横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

サナエトンボとアブ、ゲジ

2010-08-05 06:14:44 | 近所

ヤマサナエ(サナエトンボ科)
東高根森林公園にサナエトンボがいた。
ギンヤンマやオニヤンマなどとちがって水平に止まるので区別できる。

ヤマサナエと思っているのだが、最近になってキイロサナエという種類があることを知った。
区別点の一つとして尾部の下付属器が上付属器より長いのがキイロサナエというのだが、
この程度だとどうなのだろう。






他にも区別点があるが言葉による記述ばかりで分かりやすい比較画像がないので、今回はお手上げだ

神奈川県ではキイロサナエがほとんど見られないらしいので、たぶんヤマサナエでいいのだろう。






オオシオカラトンボ(トンボ科)
右後翅が傷んでいても元気なオオシオカラトンボの雄。
オオシオカラトンボはシオカラトンボと比べて目の色が違うので区別しやすい。






雌はムギワラトンボと呼ばれるが、未成熟の雄も似たような体色をしている。







シオヤアブ(ムシヒキアブ科)
トンボたちの近くにいたシオヤアブのカップル。左側の白い毛をつけたのが雄。
虫引の名前の通りコガネムシなどを捕まえて体液を吸うらしい。





虫を捕まえる昆虫は人間にとって益虫という側面がある。
ゲジゲジはその容姿から嫌われているが、ゴキブリの天敵でもあるらしい。
ムカデのように人に噛みつくこともなく毒性も弱い



オオゲジ(ゲジ科)
オオゲジは体長5cmぐらいで仲間のゲジよりだいぶ大きい。
15対の長い脚を使って植え込みの葉の上を動く素早さに驚いた。





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9 コメント

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これっ!これですよ~ (きょんち)
2010-08-05 06:51:32
ゲジゲジ、東条湖の別荘に山ほど居ます。
益虫と判っていても、めちゃくちゃ気持ち悪いです。特に這ってるところ・・・・蠕動運動でもう何とも言えない気色悪さ(笑)
去年10月ごろこいつが部屋に6匹這っていて、私は「エイリアン」のリプリーみたいに殺しまわりました、あー可哀想なことを(でも仕方なかったんです、同居は無理です)。
確かにそのおかげでかあそこにゴキブリは居ません。見たことありません(きっぱり)。
シオヤアブ・アオメアブも大嫌い、よく蜂がつかまってじっと体液を吸われています。出来たら助けてやりたいです(笑)でもこいつらも怖いんですよね、外観が。
おーちゃんは植物だけでなく、虫にも詳しいですね!今撮ったトンボで種類が判らないものがあるので、お手上げになったら教えて下さいまし。
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きょんち さん (おーちゃん)
2010-08-05 09:23:06
やっぱり女性はこういう虫が苦手ですよね。
ゲジゲジは暗いところが好きなようですから、別荘などには多いのでしょう。
私も家の中にいれば追い回してしまうにちがいありません。
アオメアブは目がきれいですが、シオヤアブとともに全体的には山賊の風貌ですね。
前に山の上で昼にしようと草に腰掛けたら顔のあたりを何かが飛んで、
手で払ったら口のまわりを何かにバチバチと刺されたことがあります。
正体不明ですが何かのアブらしく、下山してもはれ上がっていました。
虫もよくは知らないのですが、一緒に歩く詳しい人に教えてもらったりします。
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虫たち (ポージィ)
2010-08-05 09:23:59
私はじっと止まっているトンボにはなかなかお目にかかれないのですが、
おーちゃんはよく見つけて撮っていらっしゃいますよね。
ヤマサナエはきゅっとくびれた引き締まった胴ですねぇ。羨ましいかも。
オオシオカラトンボは寸胴ですがブルーのグラデーションカラーが
とっても綺麗ですね。
アブたちは、どうも自分も血を吸われそうで…、あんな大きなのにブスっと
やられたらと想像するだけで逃げたくなります。
アブやトンボに捕まって、生きたまま体液を吸われる虫やむしゃむしゃと食われる
虫たちの、そのときの苦痛を想像すると気が遠くなりそうです~
地球に生きる生命の業ですね~もちろんヒトも含めて。

ゲジゲジは見たことないです。うわぁ~これは苦手タイプだなぁ。
実際に見ちゃったら叫び声あげそうです。でも、ムカデにしても
ゲジにしても、よくこれだけの数の足を自在に動かせますね。感心します。

オジロアシナガゾウムシ
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消し忘れ (ポージィ)
2010-08-05 09:27:27
すみません、
↑ オジロアシナガゾウムシ を消し忘れました(^^;)
今年はたくさん見かけますと書こうとして、関係ないので
やめたんです。って、結局書いてしまいました。
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トンボの写真が美しいです♪ (sagano)
2010-08-05 16:30:26
ヤマサナエって、黄色の模様が鮮やかで、
水平にすっと止まっている姿は優美ですね♪
トンボの写真の背景の緑色は 水?木の緑色?
たまに 怖くない昆虫写真を撮ろうとするのですが
焦る性格なので、「飛ばないうちに!」と思って
大抵失敗してしまいます。こう言う写真を撮ってみたいです♪
トンボの止まり方が違うなんてことは、全くしりませんでした。
名前を特定される作業は 本当に難しいのでしょうね。

オオゲジを見た瞬間は びっくりしましたが
写真を見ている範囲では 大丈夫です?
「ゲジゲジ眉毛」なんて言葉ありますが、この虫からきているのでしょうか?
ムカデは 以前たまに見かけましたが・・・
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Unknown (縄文人)
2010-08-05 19:48:13
黄、黒・
日本では安全を示すお決まりのもよう。
ヤマサナエ、点滅信号、警音・・・まさに踏み切りです。

  ☆ 公園や おとぎ電車や 安全バー
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ポージィ さん (おーちゃん)
2010-08-05 21:06:13
トンボは水辺のあたりだと雄が縄張りを持っていて、
自分の縄張りをパトロールした後に少し休んだりします。
気に入った場所があって、風に吹かれるなどでいったん飛んでもまた同じところに戻ってくるようです。
オオシオカラはシオカラトンボより大きくてややズングリした感じですね。
同じアブでもヒラタアブなんかとずいぶん姿がちがって、ムシヒキアブに出会うとやっぱり警戒します。
肉食の生物がいるのも自然界といえますが、すぐ近くで目にすると複雑な思いがしますね。
ゲジゲジもその部類ですが、容貌と動きがいっそう不気味に感じさせるのでしょうか。
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sagano さん (おーちゃん)
2010-08-05 21:10:02
ヤマサナエは姿が魅力的だし、オニヤンマなどより止まって撮らせてくれるのでうれしいです。
今回のトンボの背景はほとんど草木の緑です。
ゲジゲジ眉毛はこの虫の形から来ているのでしょうね。
苦手の方が多いですが、私は動きを見て感心しました。
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縄文人 さん (おーちゃん)
2010-08-05 21:11:57
黄・黒の組み合わせは止まれ・注意ですね。
トンボの仰せの通り立ち止まって、撮ってみました。
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