先日の芦ノ湖西岸歩道ではギボウシが少しだけ咲いていた。
今頃はもっと増えていることだろう。
少しだけ咲いていたものといえば、このタマジサイもそうだ。
真ん丸の蕾はたくさんついていたので、そろそろ見頃かもしれない。
花に止まっている蜂のような虫はヨツスジハナカミリのようだ。
樹液や花の蜜を食べるにあたり蜂に擬態して身を守っているのだろう。
ほかにもノリウツギなどアジサイの仲間が咲いていたが、案外チョウは少なかった。
このチョウはキマダラセセリかヒメキマダラセセリか迷うところだが、
このように翅の裏を見せてくれるとヒメキマダラセセリだと区別できる。
名前の由来となるブドウ科だけでなくタマアジサイも食草とするブドウドクガというのがいる。
今回見つけた幼虫はなかなか面白い衣装をまとっている。
↓ 毛虫の写真です。苦手な方はパスしてください。
ブドウドクガの幼虫
☆ ギボウシや 一二三四と 先へ咲き
☆ ノリウツギ 縦笛作り 鳴らしけり
☆ 毛虫とて 見れば見るほど かわいけり
ふつうは毛嫌いされることがほとんどなのですが、あれこれ飾り立てているのが微笑ましいです。