東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

丁寧に防鳥網を外し、成熟した小麦を刈り取り

2023年06月16日 | 麦,穀類,雑穀

 5月下旬以降、雨が降る日が多くなりました。小麦が成熟してきたのですが、毎年の今頃はいつ小麦を刈り取るか悩みます。刈り取りに良い日なのに出勤だったり、休日なのに雨が降ったりします。心の中は穏やかではありません。
 ようやく晴れた休日がきたため、急いで小麦を刈り取りました。一年ぶりに刈り取り機を動かしました。刈り取り機はノロノロ動くので、農機具小屋から小麦畑まで移動するのにとても時間がかかります。小麦畑に着くと、刈り取りはすぐに終わりました。

           防鳥網を外した後、小麦を次々に刈り取る


 刈り取りそのものは5分位で終わりますが、その準備に数時間かかるのです。その準備とは防鳥網の取り外しと天日乾燥棚作りです。
 最初、5月上旬に小麦に掛けた防鳥網を全て外しました。来年も使う防鳥網ですので丁寧に外しました。防鳥網を支えていた支柱やロープを張った杭も全て外しました。次に、刈り取った小麦を天日乾燥する棚を作りました。

  防鳥網を丁寧に外す    外した網を束ねる    網を外した小麦畑
  

 ところで、刈り取り機の調子が悪くて刈り取った小麦の1/3が結束に失敗しました。そのため、結束に失敗してバラバラになった小麦を手で縛りました。これがとても手間でした。
 続いて、結束した小麦束を次々に棚に掛けていきました。明日以降雨が降るとの天気予報でしたので、濡れないようにブルーシートを掛けておきました。一週間後頃の晴れた日に脱穀する予定です。

     刈り取り直後の小麦       雨除けにブルーシート
 

コメント
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