東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い五右衛門風呂を復活をさせるため、まずは錆落とし

2023年01月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今日は雨のため畑仕事ができませんでした。そのため、昔我家で使っていた五右衛門風呂の錆落としをしました。このお風呂は、私が高校生の時まで使っていました。高校卒業後、納屋に50年位眠っていました。
 先日、収穫したシダの茎を煮るための窯のお話を聞きました。シダ籠を作るために必要な工程だとのことです。ドラム缶でも構わないとのことでしたが、我家にある五右衛門風呂(径70cm,深65cm)でも使えそうとのこと。そのため、50年ぶりにその五右衛門風呂でお湯を沸かしてみようと思い立ちました。まずは、錆の状態を確認したあと錆落としをしました。

         古い五右衛門風呂、底をグラインダーで錆落とし


 野外に放置されてていた期間があったため、あちこちに錆が発生していました。ただ、穴が開くほどの深刻な錆ではありません。水を抜く穴は、木と布を工夫して栓をしようと思います。
 最初、金槌で叩いて錆を落としたり、スクレイパーで錆を剥がすように落としました。その後はグラインダーで風呂窯底の錆を落としました。そして、錆が再び発生しないように塗料を塗っておきました。火に耐える耐熱性の塗料です。なお、塗料が乾燥するのに一時間以上かかります。その間錆落としができません。そのため、あと3回位に分けて全体の錆を取ろうと思います。

 50年位使わなかった窯  スクレイパーで錆落とし  グラインダーで錆落とし
  

 錆を落とした後、春までに一度お湯を沸かしてみようと思っています。五右衛門風呂を支える工夫ですが、鉄管,ブリキ板,そして波板を組み合わせます。火を焚く場所は延焼しないよう畑を使おうと思います。薪はたくさんあるため燃料の心配はありません。
 シダの茎を煮る使い方もありますが、夜に一人で露天の五右衛門風呂に入り、風の音や虫の鳴き声を聞きながら星空を見上げるのも風流で良いのではないかと思いました。

  古い五右衛門風呂底の錆を落とす     錆を落とすと耐熱性塗料を塗布
 

コメント
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