東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

越冬したサトウキビの茎を畑に植え付け

2023年06月12日 | 麦,穀類,雑穀

 越冬したサトウキビを畑に植え付けました。このところ雨の日が多いので湿った畑でしたが、あまり植え付けする日を伸ばせません。畑にクワで穴を掘りました。その穴にサトウキビの茎を斜めに差し込みました。すると、一週間くらいすると地中にある茎から根が出て、地上にある茎から芽が出てきます。今はまだ寒さが残る季節ですが、6月後半から猛暑に入ると、どんどん伸びてきます。

      越冬したサトウキビの茎を、畑に掘った穴に斜めに植える


 晩秋から5月にかけて、約半年間の越冬でした。保存方法が良かったのかすべてのサトウキビが越冬に成功しました。越冬はとにかく温度管理が肝です。次に湿度管理です。今年の晩秋も、例年通り越冬するための茎を選別しようと思います。

  越冬したサトウキビ    植え付けの穴を掘る    植え付け後土寄せ
  

 ここ数年猛暑日の夏が増えましたが、寒さを嫌うサトウキビにとっては吉です。そのため、路地で越冬するサトウキビが増えてきました。今年は3株のサトウキビが越冬しました。路地で越冬してくれると、室内で越冬する作業が無くなります。サトウキビ栽培がとても楽になります。

   植え付け終わったサトウキビ      路地で越冬したサトウキビ
 

コメント
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