東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

不作ながらも小豆の鞘を収穫、どんぐり帽子拾う

2022年10月25日 | 野菜:豆類ほか

 毎年小豆を栽培しているのですが、無農薬のためか去年はカメムシの大発生で全滅しました。今年もカメムシが発生していたため小豆を諦めていました。そこで、小豆を刈ろうと草刈機を持って小豆畑にやってきました。すると、わずかに小豆が実っているではありませんか。貴重な小豆、小学校の放課後学習 成器塾で子供達とお汁粉を作ろうと思います。
 今回、一昨年と同じように田布施コットンクラブの方々にお願いして、少ないながらも小豆の鞘を収穫していただくことになりました。ありがとうございました。豆ではなく鞘を収穫した理由は、子供達に小豆のことを知ってもらいたいからです。そのために、成器塾で子供達に鞘から小豆を取り出してもらおうと思っています。そして、去年できなかったお汁粉か又は水羊羹を作ってもらおうと考えています。

         小豆の鞘を収穫しているコットンクラブの方々


 小豆畑で小豆の鞘を探しました。すると、鞘がついている小豆と、そうでない小豆がありました。カメムシなどの害虫が発生した小豆は鞘が実っていません。それどころか小豆自体が茶色く枯れかかっていました。小豆畑の隅っこはかろうじて鞘が付いていました。カメムシが発生するしないは何が原因なのでしょう。風の向き、小豆自体の害虫に対する強さ、土壌の違い、カメムシが嫌がる虫の存在など、自然のからくりは不思議です。
 私が八王子市に住んでいた頃、無農薬にもかかわらず小豆がよくできていました。田布施より気候が寒いからでしょうか。その頃は昔の道具を使用して小豆を収穫していました。

  鞘の中に納まる小豆     どんぐりを拾う     どんぐり帽子
  

 小豆の鞘を収穫していると、どんぐりが落ちているのを見つけた方がいました。そして、たくさんのどんぐり帽子も。どんぐり帽子はどんぐりのへたの部分です。どんぐりやどんぐり帽子はドライフラワーの材料になるそうです。
 さて、収穫した小豆の鞘をこれから天日干しします。カラカラに乾燥すると、鞘が二つに割れやすくなります。次回の放課後学習は、最後の刺し子コースター作りです。作り終えた子供に、この鞘を割って小豆を取り出してもらおうかと思っています。

      天日乾燥中の小豆の鞘、虫に食われて鞘の色がいまいち

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