4月8日に拙著『教育の理論①教育の思想と歴史―教育とは何かを求めて』の紙書籍(ペーパーバック)版を Independently publishedから出版しました。
といいましても、書き下ろしたのではなく、2022年に出版しておりました電子書籍(Kindle)版の初版・改訂版を編集し直して紙書籍化しただけですが。電子書籍版をすでにお買い上げの方は、内容はほぼ同じなのでご注意ください。紙の書籍が手元に欲しいという方用の出版です。
電子書籍版と比べて値段はかなり割高になっています。これはデータだけの取引である電子書籍版とは違って、紙代も印刷代もかかるためです。なにとぞご了承ください。
2022年に電子書籍版を出版したときにも紙書籍化を一度考えたのですが、当時の紙書籍は物理的なクオリティに不満があったので、断念しておりました。このたび、ある科目でテキストにすることにしたのですが、おそらく紙の書籍はないのか聞かれると思ったので、3年も経ったし、どんなものかね、と試しに紙書籍の状態を見てみたところ、ずいぶん物理的なクオリティが上がっておりました。これは作ってみてもいいなと思って、紙書籍化の運びとなりました。電子書籍を未購入の方、または購入したが紙の本が欲しいという本好きの方にはぜひ入手いただければ幸甚です。
なお、 Independently publishedというのはKindle電子書籍を紙書籍化する出版社の名前です。
紙書籍化は結構時間がかかるので(改訂校正作業がなくてもなんだかんだ1日仕事になる)、第2巻~4巻の紙書籍化は今のところ予定していませんが、要望が多いようでしたら検討してみます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます