東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 道普請(クリーン作戦),高松八幡宮の夏祭り,病気になった桃の幹を切断

2013年07月15日 | 樹木,果樹

 毎年、7月の第二日曜日の朝8時から道普請(クリーン作戦)です。私は去年と同じように、草刈機を持って1班の皆さんが集まる場所に行きました。そして、道端の草を刈り取りました。また、街路樹にからまる藤を取り除いたりしました。道普請が終わると、集合場所に集まって班長の挨拶後に解散しました。
 今日14日は高松八幡宮の夏祭りです。早朝から神輿が麻里府から麻郷にかけてあちこち巡ります。私の住む地区には、午後5時頃に笛を吹いたり太鼓を叩きながらの神輿が到着しました。昔は何人かが担いで巡ったのでしょうが、今は車に乗って巡っています。

      朝の道普請(クリーン作戦)             御初穂料奉納でいただいたお札他
 

 私は、40年以上山口県にいなかったので、神輿にどう接してよいか全く分かりませんでした。近所の親切な方に、御初穂料を奉納することを聞いてそのようにしました。教えていただきありがとうございました。奉納すると、ご飯に入れる初穂米や五穀豊穣のお札をいただきました。
 神輿を遠巻きに眺めていると、同級生のT君にばったり出会いました。この春から、高松八幡宮の氏子総代をY先生から引き継いだそうです。Y先生は私の恩師で、中学生時代に英語を教わりました。その頃、Y先生の家に遊びに行ったことがあり、庭の芝生の緑がとてもきれいだったことを覚えています。当時、芝生がある家は珍しかったです。
 氏子関連の皆さん、早朝からご苦労様です。

        車に乗ってやってきた高松八幡宮の神輿(麻里府や麻郷を順に巡っている)


 ところで、桃の木が重篤な病気になったようです。その兆候は、桃の幼果に袋がけをしていた頃にすでに兆候がありました。ある枝の葉が縮れていたのです。ほんの少しの枝先のことでしたので、たいしたことはないと思って、そのままにしておきました。ところが、桃の実を収穫しはじめた7月上旬に桃の木の約半分の葉っぱが縮れ始めたのです。袋がけしていた桃の実は大きくならず、みんな小さいままカビが生えていました。もちろん葉も茂りません。これはもう桃の病気しか考えられません。

            一度大きな枝を切断するも、他の枝も病気に(〇の部分)   


 病気の症状が出た太い枝を切断しました。その枝を切断した時、粉がふいたような木屑が出てきました。これは変だと思っていたら、しばらくして新たに他の枝も病気の症状が出てきました。これまま放置すると、桃の木全体が病気になると考えられました。

   新たに病気の症状(縮れた葉)の枝            仕方なく、根元を深く切断
 

 私は桃の専門家ではないのですが、一旦病気が出た木は伐採して焼却することがあるそうです。さすがに、伐採して焼却するのは躊躇しました。そこで今回、桃の根元の一つをばっさり切断することにしました。これで、この桃が助かるかどうかは分かりません。もし桃全体が枯れてしまうならば、新しい場所に桃の苗木を植えようかと思います。

        根元をばっさり切断した桃の幹、切断しなかった幹は助かるでしょうか?


 切断した幹の切り口には、腐敗菌が入らないようにシール剤を塗っておきました。これで、切断面が保護されましたが、桃の病原菌が他の幹に移っていないか心配です。今回の切断が成功したかどうかは秋に分かると思います。失敗の場合は、桃の木自体を伐採してたき火で燃やそうと思います。人間が品種改良して作り出した果樹は、どうしても病気に弱いようです。私は桃に殺菌剤や防虫剤などの農薬をいっさいまきませんでした。このため、はからずも病気になってしまったのではないかとも思っています。この次に桃を作る場合は、実が小さくても病気に強い品種を作りたいと思います。

     切断面に殺菌シール剤を塗布        殺菌シール剤を塗り終えた切断面
 


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