東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

イヌビワの皮を剥ぐ

2023年07月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日クルミの皮を剥いで収穫しましたが、今回はイヌビワの皮を剥いで収穫しました。クルミの皮は厚いので剥がす時に力がいります。しかし、イヌビワはそれほど力が必要ありません。クルミと比べて皮の厚さが薄いのが特徴で、あまり皮細工に使われていないようです。そのため、ほぼろなどの模様付けに使えないか、などと考えながら皮を剥ぎました。
 ちなみにイヌビワは野生種のイチジクのようです。小さなイチジクに似た実ができます。食用にできるそうですが美味しくないとか。

    筋状にナイフで切れ目を入れ、その切れ目に指をいれで皮を剥ぐ


 イヌビワの枝の皮をクルリと剥き終わると、裏返して紐で結びました。そして、軒下などにぶら下げて天日乾燥中です。ただ、今は長雨のシーズンなのでカビが生えてこないか心配です。秋になったら皮細工にでも使ってみようと思っています。

  服を脱ぐように剥く     剥けた皮一枚     裏返しして天日乾燥
  

コメント
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