先週の金曜日、会社のOB会行事・日帰りバス旅行を行った。
男女合わせて48名が横浜駅前に集合して2時間程度で潮来に着く。
船で十二橋めぐりをした後、あやめ祭の花菖蒲を楽しむ。
われわれはエンジン付きの30人乗りぐらいの船だったが、
あやめ祭りの時期には手こぎ船も運行されている。
前に潮来に来たのは42年前で、旅館の近くから小さな船で葦の中を廻った覚えがある。
全く思い出につながらないので調べたら、十二橋めぐりは昭和53年に始まったそうだ。
昼食後、対岸の佐原(香取市)へ向かう。
佐原は江戸時代に舟運の拠点であり醤油や酒の醸造業も盛んで大いに栄えた町だ。
佐原が最も栄えていた江戸末期から昭和前期に建てられた木造町家、蔵造りの店舗、洋風建築などが今も残っている。
この正文堂は明治13年築の蔵造りの書籍店で県の有形文化財だそうだ。
油茂(あぶも)製油は創業以来350余年の歴史を有する老舗。
油茂製油の伝統技術・玉締め一番絞りの胡麻油を一瓶買い求めた。
奥のほうに見えるレンガ造りの建物は1914年築の三菱館(旧・川崎銀行)だ。
昔懐かしい防火用水。木の下旅館に残されていた。
木の下旅館は、小野川に沿って立ち並ぶ昔ながらの家並みの一軒で元は船宿だったということだ。
小野川は小さな川だが、すぐ利根川に通じていて江戸との交易を行う主要な河港だった
小野川のところどころに懸かる橋の一つに樋橋(とよはし)がある。
佐原村用水を小野川の東側から対岸の水田に送るための大樋の橋であったが、
のちに人も通行するようになった。
樋からあふれた水が川に落ちる様子から「じゃあじゃあ橋」とも呼ばれる。
じゃあじゃあ橋のすぐ近くに伊能忠敬の旧宅がある。
伊能家は酒、醤油の醸造、貸金業を営んでいた他、利根水運などにも関っていた。
伊能忠敬(1745-1818)も商人としての才覚を持ち、伊能家を再興したほか佐原の役職もつとめたそうだ。
寛政6年(1794年)50歳の時に家督を長男景敬に譲り隠居。
翌年江戸に出て江戸幕府の天文方・高橋至時に師事し測量・天文観測などを修めた。
幕府に命じられて全国の測量を行い、没後の文政4年(1821年)大日本沿海輿地全図が完成した。
200年も前に大変精度の高い日本地図が完成したことには驚くばかりだ。
成田山新勝寺に参詣した後、道路の渋滞もなく予定より早く横浜に到着した。
事故もなく楽しんでもらえたのは幹事一同の喜びであった。
歌や映画でもしばしば登場する「潮来花嫁さん」の潮来です。
我々の子供のころにはまだ防火用水が残っていて遊びに使いましたね。
親たちの時代の人たちには別の感慨があることでしょう。
この潮来は「潮来花嫁さん」の潮来ですか?
木の下旅館さんの前の防火水槽、懐かしいわ~~私が生まれた家の前に同じものがありました。子供の頃そこで出たり入ったりして遊びました。その頃はもう水は入っていませんでした。
みなさんが何事もなく喜びの中で解散され、幹事としてはホッとされたことでしょうね。
お疲れ様でした。
行事に参加すれば昔は違う職場だったものも上司も関係なく仲間です。
潮来は舟やアヤメばかりでなく、1泊して美味しい魚などを楽しむことも出来そうです。
佐原も潮来の対岸で水郷の一角ですが、歴史ある街の雰囲気がいっぱいです。
順調な旅行になってみな大満足でした。
ありがとうございます。
バス1台ぐらいで和気あいあいちょうど良い感じです。
佐原は初めて訪れたのですが、酒蔵を見学したりも出来て楽しい町です。
倉敷もいいところのようですね。
近くに鹿島神宮、香取神宮があり昔から栄えたところです。
数年前に京都駅で同窓会をやった翌日、
近江八幡に立ち寄り自転車で観光した時に手漕ぎ舟が遊覧しているのも見ました。
今回のツアーは担当幹事と旅行者で相談して決めました。
私はついていくだけに近い役割です。
高齢者ばかりなので、それ以上になるとまとめるのが大変です。
佐原はまた別の機会にゆっくり訪ねたいと思いました。
花の名前は分からないことも多いですね。
ふいに分かったりしてうれしくなることもあります。
50歳を過ぎて転身するとは凄い人です。
商人だから別の商売を始めるのはそれほど不思議でもありませんが、
天文や測量に乗り出し大きな成果を上げたのは脅威です。
いらっしゃるのですね。おーちゃんは幹事さんのお一人でしたか。
お疲れ様でした。
潮来 知っているのは名前ばかりで、こんなところと見せて
いただくのは初めてです。さすが水郷と言われる地ですね。
舟に乗って橋巡り、木製の橋の架かる花菖蒲園、古い古い木造や
レンガ造りの建物… 心惹かれるものがたくさんでわくわくしました。
皆さん大満足の旅となったでしょうね。
いいですね。
お勤めのOB会とはすごいですね。
佐原の街並み 昔の風情があっていいところのようですね。
じゃあじゃあ橋 面白いですね~
皮の両岸の街並みもとてもいいですね。
ちょっと倉敷川を連想しました。
潮来と言えば、あの風景しか思い浮かびませんが
周辺にいい場所があるのですね。
私などは 佐原市の旧い町並みがとても気に入りました♪
赤レンガの銀行と 風格さえ漂う日本家屋が
やっぱりいいですね♪
滋賀県の近江八幡で、手漕ぎの舟に乗って葦の中を遊覧したことがあります。
桜の季節がいいそうですが・・・
こう言う日帰り旅は 幹事さんが立案されたのでしょうね。
そうでないと、お店の買い物がいっぱい日程に
入って、観光の時間が短くなりますから・・・
伊能忠敬は 本当に偉大な人物ですね。
未だ見ぬ地の風景堪能させて頂き、有難うございました。
まずは 幹事さん、皆様無事でお喜びになったこと、よかったですね!
あやめ祭り、十二橋めぐりは楽しいでしょうね。
潮来のあやめもいいですが、佐原の古い町並みに惹かれました。
併せて廻れてよかったですね。
極ありふれた花をUPしました。
名前がはっきりわかりません。教えていただけたら嬉しいです。
頭をめぐらしながら画像に見入っていた。
伊能忠敬の旧宅・・ときいて、早々行ったことあった。古い記憶のスイッチをonに切り替えまた上から写真を見直した。
日本の原図を描いた伊能忠敬も、歳を重ねてからこの仕事に奮起したとか・・・すごい人です。
★ 小野川や どんこ船行く あやめ揺れ