東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ようやく、すべての経糸を織機に張り終える

2021年08月28日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 残っていた中央部の経糸を張り終えました。黄色に染色した毛糸を張りました。これで、白色,青色,そして黄色の経糸を全て張り終えました。次回は張った経糸を巻く作業と、経糸の半分を綜絖に通し直す作業があります。それらの作業を終えて、かつ横糸の染色が終われば、いよいよ織りに入ることができます。

      筬のスリットに通しながら、残っていた黄色の経糸を張る


 前回経糸を張った時、黄色の経糸を張れるように間を空けておきました。中央の白い経糸8本を挟むように両側にそれぞれ8本ずつ張りました。この経糸も単糸であるため、織る時に経糸同士が絡み合うことが予想されます。そのような経糸のため、織る時は横糸を1本ずつ注意深く通す必要があります。当然のことですが綜絖を上下前後移動するたびに、経糸がからんでいないか確認する必要があります。

 綜絖通しで経糸を引く    経糸を端の棒に結ぶ   あと残り8本の経糸
  

 前回の織りで苦労したのは、経糸同士の干渉です。それを少しでも防ぐため、水で薄めた糊を経糸に吹き付けておきました。単糸ではどうしても避けられない糸の解けを少しでも防止する効果もあります。次はいよいよ経糸を軸に巻きつけようと思います。今後は、デザインを決めて、横糸を染色するなどして、織りに入ることができればと思います。

  この状態で薄めた糊をスプレー     糊が乾いてから経糸を巻きつけ
 


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