東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

赤い花が咲くカンナの続きにマオランを移植

2023年07月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先日、周防大島に行ってマオランをいただきました。その葉から繊維をどうやって取り出そうか思案しています。水酸化ナトリウムを使うと葉肉が溶けて容易に繊維だけを取ることができます。しかし、劇薬ですのでためらわれます。
 さて、葉を切り離すと根の部分が残ります。そのままにしておくと枯れるか腐るので畑の土手に植えることにしました。畑の土手は今、真っ赤なカンナの花が咲いています。カンナの続きに2株植えました。今年は根付いて、来年に長い葉を出してくれたらなと思います。

    カンナの花が咲いている畑傍の低い土手に、マオランを植え付け


 ところで、真っ赤に咲いているカンナ、11年前に東京から田布施に持ち帰りました。私が精神障害者の方のホームヘルプをしていた時に見つけたカンナです。精神統合失調症の患者様だったのですが、一緒に外に出て道端のゴミ箱に掃除ゴミを捨てました。その時に偶然見つけました。道のコンクリートの隙間から息も絶え絶えに生えていた1株です。

   道端の土手に植えたマオラン     真っ赤な花を咲かせるカンナ
 

コメント
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