東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

須金フルーツランドと鹿野周辺を散策(2/2)

2022年10月18日 | 歴史探訪他ウォーキング

 採石場からしばらくして鹿野に着きました。当初、漢陽寺や水車などを見学する予定でした。しかし、ふれあいプラザ須金やかいたファームで楽しく過ごしたため、あまり時間が残っていませんでした。漢陽寺などは何度か来たため、農家レストランたぬきに行くことにしました。初めて行く農家レストランです。
 昼までに予約しておけば和食を頼めましたが、午後予約したためお蕎麦だけとなりました。室内はログハウス風で、レストランの周りにはたくさんの木々やハーブなどが植えてありました。巣箱が一つ樹にかけてありました。秋を感じながら落ち着いて食事することができました。

        落ち着いた自然に囲まれた農家レストランたぬき


 初めて訪れた農家レストランたぬき、農作業小屋を古民家風に改造してレストランにしたとのことです。レストランの周りにある畑で栽培した野菜、お茶の葉を採取して作った紅茶など、季節の感じさせる自家製和食が自慢のようです。少人数が、落ち着いた雰囲気で食事することができるレストランでした。あらかじめ予約した方が良いでしょう。ところで、調理をする方の体調不良で、開店記念日の2006年11月3日に合わせ、15年後の今年11月3日にお店を閉じるそうです。残念ですが仕方ありません。閉店前に行けて良かったです。

  落ち着いた雰囲気    お蕎麦をいただく     展示の鹿野ほぼろ
   

 席に座って周りを見ていると、農機具がいくつか壁に飾ってあることに気が付きました。牛が引く鋤,背負い籠,石油ランプなど懐かしい物ばかりです。それらの中で、目が点になった農具がありました。それはほぼろです。ほぼろとは、この春に私が講習会を開いて作り方を教えたワラ細工の籠のことです。鹿野のほぼろは紐に特徴がありました。背中に背負えるように工夫されていました。早速ですが同じものを作ってみようと思います。この農家レストランを訪れて、私の一番の収穫でした。

   美味しそうな各種創作パン       二階は猫ちゃんの写真館
 

 食事が終わると外に出て秋の風情を楽しみました。クルミを拾ったり、秋の花を愛でたりしました。そして、近くにある古民家風の子たぬきのパンのお店に寄りました。お店の奥にはピザ窯のようなパンを焼く窯がありました。山口産の小麦、鹿野の食材、そして山口県の薪を使って焼いているそうです。いろいろな形にアレンジした創作パンが並んでいました。さっそく購入しました。ところで、二階には猫の写真集が展示されていました。鹿野を楽しむと一路田布施に帰りました。参加された方々、お疲れさまでした。

           訪れた須金フルーツランドや鹿野周辺

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