コマツナギ(マメ科) トウコマツナギ
林道を歩き始めてまもなくピンク色の花が眼に入った。
茎から花序が立ちあがってコマツナギかと思ったが、
けっこう背が高いし花期も早いので中国原産のトウコマツナギかもしれない。
クララ(マメ科)
少し標高が上がると長い茎の先の薄黄色の花があちこちで見られた。
ハイジではないがクララという語感からヨーロッパの花のようにも思えるが在来種だ。
苦参(くじん)という生薬である根を噛むと苦くてクラクラするので眩草(くららぐさ)だそうだ。
葉は長い奇数羽状複葉で多数の小葉がついている。
マメ科の花なので構造としては蝶形だけれど、独特の形をしている。
イチモンジセセリとかダイミョウセセリに人気があるようだった。
ちょっと検索してみたら、近年法面緑化の植栽としてよく植えられているとか…
5月ころ花咲いているのはトウコマツナギで、コマツナギは8~9月ころ開花などと
書かれていました。おーちゃんのご推察が当たっていそうですね。
可愛いですけれど、法面緑化にまたまた在来種じゃない植物をたくさん
持ってきて大丈夫なのかなと気になりました。
あとでしまった!と言って駆除に必死になっている例がたくさんあるのに。
そうそう、クララというハイジを思い出させる名前の在来種があるのでしたね。
これも会ったことはありません。名前の付け方がユニークですね。
クラクラするほどの苦味ってどんなのでしょう。子供のころに胃が痛いとき
よく飲まされた黒い小さな粒の薬「百草丸」や、「正露丸」の苦味を
思い出しましたが、これらの成分を見たら苦参とはまた違うようでした。
先日来 分からないマメ科の花、もしかして?と思いましたが
花序が立ち上がっているところが決定的に違いました。
沢山あるようなマメ科の花、細部まで観察出来ない私にも
分かり易い「科」なので嬉しいのですが・・・
確認するには、本当に全て合致しないと駄目ですね。
クラクラしそう??
そっちの方に似ているので、拡大して比較しましたら、蝶形の花は 非常に似ていましたが、色も 花茎が長く真っ直ぐに伸びている所も違いました。
いつも 何気なく拝見している名前を特定される熱意を 少しは見習いたいと思いつつ・・・
詳しく調べていただいてありがとうございます。
法面の改修に外来種を利用するのは多いみたいですね。
最近は生態系を崩さないようような研究が進んでいるかと期待していますが、
ちょっと甘いかもしれませんね。
クララは珍しくないと思うのですが、
撮ったのは初めてです。
マメ科の中でも大きめの花がびっしりついていて驚きました。
漢方薬も種類が豊富なので、苦さも千差万別なのでしょうね。
できれば飲みたくありません。
名前を見つけ出すのは趣味みたいなものなので、楽しい作業です。そろそろ梅雨明けしてほしいものです。
何時も感心させられるのは細かい観察と名前の識別です。
私には最も苦手で苦労するのですが、おーちゃんにとっては楽しい作業なんですね。
コマツナギ、トウコマツナギ、そしてクララも初めて聞く名前です。
はいからな名前のクララが在来種で眩草と言うのも面白いですね。
☆クララかな クララ変化て 眩草(くららぐさ)
駄洒落で失礼しました。
出かけていて返信が遅くなりました。
いま帰りの新幹線です。
クララは、てっきり外人さんだと思っていました。
植物の名前はいろんな人がいろんなセンスでつけるので難しいですね。
謎ときの面白さを楽しめることもありまず。
7月にはクラクラする暑さが待っています。