東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

風なく快晴、和気あいあいと、わら細工民具ほぼろ(わら籠)製作講習会

2023年01月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 年末から計画を進めていたわら細工民具ほぼろ(わら籠)の製作講習会をしました。風もなく快晴だったため、外に出て麦畑傍の畑で開催しました。去年の講習会に参加した方も初めての方々も、みんな和気あいあいに楽しくほぼろを作ることができたと思います。
 番外編として、麦踏みをしていただいたり、簡易かまどで調理した甘く美味しいお汁粉を楽しんでいただきました。そして最後、参加者全員がほぼろを完成できたので良かったです。この5月に再度講習会を企画し、猫ほぼろ(ほぼろ版の猫ちぐら)などを作る予定です。

        完成したほぼろ(わら籠)を)を手に、参加者の方々


 早朝8:00、快晴で無風でしたので野外の麦畑傍で講習することに決めました。皆さんに座っていただくブルーシート2枚を敷いて、その上に馬や駒、サンプルのほぼろなどを置きました。近くに簡易かまどを置き、燃やす薪や木切れなどを置きました。そして、少し離れた所に薪にする枯木や斧を置きました。準備ができあがると、8:50頃に皆さんを迎えに行きました。

  ほぼろ製作を開始     わらを木槌で叩く     底部の状態を確認
  

 皆さんが集まると、早速ほぼろの製作に入りました。最初私の方から、わらの扱い方や馬や駒を使っての編み方などを説明しました。そして、ほぼろの側面を完成した正午頃に気分転換に麦踏みをしていただきました。麦踏み初体験の方が数人おられました。その後、冬の日差しを浴びながら楽しい昼食休憩をとりました。

   気分転換に麦踏みを楽しむ       午後、ほぼろ底部の編み込み
 

 午後からは、ほぼろの底部の編み込み(巻き結び,チェーンステッチ,蜘蛛の巣編み)をしました。底部の編み込みの出来でほぼろの出来がほぼ決まります。15:30頃にほぼろに手さげ紐を取り付けて完成です。
 16:00前から日差しが傾いてだんだん寒くなりましたが、暖かいお汁粉をいただいて体を温めました。そして、16:15頃に解散としました。講習会が計画通り進行して良かったです。お手伝いしていただいた方々ありがとうございました。そして、講習会に参加された方々お疲れさまでした。

        傾いた日差しを浴びながら、もう少しでほぼろが完成

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする