3月に20人ほどで歩くコースの下見のために裏高尾・日影沢へ行った。
下見参加者は元気な人ばかりだったので、昼食の後で小仏城山まで足を延ばそうかということになった。
小仏城山は標高670mなので599mの高尾山は少し下に見える。
道々、タチツボスミレが咲き始めていた。
こちらはタチツボではないスミレだが詳しい名前は分からなかった。
小仏峠を通って下山する途中、標高369mあたりに113号一等水準点の標石があった。
一等水準点は主要道路の約2kmごとに全国で15000カ所近くあるらしいが、
旧甲州街道のここは明治17年4月に設置されたらしく若い番号がついている。
小仏まで下りて小仏山・宝珠寺にさしかかると都天然記念物の文字が目に入った。
境内にカゴノキ(クスノキ科)の大木があるのだ。
樹齢は3~400年。高さ約23mで目通り幹囲が約4mあるそうだ。
このまだら模様から鹿子の木の名前がついたのであろう。
山で食べるにはカラシより味噌がいいかもしれませんね。
城山でオデンを(こんにゃく)鍋でゆでて打っていた。
味噌をつけて食べた思い出があります。
高尾山麓の裏側を小仏まで行く途中に日影沢という場所があって、そこに珍しい植物が見られるのです。
水準点は高さ、三角点は位置(緯度、経度)でこれらをもとに全国が測量されているみたいです。
樹皮が剥落する木はときどき見ますが、カゴノキの模様は名前にピッタリですね。
あちらに登ってからこちらと、山二つ登られたのですね。下見の皆さん、とてもお元気!
こちらの小仏城山へ登られたことで、こちらならではの収穫もおありになりましたね。
「水準点」が何か分からなかったのですが、水準測量という方法で
土地の高さを測定した点なのですね。
都の天然記念物の大クスノキは、風格がありますね。
木肌も特徴的な斑模様で、これなら鹿の子につながると、なるほどと思いました。