教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

今年度中のキリのいいところ

2006年12月28日 19時34分40秒 | Weblog
 とは、明治中期における学問の制度化過程の概要を明らかにすること。今のところ、自然科学、社会科学(法学・政治学・経済学中心)、社会学、歴史学の制度化過程の整理をひとまず終えています。
 今日は昼過ぎに登校。課題にとりかかる。今日は長志珠絵『近代日本と国語ナショナリズム』(吉川弘文館、1998年)を読んだだけ。言語学(国語学)の制度化を見てみようという試みです。内容は興味深いものばかりでしたが、ん~、今ことさらに論文に入れ込む必要はないかなぁ、と読んでみて思いました。というのも、今まで読んでまとめたもので、かなりの問題意識・視点・事実等が出てきているので、これ以上積極的に加えるべきものが見いだせなかったのです。ま、ちゃんと読んだので、後で入れ込むことはできるか。次に進んだ後、必要だということがわかるかもしれないし。とりあえず、保留。とにかく、今年度中にキリのいいところまで仕上げることはできたとしましょう。これで次の段階、すなわち教育学の制度化過程を明らかにする段階に移ることができるな。
 咳の出ない風邪が治らない。ノドの腫れとダルさが…
 帰ろうと外を見ると、雪で道が真っ白だ。
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