教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

今日は自分でないひとのために

2006年12月02日 23時55分55秒 | Weblog
 今日は運動へ行ってから登校。学部3年生の卒業論文構想発表会があったので、いくつか顔をのぞかせる。参加の理由は、行事に参加しないといけないという義務感と、後輩達は何を研究するのかなという単純な興味による。なお、いくつか構想を聴いた上で思ったことは、次の通り。自分のやってきた歴史研究の方法って、意外と応用できそうだなぁ。バリバリ現代のことを研究する際、社会学や心理学や哲学などの特別な方法を使わずに、堅実に事実を解明しようとする場合、歴史研究の方法っていくらでも応用できそう。あることを明らかにしたい時、資料がない!、ということもないし。現代の研究は大事。でも、私のやろうとしていることは今だけ見ていてはできないこと。
  
 17時半になったので、広島大学邦楽部定期演奏会へ。参加の理由は、宣伝依頼とはいえ私を頼ってくれたことがうれしかったのと、これまた後輩達はどれくらいうまくなったかなぁという単純な興味による。演奏を聴いて思ったことは、次の通り。みんなうまくなってる!!!! 私が彼等の演奏をちゃんと聴いたのは1年ぶりくらいなのですが、当たり前とはいえども、思っていた以上にうまくなっていて驚きました。みんな頼りがいのある顔つきになってるし、出す音もしっかりしていて、練習しっかりしたんだなぁ、技術だけでなく内面も成長しているんだなぁ、と思いました。もっとたくさんの人に聴いてもらいたかったなぁと思うけど、このレベルを何年も維持できれば、きっと聴きに行こうと思う人が増えるのは間違いないでしょう。みんな、きれいだった+かっこよかったよ! 最後に、お客の見送りに出ていた部員の数に圧倒されました(笑)。
 あと、部長さま、挨拶の際ずっと笑っててすみませんでしたm(_ _)m。だって、あなたのマイクの持ち方がツボにはまってしまったのです(笑)。よく考えると、他のお客さんには悪かったか… 挨拶の内容はとてもしっかりしたすばらしい内容でした。部を代表するという部長の役割を、見事勤め上げていましたよ!
   
 演奏会後、少し遅い晩飯を食べながら、友人から悩み相談を受けておりました。その後一旦家に帰るも、再び同一人物に呼び出され、翌日午前3時近くまで一杯飲んでおりました。今度は私も好きなことを適当にべらべらしゃべっておりましたが(笑)。
 不思議なことに、今日は自分以外のひとのためにあちこち動いた一日になりました。まぁ、いつも自分のために生きているので、めったにない一日でした。頼られるということは自分の言動に責任が発生する大変なことですが、正直うれしいものですね。
コメント
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