林の中に茎が折れたウバユリの実があった。
中の種子はかなり飛んでしまったが、まだ何枚も残っている。
何枚という言い方をしたのは、こういう膜みたいなものの中に種が入っているからだ。
真ん中のも実の中に残っていたものだが、種が抜けてしまっている。
林から出るとアオギリの大きな木の枝先に星のようなものが散りばめられている。
袋果が飛んでしまった跡が小さな星を作っていたのだ。
アオギリの袋果
モミジバスズカケノキには3cmぐらいの丸い玉がたくさん下がっていた。
この玉は小さな果実がいっぱいついた集合果だ。
この種子が全部芽生えて成長したら大木の密林になりそうだ。
葉っぱをいくつか集めてみた。
モミジバスズカケノキはスズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種なので、
葉の切れ込み具合は両者の中間的な形と見える。
1週間ほど前、アカネの木にヒメクロホウジャクの幼虫がいたが、
その後、別のアカネに色違いがいるのを見つけた。
ホウジャクの仲間の幼虫には緑型と褐色型があるらしい。
緑色のヒメクロホウジャク幼虫
ものすごくたくさんの種が入っていますね。風に舞い上げられてどこまで
旅するのでしょう。でも、このすごい数の種のうち、幸運にも育つことができる
のは、どれほどの確率なんでしょうね。うちの庭でもタカサゴユリが
実をぱっくり開けていて、うっかり揺らしてしまうと大量の種がこぼれ落ちますが、
翌春びっしり生えてくることはありません。
モミジバスズカケノキの丸い実は可愛いですね。持って帰って
オーナメントにしてぶら下げたいです。実際にそんなことしたら大変なことに
なるでしょうけれど。
今回会われたヒメクロホウジャクの幼虫は神秘的な色をしていますね。
カマキリなど他にも緑と褐色の両方存在する虫がいますが、何によって
色が決まってくるんでしょうね。不思議です。
阪急西宮北口駅の高速バス乗り場のよこに、ずらーっとこの並木があるのです。
バスを待つ間にいつも「可愛い木だな~」って思っていました。
確かに実がぎっしり生ってますよ、本当にこれが全部発芽したらたいへんなことに!(笑)
この辺りは雀やムクドリ(大軍)が棲んでますからね~ほとんどは彼らのお腹の中に消えるんでしょうけど、そのフンからもまた芽生えますしね。
晩秋は沢山の実が、寂しくなった木立の中で楽しませてくれますよね。
今別荘に居るのですが、降り積もった枯れ葉をサクサク踏みながら散歩するのが、とても楽しい季節ですね♪
ウバユリも同じ系統の実の出来方をしています。
冬の間に全部飛んで地面に落ちるはずですが、
そんなに発芽しないのは虫が食べるのか朽ちるのでしょうか。
モミジバスズカケの実は丸っこく優しい感じです。
ご近所のモミジバフウにも実がなっているでしょうか。
こちらは丸くてもちょっととがったところもあるのが面白いですね。
幼虫やカマキリの色違いはかならずしも種として独立しているわけではないようですが、
褐色の幼虫が成長して産んだ子供も褐色なのか興味があります。
駅前の並木などにはプラタナスがよく見られますね。
プラタナスは上にあげた3種類の総称だそうで、多いのはモミジバスズカケノキのようです。
この実をどんな鳥が食べているのか。
あまり記憶がないのですが、機会があったら撮ってみたいです。
ふかふかの落ち葉の上を歩くのは気持ちがいいですね。
巣足だともっといろんなものを感じられるかもしれません。
いつも朝一にコメするのですが仕事でした。
青い空に、種の白(3番目)遠くへ弾けてしまったやら・・・そんな思いがしました。
☆ あおぎりや
空に弾けて
子を残す
、
植物の種はたくさん出来てみんなどこかへ飛んだり運ばれたりします。
追跡しきれないので、みんなどこへやらですね。