら画期的だ。 : Reading:NHKニュース 繊維状炭素素材の超電導に成功 http://t.co/a3ovJ380
23:40 from gooBlog production
原発事故中間報告の驚くべき内容 http://t.co/4Igne90H
by ouruo on Twitter
コメント

原発事故中間報告の驚くべき内容

2011年12月27日 23時37分44秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
NHKスペシャル、原発事故「謎は解明されたのか」の、事故検証委員会の中間報告に関しての報告作成者の話を聞いて、今までの情報から予測はしていたが、衝撃的であった。
中間報告の原本リンクは末尾記載

原発事故対応
東電は原発の原理的なこと(電源喪失等の緊急時の動作と対応)を原子力安全委員会 原子力安全・保安院 ・東電含め誰一人把握していなかったという。
即ち全電源喪失という事態を受けて、非常用復水器の具体的な動作(電源喪失時の稼動)や、動作させる為の弁を手動で操作することを知らなかった。
予備電源でバッテリーで動かしポンプを廻したが途中で止めたとか、圧力容器に給水するのに、逃し弁を開かなければならないが、そのときバッテリーの容量が足らなくて空けられなかった。
されに、事故発生直後に補助電源でバッテリーを使い始めたときに、バッテリーの予備を用意することに、すべての関係者が思い至らなかった。

このように、原子炉を運転する者として、原子炉の構造や働きを、頭の中で絵にして思い浮かべることができたなら、どこが原因で次は何をすべきかすぐに判断出来、そのための対応もとれただろうが、全体のシステムを把握していなかった為、対策が取れなかった。

この話を聞いて、東電が原子力を扱う能力が無いと思った。
国の原子力安全委員会 原子力安全・保安院も同じで、正確な助言を何一つ指示出来なかった。
日本は、原子力を扱う能力が無いのではないかと、疑問に思う。



避難対応
スピーディの情報がありながら、情報を市民に伝えられていなかった。
官邸や文部科学省、経済産業省、原子力安全委員会、原子力安全・保安院等の国の機関はパニックを防止するということで、放射能汚染の情報を住民に伝えなかった。
文部科学省が避難所のある場所で放射線を計測し、数時間で一年の許容被爆量に達する非常に高い放射線を検出し、しているのに住民には伝えなかった例もある。
人命軽視と見られてもやむをえないのではないか。


指令機能
オフサイトセンターは、高い放射線で使えず、機能しなかった。
事前の具体的なシュミレーションが全く出来ていなかった。
政府の危機管理センターは地下で、総理は上(5階?)にいて、総理のところで全て決めたため、情報が共有されなかった。(各省庁担当者は、危機管理センター)


津波予測
既に10mを越える予測が震災前には出ていた。
それを東電は起きないと無視した。
原子力安全・保安院は10mを越える津波の可能性を把握しながら対策指示をしなかった。


以上が番組を観て記憶した事項を覚えている範囲書き出してみた。
来年には詳細な報告書が出るので、報告をもとに今後の危機管理のあり方を議論するのはそれからだ。
それにしても、これが国や東電の仕事の結果かと思うような、信じられない低いレベルの話が満載である。
指令機能については、民主党や菅政権にもともと付きまとっていた、マネジメント力の不足が露呈したと思う。
かといって、過去の自公政権にマネジメント力があったかというと、そんなことは無かった。
この国の政治家は、サラリーマンや経営者を体験してマネジメントの出来る人が、政務三役に付くべきだ。

参考
東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
中間報告 http://icanps.go.jp/post-1.html

コメント

うつ病と気分変調症、違いと受診

2011年12月27日 19時28分21秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
今朝のNHKの「あさイチ」で気分変調症のことを取り上げていた。
始めて聞いた病名なので調べてみた。

番組内容の概略は以下のとおり。(私の記憶なので正確ではないかもしれません)
番組で取り上げた患者の症例の場合。
A病院でうつ病と診断され投薬治療を受けたが、一向に改善しないので別のB病院で受診した。
B病院では、問診のほかに血液検査も実施した。
その結果「気分変調症」と診断され、治療した結果、病状がよくなったという。
B病院の血液検査は、現在開発途中で、限られた病院のみで実施中とのこと。

この事例は、血液検査では、リン酸エタノールアミン(PEA)の濃度が鬱病と健常者との間に明確な差があることを利用し、問診だけでは、はっきりと確定できなかった鬱病と気分変調症との違いを、血液検査をすることで診断をより正確にしたということではないだろうか。



以下参考
気分変調性障害(気分変調症)

参考資料「外苑メンタルクリニック
http://www.g-clinic.net/ketsueki/index.html#02

血液でうつ病診断、簡便な検査法開発 リン酸濃度を測定」アサヒコム2011年5月21日記事
http://www.asahi.com/health/news/TKY201105200691.html

エタノールアミンリン酸 は大うつ病の生物学的マーカーである
http://g-clinic.net/ketsueki/img/20110615.pdf参照

PEA: フェネチルアミン類をさす場合にも使われている。
気分変調性障害http://www.heartclinic-yokohama.com/kokoro/senmon/dysthymia01.html
うつ病との闘い方http://yukitachi.cool.ne.jp/utsu/u33shindan.html
コメント

コタツで居眠りから無暖房で活動的生活へ

2011年12月27日 15時04分23秒 | 私的思い出・生き方・生活住環境
今朝は良く冷えた。
室温は8.1度だ。
家では、暖房は一切使っていない。
暖房する程度の余裕だ無いわけではない。
今までの経験で暖房をつけるとコタツから動かなくなるのでやめたのだ。

子供の頃の暖房は、炭火のコタツと練炭火鉢だった。
炭火のコタツの中で動くと、コタツに風が入りその灰が飛び、布団が灰まみれになるので、よく怒られた。
大人になった頃には、やぐら炬燵と石油ストーブを使っていた。
そのうち、石油ストーブが不完全燃焼を起こすと臭いので、ガスストーブに切り替えた。
大阪ガスが、天然ガスに切り替える頃には、火災に気をつけるため、より安全な電気ストーブに切り替えた。
床には電気カーペットが敷かれていた。

両親が順次他界して一人になってから、経済的に状況が悪化し、電気ストーブの使用をやめた。
コタツと電気カーペットのみで暖をとった。
寒さの面では、それほど問題なかったが、問題が発生した。
一度電気カーペットが敷かれた、コタツに入ると、すぐに横になる癖が付いた。
とても気持ちがよく、すぐに居眠りを始め動かなくなる。
目覚めても、コタツから出るのがおっくうになる。

冬の休日は、ほとんど外にもでず、TVを見ながらうたた寝をする日が多くなった。
そのうち、こんなぐうたらな生活が定着するのではないかと、ある種の罪悪感と恐怖を覚えるようになった。

そんなある日、思い切って一切の暖房を切ってみた。
寒かった。
しかし、若い頃スキーに行ったり雪中登山もよく行ったりしていたので、山の装備や防寒具は揃っていた。
すぐに、雪中登山や、スキーの装備を取り出した。
オーバーズボンをはき、分厚い羽毛服を着た。

すると日常生活は全く問題なく快適に動けるようになった。
しかし、畳に座るとやはり冷え込む。
始めは、レスキューシートを畳みに敷いた。
銀色にピカピカ反射するのが気になったが、すぐになれた。
その数年後には、アルミ箔の断熱シートが市販されるようになり、それを買い込み使っている。
フローリングには、厚手のスリッパで対応していてほとんど問題ない。

その結果、今では暖房ゼロで過ごしていて、このブログも寒さを感じることなく打っている。
それでも、手先は冷たく感じるし、膝の防寒が少し手薄なので、ひざ掛けをしている。
机は冷えて冷たいので、布のテーブルクロスを使うことで、冷たさは感じなくなった。
そんな中、三食のけんちん汁風の汁椀の暖かい食事とその後にコーヒーを飲むのは嬉しい時間だ。

このようなことを振り返ると、室温20度のエアコンの聞いた部屋で過ごすのが理想だが、今の経済状況を考えると、コタツに電気カーペットにストーブの暮らしも問題ないが、自由に動ける無暖房で防寒するほうが、生活の質を保てると判断している。


無暖房生活の勧め

散歩者gooブログ選
散歩者gooのトップページへ、 http://blog.goo.ne.jp/sksoo


コメント (2)