東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

100年以上前製造の古い自動織機を修理(1/x)

2018年02月18日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 先日搬入したとても古い自動織機、今日から時間をみては修理しようと思います。今回は、モーターの回転が自動織機に伝わって、織機の各部分が少しでも動くように修理することにしました。搬入後、モーターが回ることだけは確認しました。ところが、自動織機軸のプーリーにVベルトをかけてモーターに繋げるとなかなか回りません。織機内の車軸などが錆で固着しているか油切れしているようです。そこで、我家の余っているギヤオイルを注すことにしました。

         古い自動織機のあちこちに油を差す


 織機の回転軸には油を差して、往復運動する箇所にはグリスを塗ることにしました。グリスは、近くのDIYのお店で購入しました。何箇所か油を注いだりグリスを塗りしましたが、自動織機はなかなか動いてくれません。モーターを動かし始めてしばらくするとモーターが熱くなりました。過電流が流れて熱くなったようです。そのため、しばらくモーターを動かすのは止めました。そして、Vベルトを怪しいと疑いました。

油差しにギヤオイル給油     グリスと油差し    往復部にグリスを塗布
  

 Vベルトを外してみると、何十年も動いていなかったため硬くなっていました。対策として手で揉んだうえでVベルトにゆとりを持たせてみました。すると、最初ノロノロ回っていましが、10秒位経つとおもむろに回転が速くなりました。やれやれモーターが正常回転するようになりました。また、自動織機のメイン車軸も正常に回転するようになりました。そこで、綜絖部を動かすペダルを踏むと、綜絖が前後に動くようになりました。やれやれ、修理の第一段階を超えました。今後はシャトル部の修理をするつもりです。

    硬いVベルトを緩める         綜絖部を動かすペタルを踏む
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春を待つ木々の花芽 | トップ | ボーイスカウト B-P祭のお... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

綿栽培,糸つむぎ,織り,染色」カテゴリの最新記事