東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

銭壺山 日積側から積雪の急斜面を登る(2/3)

2023年01月30日 | 歴史探訪他ウォーキング

 散々苦労して、積雪の銭壺山にたどり着きました。快晴の青空を雪雲が巻き上がっていました。数十m先に見えた山頂、最初枝先に梅が咲いているのかと思いました。梅ならば2月末にならないと咲いてないはずです。おかしいなと思いつつ山頂に着くと、梅の正体が分かりました。たくさんの枝先に氷が付いていたのです。つまり、樹氷が白く光って梅の花に見えたのです。

         樹氷に覆われた樹の枝、銭壺山の山頂に到着


 積雪の急斜面を上り詰めた場所に天狗堂のお社がありました。今までいろんな神社にお参りしましたが、天狗を祀ったお社は初めてです。どこから勧請してきたのでしょうか。建物内の記述を読むと、昭和50年代に改築したようです。今でも定期的に掃除やお祭りをしているようにみえます。

   天狗堂のお社      天狗堂に続く参道    天狗堂への参道入口
  

 天狗堂のお社で立ったまま休憩しました。すると、寒さから急に体が凍えてきました。そのため、すぐに脱いだ服を着こみました。少しの間の休憩後、天狗堂後ろの手すりがある山道を登りました。数分で車が通ることができる参道に出ました。その参道、南に行くと駐車場の広場がありました。氏子の方々はこの広場に車を駐車して天狗堂にお参りにいくのでしょう。

  樹氷が付いて白く見える枝や葉     山頂から見下ろした日積の里
 

 山頂に着くと、快晴だったため瀬戸内海,周防大島,日積,岩国,そして広島の呉方面が良く見えました。いつもはなかなか見えない四国が良く見通せました。その四国、屋根らしき建物もよく見えました。厳冬期のため空気が澄み切っていたのでしょう。
 山頂から少し降りると、東屋に行って昼食休憩をとりました。しかしながら、休憩していると凍った空気がすぐに体を冷やします。お湯が入った暖かい紙コップに、凍える手が救われました。少し休憩をとると、すぐに下山しました。

        日積側から銭壺山に登った、積雪の山道コース

コメント
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